常磐線 震災復旧区間を探る ④
2020/05/29(Fri)
段々と外でマスクを着用するのも鬱陶しい季節になってきました。
…とは言え、元々嫌いだから仕事の接客中と、商店などで着用を指示
された場合にしか使いませんけどね。
マスクの代わりに病院の玄関先で体温を計ってる人が着けてるような
フェイスシールドではダメなんでしょうか?と思いますクラ駅長です。
…上司に訊いたら「自分ならそんなタクシーには乗りたくない」と言われ
ましたが。アレはマスクほど品薄でもナイし、意外と安い(最安で1枚
70円程度)なんですがね。
さて常磐線の旧線区間ですが、バイパス道路に転用される予定地の
うち、先行的に開通してる区間を実際に走って、今回の目的地である
新地駅へと向かう事にしましょう。
…元々ソレほど交通量は多くナイのでしょう。片側1車線の道路です。
防波堤の役目を兼ねて元の線路より嵩上げされた築堤の上を走るので、
従来は踏切だったような脇道は立体交差になっています。
廃線跡が道路に転用された例は多くありますが、時代と共に段々と
商店や住宅が増えていくもので、ソレがまだの状態の「転換してすぐ」
の所は私も初めて走ったかも知れません。
…そのうち「ココが線路だった」事も一般には知られなくなるんでしょう。
程なくして福島県に入ります。…行政区画が新地町と言うだけあって、
移設区間では新地駅だけが福島県なんですね。
内陸方向を見ると、少し離れた所に新しい常磐線が見えました。
距離にして500mぐらいか?段々と合流点が近付いております。
…直接関係ナイのですが積年の疑問を1つ、県道などには道路番号と
別に「○○△△線」みたいな名称がありますよね。ココは「相馬亘理線」
と言うのですが、道路が複数の県に跨る場合、名前はどぅ決めるのさ?
両県が話し合うのか、県境で名称も変わってしまうのか?
…特に正解は求めてませんが昔からの謎なのですよ(自分で調べろ)。
そして新地駅に到着です。午前中に列車で北上してきた時にも書き
ましたが、ココも津波の被害を受けて駅舎と停車中の列車が押し
流されてしまい、元の地点より300mほど内陸側に新築されました。
すぐに従来の区間との合流点に至るので地上駅です。
駅前には新しいビジネスホテル(どんな需要があるのか?)なんかも
建っていました。
ココも簡易委託駅のようですが、窓口が丁度閉まりかけてるタイミング
だったので、係のおじさんが「何か用?」みたいな態度でしたね。
こんな所で複雑な切符とか買わないから、帰り支度に専念してイイぞ。
駅を過ぎた所にある道路橋から
常磐線の線路を見てみますと、
大きくカーブしてる地点があります。
往路の画像で言うとこの地点でしょう。
元の線路は奥手の方から来てココ
でカーブせず、向かって左側の道路
の方へ直進するような線形だった
と思われます。
…ココまでが震災以後に新線として復旧した区間になりますから、
一応見たい所は全部見たと言う事で仙台空港へ帰りましょう。
帰りは国道6号線~国道4号線で
真っ直ぐ帰ったんですが、至る所に
津波で浸水した地点を示す標識が
あるんですよ。
この辺りの国道6号線って、大体の
区間で海岸から2kmは離れてると
思うんですが自然の力ってホントに
スゴいんですね。…奈良に住んでると
分からない事実です。
と言う事で、長らくの念願であった常磐線の乗り潰しと、震災以後に
線路が移設された区間の見学も無事に終える事が出来ました。
当日は名取市に泊まり、翌日また同じルートで京都まで帰りました。
…先述の通り、そうしないと往復割引が効かないもんで。
では次回からは久し振りに駅ノート巡りです。まずは四国に1件だけ
残ってた、牟岐線の鯖瀬と言う駅から行ってみましょう。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
…とは言え、元々嫌いだから仕事の接客中と、商店などで着用を指示
された場合にしか使いませんけどね。
マスクの代わりに病院の玄関先で体温を計ってる人が着けてるような
フェイスシールドではダメなんでしょうか?と思いますクラ駅長です。
…上司に訊いたら「自分ならそんなタクシーには乗りたくない」と言われ
ましたが。アレはマスクほど品薄でもナイし、意外と安い(最安で1枚
70円程度)なんですがね。
さて常磐線の旧線区間ですが、バイパス道路に転用される予定地の
うち、先行的に開通してる区間を実際に走って、今回の目的地である
新地駅へと向かう事にしましょう。
…元々ソレほど交通量は多くナイのでしょう。片側1車線の道路です。
防波堤の役目を兼ねて元の線路より嵩上げされた築堤の上を走るので、
従来は踏切だったような脇道は立体交差になっています。
廃線跡が道路に転用された例は多くありますが、時代と共に段々と
商店や住宅が増えていくもので、ソレがまだの状態の「転換してすぐ」
の所は私も初めて走ったかも知れません。
…そのうち「ココが線路だった」事も一般には知られなくなるんでしょう。
程なくして福島県に入ります。…行政区画が新地町と言うだけあって、
移設区間では新地駅だけが福島県なんですね。
内陸方向を見ると、少し離れた所に新しい常磐線が見えました。
距離にして500mぐらいか?段々と合流点が近付いております。
…直接関係ナイのですが積年の疑問を1つ、県道などには道路番号と
別に「○○△△線」みたいな名称がありますよね。ココは「相馬亘理線」
と言うのですが、道路が複数の県に跨る場合、名前はどぅ決めるのさ?
両県が話し合うのか、県境で名称も変わってしまうのか?
…特に正解は求めてませんが昔からの謎なのですよ(自分で調べろ)。
そして新地駅に到着です。午前中に列車で北上してきた時にも書き
ましたが、ココも津波の被害を受けて駅舎と停車中の列車が押し
流されてしまい、元の地点より300mほど内陸側に新築されました。
すぐに従来の区間との合流点に至るので地上駅です。
駅前には新しいビジネスホテル(どんな需要があるのか?)なんかも
建っていました。
ココも簡易委託駅のようですが、窓口が丁度閉まりかけてるタイミング
だったので、係のおじさんが「何か用?」みたいな態度でしたね。
こんな所で複雑な切符とか買わないから、帰り支度に専念してイイぞ。
駅を過ぎた所にある道路橋から
常磐線の線路を見てみますと、
大きくカーブしてる地点があります。
往路の画像で言うとこの地点でしょう。
元の線路は奥手の方から来てココ
でカーブせず、向かって左側の道路
の方へ直進するような線形だった
と思われます。
…ココまでが震災以後に新線として復旧した区間になりますから、
一応見たい所は全部見たと言う事で仙台空港へ帰りましょう。
帰りは国道6号線~国道4号線で
真っ直ぐ帰ったんですが、至る所に
津波で浸水した地点を示す標識が
あるんですよ。
この辺りの国道6号線って、大体の
区間で海岸から2kmは離れてると
思うんですが自然の力ってホントに
スゴいんですね。…奈良に住んでると
分からない事実です。
と言う事で、長らくの念願であった常磐線の乗り潰しと、震災以後に
線路が移設された区間の見学も無事に終える事が出来ました。
当日は名取市に泊まり、翌日また同じルートで京都まで帰りました。
…先述の通り、そうしないと往復割引が効かないもんで。
では次回からは久し振りに駅ノート巡りです。まずは四国に1件だけ
残ってた、牟岐線の鯖瀬と言う駅から行ってみましょう。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.425 鉄道廃線跡を探る