新・駅長日誌Ⅱ

さて新たな報告です。３月になり段々と暖かくなってきたので駅ノート
以外のネタで記事数を稼ぐ事にして岡山県の瀬戸内海沿岸の地域
へ行く事にしましたクラ駅長です。



とは言っても駅ノートに関して、先ず笠岡市の旧井笠鉄道の保存車
の車内にある保存車ノートの件（前回が空振り）が１つと、倉敷市の
下津井電鉄の資料館で１冊増えたらしいと言う噂があります。

ついでに笠岡市沖の真鍋島を再訪して、下津井電鉄の跡地を本格的
に探りに行こうと言う事で２泊３日の予定を立てました。

ともあれ先ずは遠い方の笠岡から行く事にして、早朝に奈良を出発、
主として山陽自動車道で現地へ向かいます。



…奈良から西の方向へ向かう場合、宝塚辺りまで一般道を走るのが
通例です。今回は時間に余裕がありますがココは陽が登るとバカ
みたいに混むので、概ね７時には宝塚まで行っておきたいのです。

何だカンだと５時間程度掛かって現地に着きました。…Googleの
経路検索などで出て来る所要時間は「休憩なしで走った場合」だろう
から、数値の倍程度を見込んでおく事にしています。

…ＪＲ山陽本線の笠岡駅の裏手、高架下の児童公園に井笠鉄道の
ホジ９号が保存されているのはよく知られた事ですね。



保存会の方が定期的に清掃や塗装直しを行なってるので、概ね良い
状態で保存されてるんですが、去年の今頃に保存車ノートを描きに
きたらソレが無かったんですよ。

丁度「緊急事態宣言」が盛んな頃であり、各地の駅ノートもソレに
よる一時休止が相次いでたので、存会の方にTwitterで問い合わせて
みたんですが、単なる盗難らしいと分かりました。

その後、再設置されたと言う事でその時に描いたデジ絵を貼りに行く
機会を伺ってたと言うワケです。



…再設置後の状況も見ておきますが、ケンさんが２度訪れたようで、
簡単なコメントがありました。

「駅ノート」と言う物をドコまで含めるのか？は絵師さんによって
違いますが、旧井笠鉄道の笠岡駅とはズレた場所にあるものの、
やはり「実物の車両がある」と言う点は大きいでしょう。

私も昨年に描いた絵のコピー（デジ絵だから原画は存在しません）
を貼って、目的の１つは達成出来ました。



…では続けて近くの笠岡港から船に乗り、瀬戸内海の真鍋島へ
向かいます。真鍋島はいわゆる猫ヨシヨシ島の１つなんですが、
最近はドコへ行っても昔の勢い（頭数に関して）がありません。

ココは果たしてどんな感じなのでしょうね？

※→次回に続く

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山陰本線の諸寄駅の３巡目を描いたら、続いて小浜線の松尾寺駅
なんですが同日中に２駅はキツい距離なので、翌日に予定してあり、
まずは宿泊地の京都府舞鶴市に向かいましたクラ駅長です。



…内容が色々と前後して申し訳ナイんですが、３週間ほど前の岐阜
で追突事故に遭った軽トラックの修理が終わり、今回から戦線復帰
となりました。

作業的には後部のアオリ板とナンバープレートが新品と交換、テール
ランプ周りのフェンダー？が鈑金修理と言う事になり、私が支払うワケ
じゃありませんが総額で12万円ほど掛かったようです。

ナンバープレートは同番号の再発行なのでコレに時間が掛かった
ようですが、私が不注意で付けた傷も含めてキレイになりましたね。

そして少し前からの懸念事項だった色鉛筆は、エメラルドグリーンと
金色を買い足して、前回の四国辺りから使用しています。

…金色はホントに金色に光ってる物じゃなく、冬場の枯れ枝とかに
使うんですよ。この２本でカナリ楽になりました。



舞鶴市と言う所はＪＲの駅と同様、市街地が山を挟んで西と東に
分かれています。どっちがメインなのかは知りませんが西舞鶴駅
近くのアパホテルに泊まりました。

…最近になって買収されたのかカーナビのデータと名前が違って
ました。しかし朝食のお店へ行ったら「ココは以前に泊まったわ」と
思い出しましたよ。

2019年の10月に辛皮と丹後由良を描き、翌日に中舞鶴線の跡地を
探った時だと思われます。…日々色んなホテルに泊まるから、一々
覚えてナイ場合も多いんですよ。



そんな感じで２日目です。駅ノートを描く前に駅名になってる松尾寺
を見に行きましょう。

駅から３kmほどの距離にある西国三十三箇所の29番札所の寺院
ですが、カナリ山の上にあるので平時でも徒歩ではキツい所です。

…ココ数日の大雪で国道から外れた脇道は完全に凍ってました。
ノーマルタイヤでは絶対に無理なんでしょう。途中でプリウスが
立ち往生してチェーンを付けてましたな。



西国三十三箇所の巡礼は近畿地方では四国八十八箇所より人気
であり、私も運転免許を取り立ての若い頃にスタンプラリー気分で
２周ほど回ったんですが、雰囲気はすっかり忘れてました。

…尤も当時はこんな積雪の頃じゃなかったので風景も全く違うん
でしょうが。現状でやってる四国の巡礼が一段落したら、死ぬまで
にもぅ１周ぐらい回っておきましょうか？



そして松尾寺駅付近にはもぅ１箇所、気になってた所があります。
…平成９年頃まで、ココから北側の山を越えて舞鶴港の北岸付近
まで約６km、日本板硝子の貨物専用線があったんですよ。

同社の工場は今でもあるようですが、輸送手段が完全にトラックに
移ったんでしょうね。廃線跡は道路やサイクリングロードに転用され
ましたが、トンネルは残っています。

…今回は駅ノートだけしか予定してませんので、取り敢えずトンネル
の入口だけ見に来ました。機会があれば自転車を用意して走ってみる
事にしましょう。

では松尾寺駅に戻り、駅ノートの２巡目を描く事にします。

※→次回に続く

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続いても近畿地方の後発駅ノートの数合わせですが、少し遠くなり
まして兵庫県～京都府の日本海側…山陰本線の諸寄と小浜線の
松尾寺を１泊２日で回ってきましたクラ駅長です。



ココは２月の中旬頃に行く予定だったんですが、親戚が亡くなって
葬式などが入り、予定してたのが２週間程度 延びた案件です。

…てかコレまた不測の事態なワケですが日程的に予定通りに行って
たら代車の2WＤだった事になります。延びたお蔭で自分の軽トラック
での旅になりました。

２月の下旬なんですが、天気予報によると日本海側はまだまだ雪が
多い状況のようです。しかし同じ兵庫県内でも池田や西宮は全くの
イイお天気です。…半信半疑な状態で現地へ向かいました。



舞鶴若狭道から近畿豊岡道へ入ります。ココから先は高速道路も
部分開通な感じで何が何やら？の状況なんですが、やはり段々と
雲行きが怪しくなり、積雪が確認されるようになりました。



最終的に国道９号線で浜坂を経て諸寄駅に向かいます。
…この辺りは行政区画では新温泉町と言う所なんですが、少し山手
にある湯村温泉は「夢千代日記」の舞台としても知られてますな。

この辺りが恐らく分水嶺になると思われるんですが、やはり結構な
積雪なので道路にはスプリンクラーで水が撒かれてるし、除雪車
が走り回ってました。

…豪雪地帯では自治体も除雪に結構な税金を使うと聞いた事が
ありますが、奈良県では滅多に見れない光景ですな。

そんな感じで諸寄駅に着き、３巡目の駅ノートを描きました。
ソレに関しては次回の記事に回す事にして、旅の続きの報告です。



諸寄～松尾寺は鉄道（山陰本線～京都丹後鉄道）に近いルート
を走ると約130kmあります。

日帰りではキツいと判断して１泊２日にして、初日中になるべく
松尾寺に近付くようにと言う事で舞鶴市内にホテルを取りました。

…今回も天気予報アプリで道路状況をチェックしてみますと、
またとんでもない結果が出ましたね。恐らくは天候のみの判断で
除雪作業の情報までは入らないのでしょうが。

この付近も高速道路が途切れ途切れです。使える所は使いますが
やはりカナリ時間を食いましたな。



…宮津の市街地を抜けて日本海（若狭湾）に出た所で１枚。
道路は除雪されてるものの展望スペースは放置されたままなので
スタッドレスタイヤの4DWが役に立ちました。

右が丹後由良の海岸付近です。…内陸部の山が霞んで見えない
のは新たに雪が降ってるからでしょう。

陽が落ちた頃にようやく舞鶴市に到着しました。…では話が前後
しますが、次回の記事で諸寄駅の駅ノートについて報告します。

※→次回に続く

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