新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

美濃~丹後の旅 ①

2021/09/24(Fri)

そんな感じで2度目となる樽見鉄道神海駅を描き終え、次の目的地
へ移動するんですが、神海駅残ったネタも併せて紹介しておきます
クラ駅長です。

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2時間ほどの滞在で何本か列車が通りましたので、その都度撮り鉄
早朝ににわか雨が降った後なので、山の色濃くてイイ感じです。

大垣方向の線路を見てみると、小規模ながら「緑のトンネル」状態に
なってました。…コンパクトデジカメながら望遠で詰めてみたんですが
絞り値が小さかったのか上部のピントが甘いですね。

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所で神海駅には古めかしいアンプ巨大なスピーカーが設置されて
おり、地元ラジオ局の放送を流してるワケなんですが、説明書きには
列車が着く前後に流れます」とあるのに点きっ放しなんです。

絵を描くのにウルサいから音量を下げてたんですが、先程の上り
列車から降りた爺さんが近所で用事を済ませて戻ってきて、ベンチ
昼寝を始めたんですよ。帰りの列車まで間があるようです。

そして明らかにイビキをかいて寝てる筈なのに途中で起きてラジオ
の音量元に戻してまた寝てるんです。

…私は列車に乗らない想定外の訪問者だから偉そうに言えない
ですが、寝るんだったらラジオは要らんだろう。老人の嗜好は今一つ
よく分かりません

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ともあれ神海駅を描き終え、終点の樽見駅へ向かいました。ココは
第三セクター移管後1989年に、同線がようやく全通した時に開業
した駅です。過去に乗り潰しなどで何度か来た駅でもありますが。

…ココに駅ノートが置かれたと言うドコで見たんだか忘れた
ですが、何となく記憶にあったので確認に来たんです。

そのものは島式ホーム1本だけ簡素な物であり、駅舎に相当
するのは駅前の「うすずみふれあいプラザ」と言う建物のようです。

特異な形状の建物ですが、待合室を一通り見渡しても駅ノート
ありませんでした。要するに私の勘違いだったようです。

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そして次の目的地へ向かう前に、樽見鉄道本社がある本巣駅
寄り道して行きましょう。…今回は無人駅ばかり回ってるので寄付
代わりの乗車券もまだ買えてませんし。

窓口駅員さんが居たので、ココから終点の樽見までの切符を買い
ましたが、なのに補充券。…ありがちな事でもぅ慣れたわ

ココには本社車庫もあるので、間近に留置車両が見えました。
ちなみにココにも駅ノートはナシ。同社は現状で神海のみとなります。

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…さて今回はココからが長旅なんです。コレまた最近になって新規
設置が確認されたと言う事で小浜線松尾寺駅に向かうんですが、
樽見鉄道からだと伊吹山迂回して琵琶湖の北を通り約180kmです。

Google検索では2時間22分と出てますが、そう上手く行かないでしょう。
しかも情報と言うのが、長尾の大ちゃんのツイートの1件のみ

取り敢えず移動に半日見てありますので夕方ぐらいに着いて、あれば
翌朝に描くと言う感じです。

そんな不安定な状況でホテルを予約するのは勿体無いから、今夜
現地(舞鶴近辺)車中泊の予定です。…いよいよ幌付き軽トラック
本領発揮
でもあるんですが、果たしてどうなります事やら?

→次回に続く



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No.908 軽トラック運転日報

車中泊への道 ②

2021/09/17(Fri)

…ではココで一度、車中泊対応に向けた軽トラックの改造の報告を
挟む事に致しますクラ駅長です。とは言っても改造そのものは概ね
終わりましたので、備品を揃えたりする段階の話なんですが。

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まず防犯的な事からなんですが、トラックの荷台幌と言う物は基本的
施錠が出来ません。だから理想としては宅配便みたいなパネルバン
がベストなんですが、コレは今更遅い話です。

しかしウチの車のはファスナーで開け閉めするタイプの物なので、コレ
穴に引っ掛かる鍵があればイイだろう。…と言う事で色々と探して、
100均で左のような番号錠を見つけました。

細いワイヤーを通して外側ならアオリ戸を留める金具に引っ掛ける。
内側には適当な場所がナイので、U字型の金具を取り付けました。

…完璧ではありませんがコレで充分でしょう。だから刃物で切れば
開けられてしまうけど、ソレを言ったら普通の車だってガラスを割られ
たらどうしようもナイ

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続いて内装です。最近は軽のワンボックス車などをDIYで改造して
本格的なキャンピングカーに近い物を作ってる動画がYouTube
にも沢山あるんですが、私はソコまで求めてませんので…

取り敢えず実家にあった踏み台を2個並べて、買い足した天板
置き、ココを作業机にします。

唯一カネを掛けたのはアウトドア用の大型バッテリーですね。

一般電源シガーソケットから充電出来る物ですが、災害時にも
役立つかなと言う感じです。しかし容量によって2倍~10倍程度
まで価格が開くので、小さなものにしました。

…この大きさでは流石に暖房器具の類は無理なようですが。

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備品の類は全て有り合わせです。照明小型の扇風機と、実家から
出て来た電子式の蚊取り線香も積んでおきましょう。そして座布団
2枚シューズトレイ。コレで最低限の装備揃った感じです。

最近は車でも使えるような小型のスポットクーラーもあるようですが
これから涼しくなる季節なので今年は節約して来年に回しましょう。

暖房は…日々の生活でも私は自分の体温だけ温まれる人なので、
寒くなったら寝袋でも買おうかなと考えています。

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そんな感じでレイアウトしてみるとのようになりました。前後の窓
段ボールで塞ぎますが、後ろを上手く固定する手段が現在検討中
課題です。…ガムテープでは重量的に無理そうなので。

普段の走行中などは片付けるのようになります。コレなら大き目
の荷物を積む事も出来るし、日常的な用途にも困りません。
…ただ「自転車を積んで車中泊」と言う両立は流石に無理かなと。

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…次にWi-Fiの事なんですが、ホテルなどの宿泊施設入らずとも
最近は随所に無料スポットが設置されています。大雑把に考えれば
「大抵のコンビニにある」としてイイでしょう。

しかしコンビニのWi-Fi接続の時間や回数制限があったり、早い
者勝ち状態なので、ドコモの d Wi-Fiを申し込みました。dポイントの
アカウントがあれば無料で使えるそうなので。

左が奈良市中心部における d Wi-Fiのスポットです。コレなら安心
ポケットWi-Fi買うレンタルする方法もありますが費用が発生する
ので、ソコまでする必要はナイかなと。

実験してみると田舎空いてる店舗なら難なく繋がりました
電波が悪いなら私には「外付けアンテナ更に外へ伸ばす」と言う
方法もありますので、ひとまずコレで試してみましょう

→次回に続く



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No.901 軽トラック運転日報

明知鉄道への旅2021 ①

2021/09/13(Mon)

…前回の湖西線永原とは別の日になりますが、近場と言いつつ
岐阜県明知鉄道まで来てしまいましたクラ駅長です。

以前から明知鉄道にもノート設置駅が幾つか確認されてたんですが、
今まで対象外として放置してたのは偏に「極楽駅行きたくないから」
だったんですよ。

ココはノートの管理者老人らしく、駅名に因んでか絵を描くと高確率
御来光や紫雲など仏教風なアイテム筆ペン描き足されて
しまう事が知られていました。

20210913a.JPG…恐らくは良かれと思ってやって
らっしゃるだけに、何というか悪意の
ある落書きより始末が悪い気がして。
てか少なくとも私はなのよ。

その極楽駅改装に伴って駅ノート
無くなり、代わりに岩村駅新たな
存在が確認されるようになったらしい。
併せて従来からある野志駅と、2箇所
あれば構成上もの都合もよろしい。

そんな感じで方針の転換が決まりました。ちなみに「〇〇駅を省きたい」
と言う理由でソノ地域が丸ごと対象外なのは九州も然りです。

20210913b.JPG 20210913c.JPG

…ココ最近は中部地方連続してる気がしますが、西の方面が殆ど
埋まったから仕方ありません。今回は名古屋経由中央自動車道
へ出て、まずは明知鉄道終点である明智駅を目指します。

同社鉄道利用で行くのが面倒な理由として「恵那に停まる特急
少ない」と言う点がありますな。ついでに言えば「ワイドビューしなの」
コンセントとWi-Fiがあれば長野県へも退屈せず行けるのにと。

リアル385系のデビューまで待つしかナイのでしょう。

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ともあれ明智駅です。初めて来ました。
同社観光列車大正ロマン号…行った時期の8月「寒天列車」
送り込み便
が丁度発車する所でした。

ココは寄付代わりの乗車券を買うために寄ったんですよ。同社でも
硬券が日常的に使われており、恵那まで片道を買っておきましょう。

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そんな感じで午後一杯を使って野志岩村と描きました。…ココは
余った画像で構成していますので、詳細は次回以降にやりますが、
野志30‰の勾配上の駅、岩村交換設備のある有人駅です。

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予定としては1泊2日で取っており、2日目予備日になります。
泊まりは恵那インターに近いルートインなのですが、無事に当日中
2駅とも描き終える事が出来ました。

市街地方向へ走ると件の極楽駅を通るので、少し見て行きましょう。

そもそもココは明知鉄道移管後新設された駅で、田んぼの真ん中
簡素なホームプレハブの待合室があるだけの駅です。

中世に付近にあった極楽寺と言うお寺に因んだ駅名との事ですが、
2年ほど前リニューアルされて現在の見た目になったそうな。

目立つのはイイけど個人的には些か悪趣味かなと思います。
金色のキントン雲みたいな造形のベンチ商品として存在するのか?
小さなお地蔵様だけの頃が懐かしい気もしますよ。

ともあれ続けて、現状で駅ノートがある2駅の詳細報告に移ります。

→次回に続く



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No.897 軽トラック運転日報