新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

香川への旅2022 ③

2022/11/15(Tue)

そんな感じで捻挫の痛みに耐えつつ快速「マリンライナー」四国
へ向かっておりますクラ駅長です。

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やはり同列車一番の「見せ場」瀬戸大橋でしょう。今回は先頭
車両のグリーン席で、しかも運転席直後の平屋部分からの眺望に
なります。…開通から30年以上経っても、やはり新鮮に感じますね。

しかし上が道路鉄道構造物の中を走ってる事になるので
前方の視界と言うのはトラス鋼材囲まれた風景が延々と続く感じに
なります。左右の景色と言うのも画像にすると鋼材が目立ちますね。

右のような風景デジカメで撮ると、画角の下の部分歪んだ絵
になります。…コレは画像を横方向の線として上から順に処理して
行くから、下の方ではタイムラグが生じるのだと聞きました。

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時折保線工事の作業員さんが立ってましたが、この人たちドコから
来るんでしょうね?普通の線路のように「線路脇に車を駐めて」と言う
ワケに行かないだろうから、児島坂出から延々と歩いて来るのか?

…又はを走る高速道路から、どうにかして線路へ降りる手段がある
のかも知れません。まぁそうでナイと効率が悪くて仕方ナイでしょう。

そんな感じで瀬戸大橋を渡り、四国へ上陸しました。

ココから高松方向多度津方向へ線路が左右に分かれます。いつも
そのまま特急高知や松山へ行ってしまう事が多いので、高松方向
へ曲がるのは久し振りかも知れません。

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ココのデルタ線複線の線路無駄なく3方向へ行き来する構造
なので、鉄道の線路と言うより高速道路のジャンクションみたいな
イメージですね。先頭車両からソノ構造がよく見えました

予讃線でココから高松までの間にはノート設置駅として端岡
ありますが、ココは通過して帰りに寄る予定にしています。
…と言う事で終点の高松に到着。片道53分短かい旅でした。

岡山~高松寝台特急の「サンライズ瀬戸」を除けば特急列車
設定がなく優等列車快速「マリンライナー」のみになります。

まぁこの距離なら快速で充分だし、グリーン車指定席もあるから
観光客も納得させれるのでしょう。…同時期に開通した青函トンネル
とはカナリ違ってしまいました。

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JR四国「アンパンマン一辺倒」なのが困り物ですが、取り敢えず
記念に押さえておきました。

…それはイイとして、ホームの端にあった「連絡船うどん」は前回に
見た時は臨時休業だったのが、店舗ごと無くなってました。

コレは残念です。駅の改札を出た商業施設にある店舗と統合された
らしいんですが、構内にあってこそ「連絡船うどん」じゃないの?

滅多に来ない者がコレ以上言っても仕方ないので、先へ進みます。
高徳線屋島へ向かうんですが、少し後に普通列車はあるものの、
時間節約のため短距離だけど特急「うずしお」に乗りましょう。

JR移管後2000系が段々と廃車になってると言うのに、国鉄型
キハ185系しぶとく残ってますな。

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国鉄時代四国九州や北海道より発展が遅く特急「しおかぜ」
「南風」だけしかなく、その他の区間は全て急行で済ませてたような
イメージがあります。

例によって「増収のため分不相応格上げ」なのでしょう。急行並み
の停車駅で、栗林や屋島にも停まる事になってしまったようです。

国鉄フォントガチ方向幕珍しくなりましたね。
途中下車として改札を出て、自由席特急券を買い直しました。

→次回に続く



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No.1325 乗り鉄日誌>JR四国

香川への旅2022 ②

2022/11/14(Mon)

…そんな感じでまた土日を挟みましたが、四国への旅続きと言う
事で、岡山駅から実は初めて乗る現行型マリンライナーの紹介に
戻りますクラ駅長です。

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現行型マリンライナー高松方の先頭車ダブルデッカー構造
になっており、運転席直後平屋部分と2階グリーン席1階
連結面側の平屋部分が普通車指定席になっています。

…前回にも書きましたが、JR東日本中距離電車用グリーン車
運転席を付けたようなスタイルですね。

前後に螺旋階段があり、平屋部分の乗降口からそれぞれの階
行けるようになってる点も同じでした。

ディスプレイ部分JR四国のキャラクター「スマイルえきちゃん」
が飾られています。帰りに乗った車両にはアンパンマン列車の模型
が入ってました。

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2階のグリーン席1階の普通車指定席です。

双方とも4列の回転式クロスシートで、シートピッチも同じですが
普通車の方は背面のテーブル無くリクライニングの傾斜角度
浅くなっており、差別化が図られてるとの事でした。

…ココで昨日の記事「健康管理について」にも関連してくる話ですが、
こんな感じで車内の写真を撮ってて1階席に降りた時、階段を踏み
外して左足を
見事に捻挫してしまったんですよ。

殆ど旅の冒頭の話なので、以後の行動が大変でしたがソレは追々
ともあれずっと左足を引きずりながら2日間…と言うか帰ってから
も10日ほど完治せず面倒な生活になってしまいました。

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痛いの我慢しつつ紹介を続けますが、今回私はグリーン席
うち、運転席直後の平屋部分1列のD席…進行方向に向かって
右の窓側を取りました。

鉄道車両の運転席は基本的に左側にあるから、最も眺望が良い
とされる場所です。で実際に見てみると左側のAB席一段高く
作られており、運転士さんの頭越し前方を見る事が出来ます。

…幸いな事に当該列車のココは私以外に買った人は居ないよう
ですので、貸切状態で乗る事が出来ました。平日に休める仕事
と言うのは、こう言う場合に便利です。

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傾斜角度は左のような感じですね。後方他の座席がナイから
気兼ねなく倒す事が出来ます。但しあまり倒しすぎると前方が
見難くなるので、ほぼデフォルトの位置で座ってました。

難点としては、この区画は1列しかナイのにシートの前に折り畳み
のテーブルない事か。…ひじ掛けから出る小さなテーブルでは
飲み物ぐらいしか置く事が出来ません。

Wi-Fiの電波は飛んでるようですが、コンセントありません

…まぁ岡山~高松の全区間を乗っても1時間足らずの行程なので、
パソコンを出して作業をする程の時間もありませんが。

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ともあれ岡山を発車。まずは宇野線海岸方向へ向かいます。
…やはりワザワザ指定して取っただけの事はあって眺めがイイ
ですね。しかも他に誰も居ないと言う環境が素晴らしい

本州最後児島乗務員さんが交代し、程なくすると瀬戸大橋
渡ります。…何だカンだと四国へは頻繁に行くものの、列車で渡る
のは久し振りですね。

若い頃…てかつい最近まで、軽い捻挫程度なら1時間もすれば
何とも感じなくなってたものが、今回は矢鱈と痛いままです。

取り敢えずズボンの裾をめくって見るも、外見上の変化全くナイ
ので、折れたり剥がれたりと言う状況でもナイと思われます。
我慢してこのまま旅を続ける事にしましょう。

→次回に続く



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No.1324 乗り鉄日誌>JR四国

高知への旅2021 ③

2022/01/15(Sat)

…と言う事で観光列車「時代の夜明け」で到着した土讃線窪川駅
に居りますクラ駅長です。

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乗り鉄何度か訪れてる駅ですが、大抵は短時間予土線
乗り継いでたから、あまり改札を出た記憶ナイのですよ。

駅舎内の待合室は恐らく「時代の夜明け」に合わせてリフォーム
された物なのでしょう。明るくお洒落なデザインになってました。

「しまんとえきめし」と題された飲食店が入ってますね。
…イメージからして昼間でも一杯飲めそうな雰囲気ですが、今回は
「時代の夜明け」散々飲み食いしてきたのでヤメておきます

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その「時代の夜明け」15:13復路便「開花の抄」として折り返し
ました。しかしのんびり走る観光列車なので、高知着後発特急
「あしずり12号」よりになります。

今回は日帰り奈良へ帰る必要があるので、時間節約のため定期
列車のソレを買ってきました。高知「南風24号」岡山「のぞみ
60号」に乗り継げば当日中奈良まで帰れます。

…ホントは高知市辺りで一泊して、のんびり周辺の四国霊場のお寺
とか回りたい所なのですが、謎のウイルス一段落したのか休日の
正常に戻ってきましたのでね。

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テーブルも例の坂本家の家紋を模したデザインになってますし、
壁に沿ったカウンター席にはコンセントもありました。

昨今のJR四国特急列車の他に主要駅の構内でも無料のWi-Fi
が使えるようになったので、ココでの1時間強を含めれば京都到着
までカナリの時間画像の整理に充てる事が出来ます。

…また山越えの区間では電波が悪いでしょうが、出来る限りの事
は済ませておく積りでパソコンを開いて作業を始めます

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待ち時間が済んで「あしずり12号」に乗車。…「まだ残ってたか」
言う感じの2000系でした。…「日本初制御付き自然振り子」と言う
事で、この車両とて登場時は画期的だったように覚えています。

同系列にはコンセントWi-Fiの設置が見送られていますが、直前
まで駅で充電してたから高知までの1時間程度なら持つでしょう。

「時代の夜明け」より先に着くワケだからドコかで追い抜く事に
なります。観察していると須崎「あしずり12号」が先しました。

「開花の抄」須崎19分間停まるので、駅舎側の1番線を譲って
ますね。恐らく何らかのイベントをやってるのだと思われます。

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高知「南風24号」に乗り換えて岡山へ。…同列車は宇多津まで
高松行きの「しまんと6号」を併結しています。

「夕食も駅弁で」と思ったんですが、夕方になるとホームの駅弁
売り場閉まっており、13分の乗り換え時間で改札外の商業施設
まで行ったんですが、残ってたのは焼き鯖寿司だけでした。

カナリ慌ただしい1日でしたが、楽しみにしていた豪華列車に乗れて
満足な日でした。記事数もソレなりに稼げたかな?

では続けて、久し振り実家移住計画の報告を挟み、2021年最後
駅ノートを描きに岡山県の内陸部へと旅します。




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No.1021 乗り鉄日誌>JR四国