新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

飛騨への旅2020 ②

2020/08/02(Sun)

そろそろ関西でも梅雨明けと言う事で、ますます暑くなる事を想定して
頭を更に短かく刈りましたクラ駅長です。

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一度コノぐらいまで短かくしてみたかったので、割と気に入ってます
その分、後頭部天然虎刈り更に目立つようになりましたが。

散髪屋と言うのは基本的に、しっかり意思を伝えないと中途半端
長さにされるような気がするんですよ。刈りすぎクレームになる
を恐れてるのかも知れません。

段階的に短かくして世間的なビジュアルを慣らし、最終的にはスキン
ヘッドでもイイかなと思うんですが、一応はまだ先の話です。

さて新たな報告です。…先月初旬の頃、新規駅ノート設置駅として
高山本線角川(つのがわ)越美北線勝原(かどはら)1泊2日
で回ってきました。

…日々ネット上(主としてTwitter)に流れている駅ノート有無の状況
を見て、ソレまで見落としていたであろう2駅です。

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まずは角川から行く事にして、東海北陸自動車飛騨高山方面
向かいのます。タイトルは前回に富山から飛騨にかけての高山本線
を回った時の「飛騨高山雪景色」①としての命名ですが。

時間的に余裕があるので遅め(8時頃)奈良を出て現地へ
向かいます。途中に「高速道路の標高日本一」と言う地点があり
ました(松ノ木PA付近)1,085mですか。

私の記憶では中央自動車だったんですが、その後に開通したココ
記録を更新してしまったんでしょう。改めて調べると中央道諏訪湖
付近1,015mがソレだったようです。

…ともあれ飛騨清見と言うインターで降りて、バイパス道路高山市
方向へ走ります。当日梅雨の長雨の最中で、九州では結構な被害
が出てた日です。奈良から飛騨までもずっと雨でしたね。

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東海北陸道高山市の中心街から15km程度離れた所を通って
ますが、周辺では最も大きな町であり観光地としても人気なので、
高速道路から枝分かれしたような高規格のバイパスがあります。

…今回は(も)観光地には特に用事はナイので、スルーして
曲がり、飛騨市(飛騨古川)を抜けて角川駅に到着しました。

ココで駅ノートを描くワケですが、先に内容を見た所、近くに有名な
アニメ「君の名は。」聖地さとれる場所がある事が分かりました。

実際には絵を描いた後見に行ったんですが、画像容量の都合
そっちを紹介しておく事にしましょう。

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…私は例によってアニメの話には疎いので全く知らないワケですが、
同作品に登場する田舎町飛騨古川によく似ているとの話が
あり、飛騨市JR東海ソレに乗っかったPRをしています。

地図で見るに角川駅からすぐの所にある「宮川落合のバス停」と言う
のがソレなんだそうです。…てか普通のバス停こんなマーク
付かないワケで、誰かが「アニメの聖地である」投稿したのでしょう。

はい、コレ(右)ですね。田舎によくある小さな待合室の付いたバス停
であり、私から見ると特に珍しい物ではありませんが。

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知らないなりに調べてみました左の画像拾い物です。

バス停路線バス廃止されたものの、地域スクールバス用
して残ってるようです。で、引きの絵で見ると状況が若干違います

向かって左にある門みたいな物は、荷物運び用の索道の支柱だと
思われますが、アニメではバス停すぐ隣にあって、間にある小屋
存在しない事になってますね。

また実際は背後は川な所が田んぼのような描写です。…索道は恐らく
川の対岸の山から材木などを運ぶための物なので、下が田んぼだと
あまり意味を為さない事になりませんかね?

…まぁフィクションだから細かい事言っても仕方ないでしょうが。

では時系列が前後しますが、角川駅駅ノートの報告に移りますよ。

→次回に続く



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No.490 タクシーもどき運転日報

豊田への旅

2020/07/25(Sat)

さて新たな報告です。
駅ノートと言う物は、日々設置撤去による数の増減がある物です。

また色々な情報錯綜してる場合もあって、なかなか上手く行かない
あると思って行ったらナイ近くを通ったのに知らなかった等。)物
でもありますが、ヒマな間に長期間行ってナイ所の状況を再度把握して
おきたいと思い、愛知~岐阜の近場を回ってきましたクラ駅長です。

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まずは愛知県ですが、豊田市名鉄挙母線(ころもせん)廃線跡に、
例のゆっくまーが設置したと言う廃駅ノートがあると聞いて、確かめに
行く事にしました。…勿論あれば描く積りですよ。

伊勢湾岸道から新東名に入り、豊田東と言う所で降りた付近に、名鉄
挙母線渡刈(とがり)と言う駅の跡があるそうな。

名鉄ってのは昭和初期矢鱈と路線を伸ばし高度成長期終わった
以降赤字路線をコレまた矢鱈と廃止したイメージです。
現時点では詳しく調べてませんが、同線ソノ1つなのでしょう。

廃線跡の多くが道路に転用されたようですが、一部が遊歩道のような
状態で残してある所も存在するとか?…右の画像では少し広めの歩道
に見える部分が廃線跡なのかな。

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そんな感じで渡刈駅に到着しました。…お天気良すぎて矢鱈と
暑いですね。ホントに梅雨の期間中なのかコレ?

車道に沿ってサイクリングロードのような敷石の部分があり、コレが
廃線跡だと思われます。ホームのように嵩上げした所に、駅舎
模したような東屋があり、休憩場として使われてるのでしょう。

そして架線柱に似せた構造物が何本か建ってますが、電力用の物
でもなければ照明器具も近くに別の物がありますから、単なる飾り?
雰囲気付けのサービスだとしたら気前のいい話ですね。

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東屋の隣に説明書きがありました。挙母線名鉄三河線上挙母
から分岐して豊田市を縦断するような形の11kmあまりの路線で、
渡刈駅はソノ真ん中辺りにあったようです。…廃止昭和48年か。

そもそも豊田市は昔は挙母市という地名だったのが、トヨタ自動車
の進出によって豊田市になった所ですから、トヨタ自動車前なんて
駅もありますね。

…今は従業員の殆どは車通勤なのかも知れませんが、自家用車
普及率が低い時代は多くの通勤客賑わった路線だった事でしょう。

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さして広くない余分な物が殆どない東屋なので、見たらすぐ分かる
のですが、駅ノートありませんね。

…帰ってYouTubeなどを見ると、設置から1年ぐらい存在し、ソレ
なりに書き込みもあったらしいのですが、どうもゆっくまーのアンチ
よって撤去されたようなんです。

ココは現役の鉄道駅じゃないから管理者なのか?恐らく地元の
自治会等だと思われ、迷惑か否かの基準は難しい所ですが、アンチ
によって撤去されると言うのは珍しいケースかも知れません。

…まぁYouTuberなんて好き嫌い分かれやすい存在でしょう。
ナイ物は仕方ありませんからに向かいます。

ココから直近設置駅は、コレまた廃駅ですが三河線枝下(しだれ)
三河広瀬ですね。過去の合併市域が拡大したからなのですが、
この付近も同じ豊田市だと言う事が些かの驚きです。

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…先に枝下駅を見てみましょう。
ココは駅ノートが殆ど雨ざらしの環境なので、管理状態悪いです。

私が以前に描いたやつは…前後の日付から推測してココに貼った
だろうというはあったんですが、絵そのもの無くなってました
直に描いてナイから自然に剥がれた可能性もありますか。

駅ノートの絵ファイリングしてる関係上、何となく偶数枚で描いて
行きたいと言う気持ちがあって、ココは「渡刈あったら描こう」程度
に考えてたんですよ。てかコレでは絵を描ける状況じゃナイし。

と言う事で今回の中で最も確実性の高い三河広瀬駅へ向かいます。
渡刈枝下状況だけ検視出来ればイイと言うアタマでした。

→次回に続く



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No.482 タクシーもどき運転日報

愛媛・高知への旅2020 ④

2020/07/08(Wed)

旅の途中で立ち寄ったラーメン屋の駐車場にあった看板です。

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深夜帯騒音防止について当たり前な事
色々と書いてあるワケですが「じゃんけん」
って何?ぃゃ、ココに書く意味の話ですが。

…少なくとも私はあまり見た事がナイような
気がしますが、ココでは深夜に(恐らくは車で)
来るような客が頻繁じゃんけん何事か
を決めてるんですかね?

で、ソノ結果として次は何をするのか?
…世の中には自分の知らない世界がまだまだ
存在する事に戦慄を覚えましたクラ駅長です。

さて予土線外から見る旅ですが、宇和島方向から走ってくると起点
窪川に着く手前にあるのが分岐点の信号場ループ線です。

…ぁ、予土線起点正式には窪川の隣の若井と言う駅からであり、
ココは正確には中村線になるのだな。

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若井駅を出た宇和島行きの列車は、次にある川奥信号場中村線
分かれループ線を一周して予土線に入る事になります。

ループ線直径は約700mであり、交差部分(下側はトンネル)を
撮った写真も見た事があったので「ネタになるかな?」と来てみました。
上の地図&画像の地点は信号場に入る直前の踏切になります。

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先にある信号場と同じ川奥踏切と言うようですが、交通安全啓発の
幟り旗で「中村線土佐くろしお鉄道だったな」と思い出しました。

…ココを第三セクター会社に移管する時、線路の戸籍そのまま
若井駅境界駅にしたのでしょう(重複区間とも考えられます)。

だから予土線を乗り通すにしても窪川~若井だけは土佐くろしお鉄道
を通る事になり、青春18きっぷ効かない事でも知られています。
新幹線が各地に延びて、このケースは後に矢鱈と増えましたね。

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踏切から信号場の入口部分が見え、少し戻った道路の法面から複線
になってる部分を見る事は出来ましたが、その先にあるダブルクロス
ポイントや高低差の分かる分岐点
は見えず…。

一応は踏切を越えた先も走ってみたんですが、木が茂ってて道路から
確認出来る部分にトンネルの開口部などは見つけられませんでした
(本格的に山の中を歩けば行けるのか?)。

何か列車中村線に入る特急でも通れば好都合な所ですが、時刻表
を見るに2路線上下方向とも1時間以上の空きがあって断念。
…まぁココはおまけみたいな物なのでコレで充分でしょ。

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いの町を通って高知市内に入ると、路面電車と並走する区間が出て
きます。とさでん交通ですね。広告ラッピングの車両が増えてる
ものの、オリジナル塗装のと出会ったので1枚。

18時を過ぎてますが、陽の長い季節なので明るいうち高知に到着。
駅前ロータリーに入ったら最新型の2700系気動車とのツーショット
撮れました。特急「南風」15号で着いて26号で折り返す筋でしょう。

ココで一泊して翌日帰るだけですが、折角なので付近の保存車
幾つか回ってからの予定にしています。

→次回に続く



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No.465 タクシーもどき運転日報