新・駅長日誌Ⅱ

では能登半島の先の駅ノート乱立エリアへ向かう旅の報告ですが、
高岡から能越自動車道で氷見を越え、ようやく石川県に入りました
クラ駅長です。



…ちなみにこの記事は３日間の最終日の朝に現地の旅館で書いて
るんですが、部屋のWi-Fiが壊滅的に繋がらない（よく切れる）ので、
ロビーに降りて別回線（と思われる物）を使っています。

建物の構造が複雑な古い旅館にはありがちな事なので、覚えて
おきましょう。いずれまた来る事があると思うので。

能越道には富山と石川の県境の峠に作られたパーキングエリアが
あります。トイレと自販機のみの簡素な施設ですが、海側の眺め
がイイのですよ。

てか能登半島に入った途端、別の日に撮影したかのような晴天に
なりました。…元々晴れの予報ではありましたが、この辺りの気象
状況はイマイチよく分かりません。



前回は穴水の町を過ぎた所で燃料の警告ランプが点いたので、
今回は大事を取って七尾市内で一度給油する事にしました。

…レギュラーが172円か。奈良県はそろそろ160円を切りつつある
ので、少し高めですね。

基本的に「輸送費の関係で海から遠い所は高い」と言うイメージが
ありますが、能登半島には石油の精製施設がナイんでしょうか？



七尾からのと里山道に入り、能登半島の奥地へ向かい、穴水の
町に入る手前の別所岳サービスエリアで休憩する事にしました。

午後２時を過ぎて、建物前の屋台が店じまいを始めた所だった
ので、焼きそばが半額（300円が150円）で買えたのと、能登豚の
串焼きも付けてコレを昼食にします。

フランクフルトソーセージに豚バラの薄切りを巻いてカレー味で
焼いた物です。…ビールが要りそうだけど。



ではココで改めて、今回の訪問予定地を紹介しておきましょうか。

今年の４月～５月に掛けてのと鉄道の廃線区間…穴水～蛸島の
駅跡に、地元のなやはるるさんと言う方が矢鱈と沢山の駅ノート
を設置したのを順番に回るワケですが、今回がソノ２回目です。

今回は矢波・藤波・羽根の３箇所の予定であり、途中にある既存の
七見・波並はチェックのみでスルーとしますが、ソレとは別に少し
気になってた鵜川にも寄り道してみました。

ココは甲駅に似た堅牢なブロック積みの駅舎が残ってるんですが
何故か設置の対象外になりました。

確かに駅舎は施錠されてるし、ホームの待合室も到達困難な状況
なのは見れば分かる。てか基本的に「置きたくて仕方がない人」が
「ココは無理だ」と判断したので、実際に無理だったんでしょう。



…私は何が気になってたのかと言うと、駅が無くなっても付近の
交差点は「鵜川駅前」と言う名称のままだし、駅の向かいにはソノ
名も「鵜川駅前住宅」と言うアパートがあります。

交差点はイイとして、住宅などの不動産物件はどぅなんでしょうね？
「駅前にある」と言うソレなりの利便性を売り物にした場合、そのまま
の名称だと誇大広告になる可能性もあるような？

…と言う事で、あれば描こうと思ってたネタを旅館に着いてから簡単
に描いてみました。コレは駅ノートの枚数には含めません。

のろが演じてるのは「こち亀」に時々出てきたホンダラ不動産と言う
インチキ不動産屋の営業マンで、羽生土地郎なる人物です。

…勿論、駅はあっても鉄道が廃止になってる事は見れば分かるし、
このアパートはそんな怪しい売り方はされてナイと思いますが。

今回の初日はこのまま宿へ行くだけなので、続けて宿泊場所の紹介
を先に書いてしまう事にしましょう。

※→次回に続く

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