新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

西国巡礼の旅 ①

2023/09/01(Fri)

では続けて紀三井寺(きみいでら)です。

昨年の春同寺院の境内に出来たと言うケーブルカーを探りに
きたワケですが、折角なので本堂にも参拝すると同時に、約30年
振り
西国三十三箇所の札所巡り再挑戦する事にしました
クラ駅長です。

西国の札所関西から岐阜県に掛けてのエリアに散らばって
おり、自宅から比較的近い四国ほどの数もナイので、既に過去
に2回
ずつ回っています。

札所巡りの成立平安時代頃だそうな。基本的に「観音霊場」
巡るので、各寺院の御本尊は全て「○○観世音菩薩」なんです。

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1番和歌山県南部那智山(青岸渡寺)で、紀三井寺2番札所
です。…序盤紀伊国からスタートして、大阪府河内地域から
奈良県内(大和国)と言うルートになってるようですが、まぁ無理に
番号順に行く必要もナイでしょう。

そもそも四国のように確たる「遍路道」が存在するのかもですね。

今回は阪和道和歌山南インターで降り、JR紀勢本線紀三井寺
駅を目指して走る感じになりました。

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先述のように山の斜面に立つ寺なので山門から本堂まで231段
石段を登る事になり、コレが体力的に厳しい人のためにケーブル
カーが設置されたと言う事になりますか。

平日の比較的早い時間だったので空いてました。幾つかの区間に
分けられた石段は、望遠で詰めて撮る荘厳な雰囲気に見えます。

石段駆け登る事の最高記録は、ある陸上選手が出した21.9秒
だとの事ですが「無謀な挑戦おやめください」と添えてあります。
…だったら何故、具体的な数字まで載せる必要があるのか?

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今回は取材なのでケーブルカーで登りましたが、帰りは歩きでも
構わないでしょう。山上駅を降りてに進むと、石段の最後の区間
の高低差に対応するエレベーターがあります。

コレは線路の上を車両が走るタイプではナイ純粋なエレベーター
のようですが、基本が斜面の地形なのでみたいに独立して建てる
必要があった事になりますか。

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寺の開山奈良時代の事で、ケーブルカーはその1250年記念
(令和2年)として造られたようです。…本堂江戸時代の再建で、
御本尊十一面観音だそうな。

高台にあるので先程、ケーブルカー山上駅付近から見た風景
より開けた感じで、天気が良ければ淡路島四国まで見えるそうな。

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納経所専用の御朱印帳を新たに購入しました。
話は前後しますが鈴(りん)は次に行った粉河寺で買った物です。

西国札所の御朱印は、基本的には御本尊を安置する「○○殿」
言う建物名を書いて貰うスタイルなんですが、コレは過去にやった
ので今回は御詠歌シリーズにしてみましょう。

…各寺院に三十一文字の和歌があり、御朱印帳にも印刷されて
ますが、やはり本職が筆で書く有難みがあるような気がします。

「散華」と言う花びらの形をした御札札所巡りが確立した1300
周年
キャンペーン来年の3月まで配ってるようです。

…じゃあコレが貰えるうち全部回る事にしましょう。概ね家から
近い数も少ないから、何とかなりそうな気がします。

思いがけずブログ新たな方向性も決まりました。続く3番札所
粉河寺帰り道にあるので、ココにも寄って行く事にしましょう。

→次回に続く



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No.1615 軽トラック運転日報

南紀への旅2023 ①

2023/08/23(Wed)

そんな感じで紀勢本線(和歌山県側)駅ノートの続きです。

話が些か前後しますが、ココで当日の朝~昼過ぎに掛けての移動
ネタをマトメて紹介しておきますクラ駅長です。

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奈良から和歌山までは、私はいつも京奈和自動車道です。
鉄道違い大阪湾に沿って走るより近いし、大半の区間が無料
走れるからなんですが、当日は朝から事故を見ました。

そもそも空いてるから大規模な渋滞にはなってませんでしたが、
迷惑な話ですね。赤い車加害車両なのでしょう。

…てか私には「スポーツカー」と言う存在自体が謎なんです。

公道スポーツ感覚走られても困ると言うか、町の商店街とか
野球やゴルフをやる人が居ないように、スポーツカーはソレが
許可されたサーキット場内のみで走るべきなんですよ。

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和歌山までの道中にも確たるサービスエリア無く、県境を越えた
道の駅「かつらぎ西」唯一それに準ずる存在なのですが、下り線
は大抵が早朝に通過するので、開いてる所見た事ありません

この時間帯腹の足しになるのは自販機のカップ麺だけです。

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そして印南駅ノートのネタにするため、蛙田みぃなちゃん立ち
パネルを探して印南町役場にやって来ました。
玄関マット特注品と思われる蛙デザインなんですね。

絵そのものネット上に転がってる画像を見れば描けますが、私の
ブログ「コレを描いた」と言う裏付けが必要なのです。

このキャラクター有志の方Twitterから「非公認」として発信し、
公認の座を目指して頑張ってるのだそうです。…ウチの猫キャラ
ドコかの鉄道会社使って貰えないもんかしら?

そして今回は、ココから次の見老津を経て最終地点の紀伊田原まで、
結構な距離があるんですよ。

見老津までは高速道路メインで50km強、更に紀伊田原が一般道
30km以上あり、それぞれ約1時間と言う感じでしょうか?

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ココからの区間もパーキングエリア少ないので、乗ってすぐ
印南昼食を取る事にしました。

ココの名物だと言う備長炭入りのうどんと言うのを頂きます。

は僅かな量なら食べても問題は無く、その吸着効果老廃物
排出を助けるのだそうですが、「麺がちょっと黒い」と言う程度
しか差はナイように思います。

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この紀勢自動車道も順に工事が進んでますが、紀伊半島の南端
部分が未開通の状態で、現状では西側周参見の先(すさみ南)
までとなります。

見老津へはココで降りるのが直近なのですが、せめて串本まで
繋がったらカナリ便利になるでしょう。「これからトンネル掘ります」
みたいな感じだから調べてみると、あと3年程度は掛かるようです。

ともあれ午後は、見老津の5巡目を描きますよ。

→次回に続く



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No.1606 軽トラック運転日報

山陰海岸への旅2023 ①

2023/07/31(Mon)

では新たな報告です。近畿県内駅ノート複数回目も段々と
遠隔地になりつつある6月下旬の事、兵庫県の日本海側鎧~
居組の4駅を、1泊2日で回ってきましたクラ駅長です。

後発設置諸寄過去3回の訪問となり、周辺と数を合わせて
行く事が可能になりました。

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兵庫県とは言っても、居組などは限りなく鳥取県に近い所です。
流石に日帰りではキツいので、西から回って途中の浜坂温泉で1泊
する行路を組みました。

泊まりで出掛けるのは2月卯之町(愛媛県)以来、4ヵ月振りです。
行き方何通りかありますが、早朝奈良を出て中国道から鳥取道
に入り智頭急行線に沿って北上鳥取経由で現地へ向かいました。

…その方が高速道路やバイパス道路を多用出来るから、距離は長く
なりますが所要時間は変わらないのですよ。

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鳥取の市街地を抜けて砂丘の北側を通り山陰近畿自動車道に入り
ます。…途中の富浦~東浜が今年の3月に開通し居組まで無料
バイパス道路繋がりました

バイパス山手を走るので、東浜付近で少しだけ日本海が見えます。

東浜山陰本線では鳥取県の最東端の駅です。トワイライト瑞風
も停車する景色のイイ駅だそうですが、行った事ナイんですよ。
駅ノートの存在は聞きませんが、機会があれば行ってみましょう

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6月の下旬ですがカナリ暑い日で、集落周辺のアジサイも些か元気
がナイように見えますが、地元の人手入れしてる感じですね。
意外と色んな所に植えられています。

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今回は絵のネタとして事前に考えた結果、近くの展望台から居組港
を見下ろす風景を描く事に決めましたので、先に現地を見に行く
事にしました。

地方の国道によくある「みどりの一里塚」が設けられています。
地図で見るに、通ってきたバイパス道路の他鳥取方面へ抜ける道
ココだけなので、開通前国道9号線だった事になるのかな?

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古い物なのか表記が「浜坂町」となってますが、現在は湯村温泉
のある温泉町と合併し、新温泉町と言う自治体に属しています。

温泉のある町と言うのは日本各地に無数にあると思うんですが
「温泉町」とはまた大きく名乗ったものだと思います。

「みどりの一里塚」からもぅ1段上がった所にある「七坂八峠」の
展望台から見た景色が良かったので、コレを描く事に決めました。

手前に見える道路を登ってきた事になるんですが、国道として
ココしか無かった時代カナリ面倒な区間だった事でしょう。

では今回の最初の目的地となる、居組駅へ移動する事にします。

→次回に続く



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No.1583 軽トラック運転日報