新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 山門⑤

2023/06/29(Thu)

では続けて近場駅ノート5巡目ですが、コレまた地域的に単発
で行くしかナイ京都市北部鞍馬寺へ行ってきましたクラ駅長です。

ブログ記録ファイルの構成上、2駅ずつ(と言うか偶数で)回る
のがベストなんですが、ココは前回の日野とセットにしましょう。

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6月初旬の事ですが、午前中初夏のイイお天気の日でした。
京都でも有名な観光寺院の1つであり、幅の広い石段立派な山門
が印象的な参道です。

てか鞍馬寺と書きましたが駅ノートがあるのは、同寺院の境内にある
ケーブルカーの駅です。鞍馬山鋼索鉄道と言いまして、日本で唯一
お寺(宗教法人)が経営する鉄道と言う事になってますね。

…最近、和歌山紀三井寺にもスロープカーに近い感じのケーブル
カーが出来たと言う話を聞いたんですが、調べるとココのは正式な
鉄道会社としての登記為されてナイらしいのです。

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お寺の境内にあるので、入口拝観料に相当する「愛山費」と言うの
を支払います。…以前に来た時は確か300円だったと思うんですが、
いつの間にやら500円に値上がりしてました。ぃゃ別に構いません

拝観券に相当するが貰えるんですが、鞍馬山に因んだ和歌や
短歌が書かれており、幾つかのバリエーションがあるようです。
もしかしたらコレで利用日を見分ける仕組みなのかも知れません。

ケーブルカー山麓駅に相当する山門駅は、普明殿と言う建物
2階にあります。

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…完全に現代の建築ですが御本尊(毘沙門天)が祀られており、
同寺の堂宇の1つなのでしょう。ココが鉄道の駅だと言われても
他の一般的なソレとは雰囲気が全く違うんで不思議ですね。

今回は時間がナイのでケーブルカーには乗らず山上の本堂
行かないんですが、取り敢えず記録だけは残しておきましょう。

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普明殿の一角に、先の台風被災した山林の復興に関する御寄進
願い事を書いて寄付金を奉納するための申込用紙を書くスペース
があり、駅ノートココに置かれています。

台風による被災2018年の事だから、もぅ5年前ですね。他意は
ありませんが、まだ復興資金足らないんでしょうか?

以前はルーズリーフだったのが前回からB5判リング綴じノート
変わり、この最初のページ絵を描いたんですが、そのままの状況
で残ってました。

椅子があるのが有り難いですが、ココはあくまで申込用紙を書く所
なので、邪魔にならないように使いましょう。

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前回以降の絵師さんの作品ゆっくまーシール見当たりません
でしたが、女性のものと思われる可愛い系のイラストが1点。

…題材になってる「義経の背くらべ石」本堂の裏山の、貴船神社
方向へ抜ける山道にあるようです。

今回も特に思い付かないので、昔話の絵本の感じで牛若丸(義経)
弁慶立ち回りのシーンでも描いておきましょう。

平安時代末期の話だから、ぱのが着てる留袖の和服考証的に
なのですが、その辺は適当です。てかデジカメとか持ってるし。

今回も1箇所だけなので時間的な余裕充分でした。また付近で
「おまけネタ」拾って帰る事にしましょう。

→次回に続く



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No.1551 駅ノートの記録

駅ノート 日野⑤

2023/06/26(Mon)

さて新たな報告です。

近場駅ノートの概ね5巡目は、和歌山県日帰り可能な地域
概ね終わりましたので、滋賀県から京都府にかけての地域へ移る
事にしましたクラ駅長です。

…まずは滋賀県1箇所残ってた、近江鉄道日野ですね。ココは
周辺に併せて回れる駅ないので、1箇所だけの日帰りと言う事で、
遅めの出発で行ってきました。

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米原から貴生川までを走る近江鉄道本線中間駅で、明治33年
の開業なのだそうです。

開業当時古い木造駅舎が残っており、交換設備を有します。
日中のダイヤでは、ココで上下交換が見られる事が多いですね。

駅から少し離れた所パーク&ライド用と思われる駐車場が設け
られてますが、駅前広場にも「一般車」と書かれた駐車枠が2つ
あるんですよ。

軽トラックって、こう言う所に長時間駐めても何も言われにくい
車種ですね。トヨタのミニバン(笑)ではコノようには行きません

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古い建物ですが、平成29年頃から大規模な改修工事が為されて
おり、レトロな雰囲気を生かした内装にリフォームされています。

日中に限定されますが駅員さんが常駐しており、窓口も開いて
ました。…ローカル私鉄途中駅には珍しいケースでしょう。

駅舎の内部の大半「なないろ」と言う観光交流施設が占めて
います。幾つかのお店日替わりカフェの営業を行なっており、
昼時にはランチメニューの食事も提供されるんですよ。

…単に待合室として居るだけでも構わない所ですが、開館時間
9:00~17:00に限定されるのが注意点でしょうか。

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駅ノート同施設の公式設置です。

B6判のリング綴じと言う些か絵が描きにくい大きさ&形状で、
「なないろ」と言う施設名に因んだのか、ページ何色かに色分け
されており、色鉛筆などが使いにくい代物ですね。

同駅も絵師さんの訪問一回りしたと言う事か、前回以降の作品
ケンさんなゆらびさん小作品が1点ずつでした。

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さて今回は、以前から気になって同駅古い鉄道施設をネタに
描く事に決めてきましたので、一旦駅舎から出て米原方向踏切
を渡り、駅の裏側へ回ります。

ココから見えるのが、ガソリンスタンドにあるようなカウンター付き
の給油設備です。…尤も今時の多機能な物に比べれば、カナリ
古めかしい構造の物ですが。

それに合わせて三角屋根小さな車庫みたいな建物もあります。
昔から全線が電化してる筈の近江鉄道に、何故給油設備必要
なんでしょうか?

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解答駅前の資料館にありました。

昭和61年平成8年短期間電力コストの削減を目的として
小型のレールバス(LE10型)が導入された事があり、それ用の
給油設備として用意された物なのでしょう。

当時の第三セクター会社などに納入された、他の形式似た感じ
2軸車ですね。

Wikipediaを読むと、あまりに小さいから2両連結で運用し、削減
意味が無かったとか、車体が軽すぎレールの錆び取れ
なかったとか、色んな欠点が書いてあります。

給油設備線路の敷地内だから一般客入る事が出来ない
ので、リアルタイプにしました。…だったら柵の隙間から勝手に
入って
怒られないでしょう。

ちなみに実物水色の紙のページだったんですが、デジタル補正
して白い背景に近い感じにしてあります。

では続いて同駅関係「おまけネタ」ですが、折角ですからココ
昼食も頂く事にしましょうね。

→次回に続く



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No.1548 駅ノートの記録

駅ノート 冷水浦⑤

2023/06/22(Thu)

…そんな感じで紀州鉄道西御坊で、5巡目駅ノートを描き終え
ましたクラ駅長です。続いては少し戻って、紀勢本線冷水浦
向かう事にしましょう。

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2つの駅間の距離約35kmです。双方とも高速道路の出入口から
比較的近い所にあるのが便利ですね。

更に冷水浦の前後は国道42号線とも並走してるんですが、国道側
から駅へ入る脇道軽自動車でもキツい狭さなので、更に海岸寄り
の一般道を通ってきました。

右が到着地点ですが、集落内を通る恐らくは旧街道から高台にある
駅への進入路が設けられています。

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5月下旬と言う季節柄、近くのお家紫陽花キレイに咲いて
ました。築堤上にあるので、階段を登るとホームがあります。

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紀勢本線も当該区間は複線なので、2面2線対向式ホーム
駅です。大正13年開通した後、昭和13年新設された駅だと
言う事で、当初から駅舎のナイ無人駅だったのかも知れません。

駅ノート設置者・管理者ともに不明ですが、1冊埋まる誰かが
寄贈する感じで下り和歌山方面行き)ホームの待合室にあります。

…はい、紀勢本線起点が亀山なので和歌山行きが下りです。

ケースに入った状態で待合室の壁フック貼り付けて吊るされ
ており、許可は取ってナイにしても好意的に黙認されてる可能性
がありますね。

この辺りの判断基準はカナリ曖昧でして、JRのような大きな会社
では路線や駅管区によっても差があるようです。

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京阪神方面から比較的訪問しやすい立地のため、前回(令和3年
9月)
以降の絵師さんの作品ゆっくまーシール上記の通り。

ベテラン(笑)さんは既に何周かしたと言う事か、新しい方の作品
目立ちます。…JR和歌山支社「鉄道むすめ」黒潮しららちゃん
私服で描かれても、誰だか分からんと言う話ではありますが。

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さて今回は、全く思いつかない
ので駄洒落に逃げる事にして、
「シミーズと清水健太郎」と言う
ベタな結果になりました。しかも
双方ともカナリ古いんですよ。

シミーズってのも最近は死語
かな?キャミソールとかスリップ
と同種の女性用の下着です。

関西のおばちゃんは、暑い近所のゴミ出し程度の用事なら
こんな格好公道をウロウロしてたもんです。

清水健太郎氏は元々は歌手なんでしょうが、任侠物のVシネマ
の方がイメージが強いのか?…また薬物関係何度か捕まって
その時だけワイドショーが騒ぐ存在になってしまいました。

歌手としての代表曲「失恋レストラン」レコードジャケット
参考に描いた積もりなんですが、何となくローソンの制服みたいに
になってしまいました。

背景簡単な所(築堤の階段)にしたので、早く終わりました。
「おまけネタ」の後は折角なので、近くで少し撮り鉄をして帰る事に
しましょう。

→次回に続く



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No.1544 駅ノートの記録