新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 卯之町

2023/03/28(Tue)

そんな感じで松山空港からレンタカーで回っている西予地方の旅
ですが、西予市郊外ホテルで1泊した2日目は、まず駅ノート
と言う事で予讃線卯之町にやって来ましたクラ駅長です。

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ココは元々完全にノーマークだった所です。いつものようにTwitter
駅ノートを検索してたら、左のようなツイートを発見したんですよ。

…文面からして「以前からあった物が新しくなった」と言う事だから、
昔からあったけど私や他の絵師さん、ゆっくまーシールの皆さん
誰も知らなかっただけ。と言う事になりますか。

しかも「卯之町」と言う駅名は文章には出てこず画像を拡大して
分かるものです。…で卯之町ってドコやねん?から始まりました。

調べてみると、予讃線宇和島に近い所であり、つい最近になって
駅舎が新しくなった事が分かりました。…なるほど、そのタイミング
駅ノート新しくなったのかも知れませんね。

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乗り潰し通ってる筈ですが、途中駅だから覚えてませんでした。
現地へ来てみると、なるほど真新しいお洒落な駅舎が建っています。
昨年の11月頃から使われてるそうな。

すぐ近くに西予市の市役所があり、同市の中心駅と言う事で特急
も停まる駅です。つい最近までみどりの窓口がある有人駅だった
そうですが、現在は無人化されてます。

駅舎の外壁や内装地元産の木材を使って産業PRを行うのは、
最近の流行りのようです。特急が停まるので、自由席特急券
買える券売機が設置されていました。

「卯」と言う字が入る駅は全国でココだけだと言う事で、ウサギ年
の今年は特に気合いが入ってるように思えました。

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2面3線の典型的な国鉄中間駅です。…そして「四国あるある」
ですが、朝の通学時間帯を過ぎると普通列車極端に少なくなり、
特急「宇和海」ばっかり走ってるようなイメージになります。

駅の跨線橋とはに、駅の表と裏を繋ぐ歩道橋が造られており、
Twitterの投稿主ココから写真を撮ったのだと思われました。

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新しい駅舎には広い待合室が造られており、駅ノートココ
置かれています。古い駅舎の頃にはKioskパン屋などが入居
してたようですが、どっちがイイのか人それぞれでしょう。

空調が効いてるしカウンターや椅子もあるから、快適に描けますね。
ついでに言うとコンセントと公衆Wi-Fiも使えます。

そして近くで聞いたんですが、ココは時間制限なく24時間開放
されてるとの事なので、駅寝も可能でしょう。…絵師さんの中には
「野宿上等!」な人も居るので、絶対やりそうだ。

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しかし困ったのが、駅ノートらしき物が3冊あって、平行して使われ
てると言う事。また「なんでもノート」「メモリアルノート」の違いが
イマイチ分かりませんドレに描けばイイんでしょう?

取り敢えず残ってるページが多い物に描きましたが、ドレだったか
忘れました。…ウサギ年を強調してあるので、ぱのてんウサギ
のコスプレなんですが、ぱの気合いを入れすぎたようです。

他の絵師さんの作品ゆっくまーシールありませんでした。

絵の背景にしたウサギのオブジェは、地元の方ワラ細工で作った物
のようです。また古めかしい看板旧駅舎に付いてた物をモニュメント
的に取り付けてあると見ました。

初めて来た駅なので、更に続けて色々と紹介していく事にしましょう。

→次回に続く



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No.1458 駅ノートの記録

駅ノート 美濃赤坂④

2023/03/17(Fri)

…そんな感じで大雪東海北陸自動車道から戻って岐阜羽島駅
近くのホテルで1泊、無駄にイイお天気になった翌朝東海道本線
美濃赤坂にやって来ましたクラ駅長です。

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…周知の通りココは東海道本線とは言っても、大垣から分岐した
赤坂支線と言う盲腸線終点駅です。

本線系統とは雰囲気が全く違うノンビリした所であり、無人古い
木造駅舎に着く電車は日中なら2時間に1本程度でしょうか。

ちなみに旅客駅としては無人駅ですが、駅務室にはJR貨物の職員
さんが詰めており、旅客列車には全くノータッチですがソレなりに
賑やかな、些か変わった環境なのですよ。

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丁度私が着いたタイミングで、折り返しの大垣行き普通電車
停まってました。少し離れた所に貨物ホームがありますが、現状
ではココで貨物の積み下ろしをする事はナイと思われます。

この先で採れる石灰石を運ぶ貨物列車日に3往復程度出入り
するんですが、機関車を付け替え直行してるように見えました。

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同駅には約3年振りの訪問です。駅ノート現在の設置者さん
代替わりして以降3冊目となるようで、バックナンバー全て揃った
状態でした。

特異な路線&駅なので一般の書き込みも多く、やはり青春18きっぷ
シーズン乗り潰しで訪れたような人も多い印象でした。

そして前回の私の絵に関して、コメント欄勝手に設けられており、
ご丁寧幾つかのコメントを頂いてました。…私は萌え絵描け
ませんが、と言う生き物自体が人気者なのが幸いしたようです。

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3年空く絵師さんの作品ゆっくまーシール増えるので、カナリ
大量に見る事が出来ました。

…私は心の広い人間ですので、普段私を無視してる人の分も掲載
しています。順不同で複数あった方は最も新しい物を1枚、全て見た
積もりなんですが、抜けがあったらすいません

きろはさんの絵は珍しくキャラクターが居ないんですね。何故だ?

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さて今回は…4回目の訪問となるので、鉄道以外のネタを考えて
みました。美濃赤坂の町江戸時代以前、中山道の宿場町
1つだったようです。

から少し離れた所には当時の面影を残す町並みや、を使って
物資を運んでた(やはり石灰がメインだったらしい)当時の船着場
などが残っています。

…私は中学時代の部活大学のゼミそっち方面の勉強をしてた
ので、古い道標や常夜灯を見つけるとテンションが上がるのです。

では続けて土日ネタを挟み、貨物駅としての同駅町並みの様子
などをマトメた「おまけネタ」に続ける事にしましょう。

→次回に続く



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No.1447 駅ノートの記録

駅ノート 飛騨国府

2023/03/14(Tue)

そんな感じで高山本線新規発見のあった飛騨国府駅ノート
ですが、奈良から約5時間現地に到着しましたクラ駅長です。

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隣の上枝寄り道した時点では雪が舞ってましたが、一時的に
止んで陽が射してきた感じです。

旧国鉄亜幹線の、標準的な規模木造駅舎が残る駅でした。
元は有人駅だったような雰囲気が残っていますが、現在は無人化
されています。

飛騨国府は現在は高山市に含まれていますが、元は国府町と言う
独立した自治体だったようです。

「国府」と言うのは古代地方行政機関ですが、飛騨国の国府
ココにあったと言う確証はなく言い伝えや推測に基づく話だそうな。

から垂直に伸びる通りが、町のメインストリートだったのでしょう。
右手の役場と図書館は、それぞれ高山市の国府支所(分館)として
現在も機能しています。

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それ故か否か、飛騨国府にも独立した観光協会が存在し、高山市
の中心街とは別の観光PRが為されてるようにも思えました。
…詳しくは後述しますが、独自の観光キャラクターも存在します。

駅舎の中も近隣の同規模の駅似たような感じです。…窓口が板で
塞いであったり、手荷物窓口にもベンチが追加されていました。

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は一先ず止みましたが、やはり寒いですね。…そして陽が射す
積もった光を反射するから、矢鱈と眩しいのです。

2面2線交換可能な構造の駅です。この付近は最近ではソレほど
列車の本数多くナイと思うんですが、主要駅以外でも交換設備
残した駅が多いんですよ。…何か需要はあるんでしょうか?

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駅ノートは、先述した手荷物窓口低いカウンターに置かれて
います。…令和3年12月からだと言うから、設置されて約1年
言う所でしょうか?

例によって、フットワークの軽いケンさん作品が既にありました

他の駅で順に存在の報告が上がるので、この沿線にも何度か来て
ますが、私は現地で探すと言う行為を殆どしないので、ココにもある
と言う事は知りませんでした。

…てかいつもギリギリの時間行程を組んでるから、イレギュラー
に発見された所で、すぐ対処出来るとも限らないんですけどね。
そして何故か、初訪問真冬の極寒期になってる気がするんです。

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と言う事で今回は、上に挙げたような事情のろの台詞私の注釈
として入れたにしてみました。

加えて駅舎内の掲示板に、「キンゾー」と言う天狗をモチーフにした
ような観光PRキャラクターが紹介されており、ソレ用の簡易的な
顔出し看板があるので、それもネタに入れてあります。

…「何故真冬発見されるのか?」に対して「わざわざ探さないから」
と言うのは微妙にズレた回答な気もしますが、夏場に来たタイミング
で発してたら、こんな寒い思いしなくて済むのも事実でしょう。

ともあれ今回は飛騨地方ココだけですが、初めて来た駅なので
もう少し色々と紹介してから帰る事にします。

→次回に続く



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No.1444 駅ノートの記録