新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで天浜線の浜名湖佐久米駅に到着しましたクラ駅長です。



同駅はこの時期、北から渡って来るユリカモメが沢山居る事で有名な
駅であり、事前に聞いていた通り、駅のホーム周辺にはカナリの数の
ユリカモメが集まっています。地元の皆さんがボランティアで餌付け
などを行ってるからなのですが。

…ユリカモメも気になる所ですが、今回は駅ノートが主目的なので
ヨシヨシは後にして、まずは基本的な所から見ていきましょう。

大海駅長曰く、同社の駅には過去に駅ノートのある駅があったらしい
のですが、ある時物騒な書き込み（爆破予告か何か）があって、一斉
に撤去されたんだそうですよ。…以来空白地帯となってたようです。



無人駅ですがコンクリート製の駅舎があり、半分ぐらいに喫茶店が
入居しています。

同社では町興しのめたに、駅舎の空いたスペースをテナントとして
貸し出す事業を行っており、他の駅でも理髪店や歯科医院などが
入居した駅が幾つもあるんです。

…要するに全部が法華口駅みたいな状態ですね。

駅の目の前が浜名湖ですが、すぐ近くに東名高速道路の高架橋が
通っています。あまり見晴らしは利きません。

右上の画像でユリカモメをアタマに載せてる人物が居ますが、同駅で
駅ノートが復活した事の情報は意外な事に駅ノート関係者でなく、この
地元の方のツイートから分かったんです。

…豊橋在住の木村鉄道社員の直哉さんという方で、私にとってはよく
見知った人物なのですよ。

彼はいつの間にか、同駅のユリカモメ関係のボランティアスタッフに
なってたようです。…一時の私の播磨下里と似たようなもんでしょう。



折角なので直哉さんに色々とお訊きして教えて頂きました。
ツイートで最初に駅ノートの存在が出たのが一昨年の12月頃でした。

ソノ時に置かれた初代（左のＡ５サイズ）は設置者が不明なのですが、
一杯になったのでボランティアの方が２冊目を置かれたのだそうです。

こちらのノートにも「落書きは禁止」とありますが、ソノ定義については
「卑猥な内容の物や、絵の体裁になってない描き殴りなど」だそうです。
…絵になってればイイという事ですな。



設置が新しいので、絵師さんの作品とはては河合野好さんのが１点
のみです。やはり多いのがユリカモメ関係の写真を貼ったページ。

…直哉さん曰く、スタッフが見回るので不適切な書き込みは上から
写真を貼って隠す事もあるのだそうです。なるほどイイ方法ですね。



撮るのを忘れましたが、ゆっくまーシール勢の皆さんも訪れてるよう
なのと、ソレとは別に熊に関する注意書きが貼ってありました。
…よくある普通のやつかと思ったら、身も蓋もナイ内容ですが。

駅ノートの絵は、やはりユリカモメにしておきましょう。ヤツらは人の頭
にも留まるので、帽子などの「被る物」は必要でしょうね。餌はパンの
切れ端やかっぱえびせんなどです。

…ユリカモメを沢山描いたら背景を描かなくてイイから楽？と思ったん
ですが逆に大変でした。デジカメで撮ったものを見ながらなのですが、
目を離すとドレを描いてたのか分からなくなるんです。

そんな感じで駅ノートも一段落しましたので、折角ですからユリカモメ
よしよしを体験させて頂く事にしましょうか。

※→次回に続く

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