新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国まんなか千年ものがたり ⑥

2019/09/23(Mon)

所用で京都の地下鉄に乗ったら、このようなゴミ箱がありました。

20190923i.JPG 20190923j.JPG 

使用済小型家電?まぁゴミ箱というよりリサイクルボックスなので
しょうが、たまたま通勤途中に「ぁ、そう言えば切れた蛍光灯あったわ」
みたいなケースはドノ程度あるのか?

と思って小型家電の所を覗いてみたら、古いスピーカーか何かが
入ってましたよ。事前にPRされてて利用者はよく知ってるんでしょう。

しかしコレは改札内に設置されています。運んでくるだけでも大変
気はしますが、ココなら転売業者とかに盗まれる心配もナイかな?と
思いますクラ駅長です。

さて「四国まんなか千年ものがたり」ですが、大歩危から約1時間
徳島県鉄道の要衝である阿波池田に到着しております。

改めて言いますが一般的な特急列車なら20分弱普通列車でも30分
程度の距離ですから、カナリの鈍足…ぃゃノンビリした走りですな。

20190923b.JPG20190923a.JPG

駅舎から最も遠い5番線に入りましたが、全てのホーム何らかの
列車が入ってると言う賑やかな状況です。…土讃線上下の特急
徳島行き普通列車接続するダイヤなのでしょう。

特急上りアンパンマン列車特急「南風20号」下りが同じく
「南風13号」です。

10分停車なので、まずはピカチュウ親方と約束した「駅蕎麦屋
どぅなった?」を探りに、跨線橋を走って改札口訊いてみました

…結果は当日にメールした通りですが、2年ほど前に閉店して後に
コンビニ(セブンイレブン)が出来た模様です。そりゃ残念

20190923c.JPG 20190923d.JPG

そんな感じで5番線の列車に戻ると、駅員さんアテンダントさん
記念写真を勧めて下さいましたので、用意されてた助役帽法被
をお借りして1枚。…こう言う状況を想定して白シャツにして正解

再び発車してお料理に戻りますが、もう1種類の地ビール追加して
しまいました。…アテになる食材が多くて酒が進むわ。

最初に注文した方の地ビール車両がデザインされたラベルだった
ので、持って帰ろうとしたらアテンダントさん「お包みしますよ」と。
…こんな事を言われたのは初めてです。行き届いたサービスですね。

20190923e.JPG 20190923f.JPG

土讃線は再び吉野川を渡ると、大きく左に180度の弧を描いて県境を
越える山間部に入ります。

…その手前の田んぼで、カカシと一緒に手を振って下さってるのが、
今回のお料理を提供しているお店の皆さん。そして白いコートの方
料理長さんなんだそうな。上手い演出だと思いました。

このタイミングで、お土産品オリジナルグッズ販売が行われます。
アテンダントさんが持って回るサンプルを見て注文し、最終区間
お会計と引き換えに渡して貰うシステムでした。こりゃスマートな。
 
20190923g.JPG 20190923h.JPG

そして次の停車駅が、四国随一秘境駅である坪尻。…私はもぅ何度
も訪れてますので特に珍しいもんではありませんが、皆さんと一緒に
ゾロゾロと降りてみました。

観光列車とは言え特急列車が停まってる」と言う状況が笑えますな。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.176 乗り鉄日誌>JR四国

四国まんなか千年ものがたり ⑤

2019/09/22(Sun)

20190922a.JPG
新見からの帰り、岡山からの新幹線
「のぞみ」激混みだったので次の
「ひかり」に乗ったんですが、余計に
時間が掛かる分のヒマ潰しとして
描いた絵です。

前日にキハ120の甲種回送を見た時
に思い出したんですが、最近の貨物
列車
車掌車連結しない代わりに
テールサインを出しますよね。

…アレが「くまモンの頬」に見えて仕方がナイ。積荷が巨大なくまモン
だったら、テールサイン要らないのではナイか?
非常に下らない発想ですが、ソノように考えてしまいましたクラ駅長です。

さて「四国まんなか千年ものがたり」ですが、列車は先程から阿波川口駅
に停車しております。

20190922c.JPG 20190922b.JPG

駅前では地元の皆さんが、特産品の販売を行っておりました。
左端は最初に妖怪たぬき着ぐるみで迎えて下さった男性ですが…

あっさりアタマ脱ぐなよ!…一気に中国クオリティじゃないですか。

ともあれ時間がソレほどありませんので、ホームの方なども撮って
おきます。ちなみに発車する時は、アテンダントさん(商店街
福引の大当たりみたいなの)を鳴らして合図してくれるとの事です。

20190922d.JPG 20190922e.JPG

駅務室らしき所の窓にも、妖怪たぬき張り子のお面などが飾れて
いました。…アタマだけと言うのが何ともシュールですが、だからコレ、
誰のセンスでデザインしてるのさ?

倉庫開けっ放しだったので覗いてみたら、他にも衣装などが多数
確認出来ます。フル動員したら何人分になるんだか。

20190922f.JPG 20190922g.JPG

色々と謎の多い阿波川口駅を後にして、車内ではそろそろお料理が
配膳されております。

木製の箱3段重ねになったお弁当スタイルですが、コレは「遊山箱」
と言う物で、昔の当地の人たちがお花見などの行事に持参したのを
再現した物なんだそうな。…内容がココまで豪華だったかですが。

ランチョンマット藍染め御当地物で、飲み物は地ビールが注文
出来るので、コレも併せて頂く事にしましょう。いや豪華豪華

20190922h.JPG 20190922i.JPG

ココまで線路に寄り添う感じで流れていた吉野川は、阿波池田の手前
で向きを90度東へ変えます。

…前日までが結構な雨で、川が些か濁ってました。当日もお天気の
心配はありましたが、何とか降らずに保ってて良かったかな。

そんな感じで路線の要衝である阿波池田駅に到着。…大歩危を出て
ココまで1時間と言うノンビリさですが、お料理もゆっくり頂いていい
ようなので、また車外へ出てみましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.175 乗り鉄日誌>JR四国

四国まんなか千年ものがたり ④

2019/09/21(Sat)

伯備線にも、日に数往復ですが貨物列車が設定されています。

20190921a.JPG 20190921b.JPG

方谷駅にずっと居て、通過列車特急「やくも」ばかりで飽きてきた
所を、何とか押さえる事が出来ましたクラ駅長です。

EF64って、 国鉄末期 ぐらいに0番台中央東線篠ノ井線での
運用が減って新たな仕事場として転勤したのが伯備線でしたよね。

1000番台は元は上越線用の機関車でしたが、JR貨物に移管してから
直流区間カナリな広範囲で見るようになった気がします。
…(模型で)1両買っとく?

さて「四国まんなか千年ものがたり」ですが、大歩危駅を発車して
最初の見所が例の第二吉野川橋梁でした。

20190921c.JPG 20190921d.JPG

私の席がある1号車は、大歩危寄りなので最後尾ですが、折角
なので先頭車まで行って見てみましょう。先頭部車掌側の壁
取り払った状態で、展望が利く構造になっています。

コレでもか徐行するので、先日泊ったサンリバー大歩危の建物も
しっかり確認する事が出来ました。…改めて説明すると、各部屋の
位置右の画像のような感じになります。

20190921e.JPG 20190921f.JPG

鉄橋を渡って吉野川車窓反対側に移ると、小歩危の谷間部分
入ります。小歩危駅では上下交換のため、カナリ長く停まってました

一般的な特急列車では、自動放送簡単な観光案内が流れるものの
カナリの速度通過して行きますから、ゆっくり見たのは初めてかも
知れません。こう言う所が観光列車ならではの特典ですよね。

20190921g.JPG 20190921h.JPG

そして最初の停車駅が、小歩危阿波川口と言う駅でした。
…ちなみに途中停車駅とは言っても、乗り降り香川県に入った琴平
善通寺限られています

ココは「乗客が列車外に出れる」と言うだけの話、15分停車します。

20190921i.JPG 20190921j.JPG

初めて降りましたがココは「妖怪たぬきの郷」と言う事になってる
らしいです。阿波地方には河童だの児啼爺だのと、矢鱈と妖怪伝説
が多い所へたぬきですか。

そう言えば、公園に巨大なたぬき像があった小松島徳島県だわな。

駅舎も見ての通り、たぬきのデザインです。そして地元の皆さん
妖怪たぬき着ぐるみでお出迎え。このデザイン誰が考えたのか?

暫く阿波川口駅見学する事にしましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.174 乗り鉄日誌>JR四国