新・駅長日誌Ⅱ

さて観光列車「ながら」で到着した郡上八幡駅です。
帰りの列車まで約１時間の空きがありますので、暫し駅を探索して
みましたクラ駅長です。

…町を見に行く時間はナイし、食事は豪華なのが済んでますからね。



国鉄時代から、同地区の中心駅だっただけに木造の駅舎ですが他より
大き目の立派な物です。案内看板など、随所に国鉄レトロな雰囲気の
残る駅ですが、数年前に来た時と、少し違ってる気がしました。

…どうやら観光列車「ながら」の運転開始とともに、駅にも水戸岡的な
手直しが入ったようで、随所が微妙に水戸岡化したらしいのです。



まず駅舎の一角に「赤ちゃんの駅」というスペースが設けられてました。
コレは授乳やおむつ換えなどに使う物でしょうね。

最近は「お母さんに優しく」がドコでも整備されつつありますから、
まぁこれはアリでしょう。… 木のプールを造られるよりマシかな？



そして駅の正面から見て左側のカナリ広いスペースが、観光案内所を
併設したカフェに変わっておりました。
…はい、以前はココに「ふるさと（の）鉄道館」があったワケですよ。

観光地としてソコソコの集客がある同駅で、無料の鉄ヲタ向け施設
があるだけなのは勿体無い。…という事なのかも知れません。

で、ココにあった展示品を大矢駅に移して、向こうを資料館にしたん
でしょうか？まぁ捨てられなかっただけマシなのかね？…内部はカフェ
の他に、お土産コーナーや特産品の展示なども充実してます。



ぁ、誰かが棚の上で缶コーヒーを倒してる！
…と思ったらコレは作り物でした。郡上八幡は確か、食品サンプルの
発祥地でもありましたね。

色々見ておいて手ぶらで出るのも失礼かと思い、播磨下里向けに
お土産を買いました。

…所でココに着いた時、まず見つけてしまった物がありまして、コレが
今回の心残りになったワケですが、郡上八幡にも駅ノートの設置を確認
してしまいました。

同路線の終点である北濃駅にノートが設置されたのが去年の９月頃
であり、世間に周知されるようになったのは昨年末頃だと思われます。



…表紙の記載を見るにココも同時期の設置のようですが、基本的に
駅ノートってのは田舎の無人駅にある事が多いので、比較的主要な
郡上八幡駅は見落とされていたのでしょう。

他の絵師さんの作品は見当たりませんでした。私も「急に言われても
用意も時間もナイぞ」という状態なのですが、一応、ボールペンの
一発描きでソレらしい物を描いてみました。…所用20分ぐらいです。

しかしあまりに雑なので、コレは描いた枚数には含めません。
…ぱのの頭部はトンカチみたいな円筒形になってしまってますし。

また後日、時間を取って描きに来る事にしましょう。
…でもココも白浜駅などと同じで駅スタンプの台と共用なんですか。
ソノ状況だけで描いた絵の行く末が予見出来てしまいますな。

※→次回に続く

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