新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 土佐北川

2019/09/30(Mon)

そんな感じで坂出から約1時間半で、土讃線土佐北川駅に到着
しましたクラ駅長です。

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…見た目は普通のトラス鉄橋ですね。何の知識もなく車で走ってる
だけなら、ココに駅がある知らない人も多いと思われます。

鉄橋は吉野川の支流にあたる穴内川を跨いでおり、その上に交換
設備島式ホーム駅がある構造のようですよ。

調べてみるとココは、昭和61年線路のルート変更があり、ソノ時に
駅も新しくなったようです。…山陰本線保津峡駅と似た事情だな。

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地味駅名看板が取り付けてある橋脚の向こうに、駅へ向かう階段
があります。…登って線路に沿って細い通路を進むと、ホームへの
入口に通じてるようでした。

…ちなみに駅の反対側からも似たような通路があります。川を渡ら
なくていい分、そっちの方が少し近いでしょう。

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鉄橋を渡り切った側のプレハブ小屋みたいな待合室があります。
は開けようと思えば開くんですが、一方がすぐ壁なので、
殆ど通りません夏場の事だったんで虫も多いですな。

土讃線阿波池田~土佐山田山間部普通列車ダイヤが薄く
午前中に数時間の空きがあったりしますね。

後で行く新改駅同じ条件ですが、向こうは早朝と夜間通過して
しまう列車があるので、更に本数は少ないです。

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ともあれ一度、ホームに上がってみましょう。地図アプリで測って
みると、トラス鉄橋の長さが約180m、ソレに収まる長さのホーム
120m(6両長)ありました。

駅の両端がすぐトンネルと言う事もあり、特急列車で通過したと
しても、ココに駅がある事すら気付かない人の方が多いかな。

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駅ノートはそのプレハブの待合室にあります。…ダイヤの薄い区間
ではありますが、秘境駅としての人気も高いのか、絵師さんたちの
作品多数確認出来ました。

訪問時に置かれていたノート2冊通し番号6番と7番ですね。
バックナンバードコにあるのか不明ですが、複数の作品が存在する
方は、最新の物を掲載しておきます。

20190930k.JPGでは私の絵ですが、先述の「特急
列車で通過しても、駅の存在
気付かない」と言うイメージをネタ
にして、こんな感じになりました。

運の悪い役回りは大抵がのろ
なんですが、例えば「土佐北川
居るから列車から見てね」みたいな
約束をしてたのに、ぱのてん
駅弁に夢中見落としたとか。
速度が速いので車窓はブレてます

ちなみにのろのポーズはつるぎさんのアレをモデルにしてあります。
説明しなくても分かる方には分かりますね。

そして大きなミスなのですが、同駅島式ホームなので、列車が左側
通行で通過する場合、車窓から見えるホーム反対側になります。
…ココまで大きい勘違いは、流石に修正出来ず開き直っておりますが。

そんな感じで10時頃から始めてお昼過ぎ完成しました。続いては
10kmほど高知寄り駅ノート設置駅である新改へと向かいます。

→次回に続く



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No.183 駅ノートの記録