新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 勝原

2020/08/05(Wed)

そんな感じで岐阜県から福井県に入り、九頭竜湖を通って今回の
目的地2箇所目となる勝原駅に到着しましたクラ駅長です。


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駅の隣、幹線道路から来ると奥手の方向に立派なログハウス調
の建物があります。最初はコレが駅舎かと思ったんですが、手前の
小さい方の建物でした。

ログハウス地区の公民館のようです。がこんなのと並んでたら
やっぱり見劣りするぞ。自治体の方がカネ持ってるんでしょうが。

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越美北線自体が意外と新しい路線であり、同駅昭和35年に暫定的
終着駅として開業。昭和47年九頭竜湖まで延長されました。

…恐らくは開業当時からの駅舎であり、元は有人駅だった筈ですが、
現在は無人化され、必要最低限の物しかナイ駅になっております。

駅にトイレ無く、隣の公民館の物を使うように案内されてましたが
開いてる時でないと無理なようですね。

そもそも越美北線本数が少ない上に、しかも途中の越前大野
半減するので、この区間日に5往復しか走らないのか。

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駅の読み方「かつはら」でなく「かどはら」
…昨日の「角川…つのがわ」に続いて微妙な難読駅名です。出掛けに
カーナビで検索しようとして「かつはら」と入れてもヒットしない筈だわ。

ホーム1本棒線駅で、貨物ホームだったと思われる引き込み線の跡
が残っています。この駅でドノ程度の需要があったのかはですね。

滞在中に走ってきたのが2本目となる九頭竜湖行き。ココもキハ120型
ですが、越前大野の観光キャンペーンのラッピング車両でした。

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乗降客少なそう田舎の駅ですが、周辺には花壇などがキレイに
整備されています。またにはお花見スポットでもでもあるらしく
駅ノート満開の桜の写真が貼られていました。

その駅ノート登山届と一緒に置かれています。…よくある「何で
こんな駅ノートがあるのか?」なイメージだったのですが、本来は
登山客向けの物なのかも知れません。

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その駅ノート設置者として東北
大学医学部鉄道愛好会の署名が
入った物です。無駄に達筆ですね。

東北大学だから東北の人だとも
限らない話ですが何でココに置こう
と思ったんでしょう?

絵師さんの作品は2点、ドコにでも
出てくるケンさん河合野好さん。

A4サイズのノートではありますが、どうも製薬会社が出してる
何かの小冊子流用した物らしく、後ろ半分ぐらい漢方医学の
豆知識みたいな内容なのです。

医学部学生(又は教員)さんが置いた物だからなんでしょうが
見た目より描く所が少ないので、すぐに埋まりそうな気配ですよ。

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さて私は…ずっと雨続きなので、
この駅ではある必然性はナイ
ですが、このようなネタを考えて
みました。

…昔チョコレートのCMで、こんな
感じのがありましたね。

のろも時々イケメンキャラにして
あげないと社長怒られそうで。

仕事がヒマなうちに色々と片付けておきたいので、今回は福井から
帰って1日仕事して、また翌日から出掛ける事になってます。

…続いては広島県芸備線で残ってる駅を中心に回りますよ。

→次回に続く



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No.493 駅ノートの記録