新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで岳南電車の比奈駅に到着しましたので、駅ノートのある
お店を訪ねてみる事にしましたクラ駅長です。



駅が無人化された後、駅舎には鉄道模型店がテナントとして入居して
おり、駅ノートはココの店内に置かれてるらしいのです。

何でもオーナーさんが１人でやってるので平日は営業時間が極端に
短かく、日中に訪店するには土日に来る必要がある。…でシフトで
土日が休める日を選んで来たような次第なのですよ。

「フジドリーム スタジオ501」と言うのが正式な店名のようですが、
模型の販売だけでなくオリジナル商品（ストラクチャーなど）の通販
も手掛けるお店のようです。

駅構内側の駅務室そのままの扉から店内に入るようですね。



…しかしまぁ、個人店とは言えカナリ雑然とした店内でした。

室内には列車扱室だった頃のCTCの操作盤がそのまま残っています。
オーナーさんらしき男性に駅ノートについて訪ねた所、
「いつもソノ操作盤の上にある筈なんですがねー」とのお返事です。

しかし見当たらないので、ワザワザ周辺を探して下さいました。

通常なら各地で行われる鉄道模型関係のイベントに出店される事が
多いものの、例のウイルス騒ぎで軒並み中止になってしまい、不要に
なったパンフレットを片付けた際に行方不明になったそうな。



…こう言う場合、手伝った方がいいのか勝手に触るとマズいのか、
行動の選択に悩みますな。自分のために探して下さってるのは事実
だけど、雑に扱ってはイカン貴重な商品とかもあるかも知れんし。

なので許可を頂いて、店内にある珍しい物を写真に撮ったりしてソノ
場を誤魔化しておりました。…有人駅は硬券の手売りなのに、何故か
古めかしい券売機があったりもします。

…探す事10分余り、ようやく「ありましたよ」と駅ノートを出して下さい
ました。訊いた所、コレはこのお店が用意した物ではなく、誰かが
「置かせて下さい」と持ってきた物なのだそうです。

だから「ソレほど思い入れがナイのかな？」と邪推してまう所。
…店内にはノートを広げて座って描けるようなスペースは見当たら
ないので、駅舎のベンチへ持ち出して描かせて頂く事にしましょう。



絵師さんの作品としては、先程の吉原本町駅にもあったyasu.Sさん
と言う方の物が複数。それとゆっくまー関係はFUKさんのみでした。
…やはり営業時間の短さかがハードルを上げてるのかも知れません。

私は店内のCTC操作盤にあった古めかしいタイプの電話機と、やはり
模型店なので妄想の世界に入り込んでしまったのろを描いてます。

…幼児のてんは勿論の事、擬人化年齢で30代半ばのぱのも正確には
分からんでしょうね。だから「多分」と付けてます。描いてる私も然り。

折角なので何か買わせて頂く事に
しましょう。

…とは言って帰る予定の電車まで
時間が30分程しかなく、この状況
の店内から必要な物を探し出すのは
難しい話ですね。

今後、どうせ要るけどまだ殆ど買って
なかったのが分岐器の類です。あとは
複線用の架線柱、コレも大量に要るし。

…古い商品は増税前の税率で税込の値札が付いてるらしく「お得だよ」
と言われましたが、よく考えたら支払総額は変わりませんよね。

ともあれ１泊２日で不完全ながら３駅回れたのと、寺本つるぎさんの
サプライズ登場もあって、誠に有意義な静岡の旅でした。

続いても東の方向ですが、３月半ばの横浜方面の報告へと移ります。

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。