新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

能登への旅2022 ③

2022/09/27(Tue)

では能登半島の先駅ノート乱立エリアへ向かう旅の報告ですが、
高岡から能越自動車道氷見を越え、ようやく石川県に入りました
クラ駅長です。

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…ちなみにこの記事は3日間の最終日の朝現地の旅館で書いて
るんですが、部屋のWi-Fi壊滅的に繋がらない(よく切れる)ので、
ロビーに降りて別回線(と思われる物)を使っています。

建物の構造が複雑古い旅館にはありがちな事なので、覚えて
おきましょう。いずれまた来る事があると思うので。

能越道には富山と石川県境の峠に作られたパーキングエリア
あります。トイレと自販機のみの簡素な施設ですが、海側の眺め
がイイのですよ。

てか能登半島に入った途端、別の日に撮影したかのような晴天
なりました。…元々晴れの予報ではありましたが、この辺りの気象
状況はイマイチよく分かりません

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前回穴水の町を過ぎた所で燃料の警告ランプが点いたので、
今回は大事を取って七尾市内で一度給油する事にしました。

レギュラー172円か。奈良県はそろそろ160円を切りつつある
ので、少し高めですね。

基本的に「輸送費の関係で海から遠い所高い」と言うイメージが
ありますが、能登半島には石油の精製施設ナイんでしょうか?

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七尾からのと里山道に入り、能登半島の奥地へ向かい、穴水
町に入る手前の別所岳サービスエリアで休憩する事にしました。

午後2時を過ぎて、建物前の屋台店じまいを始めた所だった
ので、焼きそば半額(300円が150円)で買えたのと、能登豚の
串焼きも付けてコレを昼食にします。

フランクフルトソーセージ豚バラの薄切りを巻いてカレー味
焼いた物です。…ビールが要りそうだけど。

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ではココで改めて、今回の訪問予定地を紹介しておきましょうか。

今年の4月~5月に掛けてのと鉄道廃線区間穴水~蛸島
駅跡に、地元のなやはるるさんと言う方が矢鱈と沢山駅ノート
を設置したのを順番に回るワケですが、今回がソノ2回目です。

今回は矢波藤波羽根3箇所の予定であり、途中にある既存
七見波並はチェックのみでスルーとしますが、ソレとは別に少し
気になってた鵜川にも寄り道してみました。

ココは甲駅に似た堅牢ブロック積みの駅舎が残ってるんですが
何故か設置の対象外になりました。

確かに駅舎施錠されてるし、ホームの待合室到達困難な状況
なのは見れば分かる。てか基本的に「置きたくて仕方がない人」
「ココは無理だ」と判断したので、実際に無理だったんでしょう。

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…私は何が気になってたのかと言うと、無くなっても付近の
交差点「鵜川駅前」と言う名称のままだし、駅の向かいにはソノ
名も「鵜川駅前住宅」と言うアパートがあります。

交差点はイイとして、住宅などの不動産物件はどぅなんでしょうね?
「駅前にある」と言うソレなりの利便性を売り物にした場合、そのまま
の名称だと誇大広告になる可能性もあるような?

…と言う事で、あれば描こうと思ってたネタを旅館に着いてから簡単
に描いてみました。コレは駅ノートの枚数には含めません

のろが演じてるのは「こち亀」に時々出てきたホンダラ不動産と言う
インチキ不動産屋の営業マンで、羽生土地郎なる人物です。

…勿論、駅はあっても鉄道が廃止になってる事は見れば分かるし
このアパートはそんな怪しい売り方されてナイと思いますが。

今回の初日はこのまま宿へ行くだけなので、続けて宿泊場所の紹介
を先に書いてしまう事にしましょう。

→次回に続く



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No.1276 軽トラック運転日報

能登への旅2022 ②

2022/09/26(Mon)

では新たな報告です。8月下旬になれば、そろそろ夏休み需要
落ち着くかな?と言う事で、のと鉄道能登線駅ノート乱立エリア
続きを描きに行く事にしましたクラ駅長です。

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実家から能登半島の先端部へは、京滋バイパス北陸自動車道
を通る定番の経路400kmあまりなのですが、前回に行った直後
福井県では大雨による土砂災害が各地で発生し、道路や鉄道
軒並み運休する事態になってしまいました。

…流石に3週間もあれば復旧するだろうと思ったんですが、前日
なっても北陸自動車道敦賀~今庄下り線通行止めのままで
あり、付近の代替ルートも随所で通れなくなっています。

当該区間で北陸自動車道最も近いのが、例の北陸本線廃線跡
(通称杉津線)なのですが、ココも無理な箇所があるし周辺が無駄に
渋滞する事も予想されます。

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…と言う事でカナリ迷ったんですが、思い切って名古屋~富山経由
東海北陸自動車道を回る事にしました。少し距離は長くなりますが、
北陸道そのものにも飽きてたので丁度いいでしょう。

ちなみに不通区間敦賀~今庄は、地形の関係で上下線が大きく
離れる線形になっており、上り線(帰路)は大丈夫なようです。

ともあれ名阪国道からスタートしましたが、亀山までの区間で事故
1件ソレらしい感じで停車してるのを2件見ました。
日曜日(笑)だからでしょうか?素人には難しい路線です。

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ともあれ名阪東名阪名二環と進んで東海北陸道に入ります。
コレまた前日に、石川県では結構な大雨が降ってソノ影響がまだ
残ってる感じらしいのですが、大丈夫なんでしょうか?

高速道路の最高地点だと言う松ノ木パーキングエリアを越えます。
…この先の飛騨清見までは高山方面へ行くのに何度か通った経路
ですが、以北は初めて走る所です。

ちなみに今回は対象地域遠いから2泊3日の予定にしてまして
実際の作業2日目のみ移動にそれぞれ1日使う感じなので、
今日は現地へ夕方に着けばイイ感じです。

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正午を過ぎてようやく富山県に入り、城端パーキングエリア休憩
しました。…鉄道の城端線終点である城端駅にも駅ノートがあり
ますが、ココから直線距離で数kmの所です。

ハイウェイオアシスもある大きな施設でしたが、日曜日の12時台
昼食とか、私の行動規定には存在しません

付近の「桜が池」と言う人工の溜池をネタにした御当地アニメが存在
するようで、大きな壁画が飾られています。

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小矢部砺波ジャンクション北陸道と交差、ココから能越自動車道
に入ります。この区間は先日、高岡やぶなみ駅へ行くのに通ったん
ですが、北陸新幹線の高架が見えると、何となく一安心ですね。

普段とは違うルートを走ってるので色々と珍しい物が多く報告が
長くなっておりますが、次回も続きます。

→次回に続く



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No.1275 軽トラック運転日報

能登への旅2022 ①

2022/09/06(Tue)

さて新たな報告です。…前回の最後の前振りの通り、遂に能登半島
奥地乱立したのと鉄道廃線区間駅(跡)ノートに着手する事
になりましたクラ駅長です。

この地域は元々、私が駅ノート始めた頃には波並恋路2箇所
しか無かったんですよ。それが昨年辺りに2箇所増え、今年の春頃
には「設置可能廃駅全てに置かれた」と言う事情なのです。

…こんな事は自然の成り行きで起こる話ではなく1人の物好き
ぃゃ熱心な研究者の方意図的に設置した物です。でも私は本来
「あまりにも多すぎる区間」には敢えて行かない事にしていました。

現役路線では大糸線飯山線など、廃止区間では三江線などが
ソレに相当します。ありすぎても困ると言うか、ネタも似たり寄ったり
になりそうな気がするもんで。

…だから能登半島最初からコノ状態なら省いてたかも知れないん
ですが、先に何駅か描いてしまったので無視するのも気持ち悪い

「何枚ずつ」と言う目標値後で考えるとして、取り敢えず最低は
1枚からですので、近い順潰していく事にしましょう。

20220906a.JPG 20220906b.JPG

地図にすると左のような感じです。現状でのと鉄道現役路線
4箇所ある所へ廃線区間16箇所と言う、明らかにバランスが悪い
状況になってしまいました。

数が多すぎるので画像に駅名を書き込むと煩雑になりすぎます。
詳細順に紹介する事にしましょう。その前に今回は、現役路線
後発設置となる田鶴浜の2巡目も描いてしまう予定です。

実家から田鶴浜駅までは約370kmと出ました。

…コレまた本来なら「金沢以遠は鉄道で」と決めてる所なんですが、
今回は廃駅メインになります。

廃線区間だから車が必須な地域でもある所へ、ノートの設置状況
ドノような感じ全く分からないので「車の荷室で描く」事になる
ケースも想定して、車で行くしかナイ状況になってしまいました。

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北陸方面へも何度も来てますから、最初の方は省略していきなり
「のと里山海道」から紹介する事にしましょう。

ちなみに奈良の実家を出たのが朝の5時過ぎ能登半島の付け根
に近い内灘町入口付近(左)の地点を通過したのが10時過ぎ
感じでした。…やはりココまで5時間は掛かるか。

当日は概ねイイお天気で、些か風はあるようですが日本海の波
ソレほど高くナイように感じました。…8月に入ってますので、砂浜
には海水浴の家族連れさんが出てたりもしますな。

…みんな申し合わせたように、トヨタのミニバンに乗ってます。

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途中の寄り道かほく市に入った所の「道の駅 高松」です。
砂浜に近いので、海岸へも歩いて行けるようになってました。

足湯もあるようですが、例によって入ってるヒマありません

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最近滞り気味になってる「1県に1匹のゆるキャラ」コレクション
として、かほく市「にゃんたろう」と言うのを買いました。

…別に何の変哲もナイ猫のようですね。御当地の食い物特産品
被り物にしてるワケでもナイし。まぁいいや。

それとかほく市で採れるきくらげを使ったレトルトカレー自分用の
土産として入手。…食感が意外とカレーに合いますね。

徳田大津ジャンクションから能越自動車道に入り、田鶴浜インター
で降りると最初の目的地である田鶴浜駅すぐ近くです。…正午
少し過ぎた感じの到着でした。

前置きが長くなりましたが、今回は田鶴浜駅からのスタートです。
後半廃線区間と言う事で、いわゆる「当たり前に快適な環境
で描けるのはココだけになるかも知れません。

→次回に続く



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No.1255 軽トラック運転日報