新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 印南

2020/06/02(Tue)

そんな感じで紀州鉄道終点西御坊駅駅ノートを描き終え、再び
紀勢本線を南下して印南と言う駅で降りましたクラ駅長です。

20200602a.JPG 20200602b.JPG

御坊から普通列車(しか停まらない)で20分程度ですね。
この辺りも国鉄形式淘汰され、227系ばかりになったようです。

大きくカーブした2面3線の駅でした。1番線木造の駅舎があり、
2・3番線とは跨線橋で繋がっている、国鉄タイプの中間駅です。

特急は通過しますが、のっぺり顔289系しか撮れなかったわ。
てか凹んだ貫通扉をカナリ修理してありますが、鹿でも撥ねた?

20200602c.JPG 20200602d.JPG

印南駅に降りて最初に目が行くのは、やはり駅の和歌山方に見える
巨大な赤い橋でしょう。どぅ見てもカエルをモチーフにしたデザインで
「かえる橋」と言う、見たままの名前が付いています。

…この謎の橋に関しては後で詳しく説明するとして、着いた3番線から
跨線橋を渡って駅舎の方へ来ております。

カナリ最近リフォームされたらしく、Wikipediaストリートビュー
見るよりキレイな建物になってました。午前中だけ係の人が居る簡易
委託駅で、駅務室にはシルバー人材センターが入居しています。

20200602e.JPG 20200602f.JPG

そして待合室にも、無駄にリアルカエルの人形が多数座ってました。
人間用のベンチ直に座ってますから、5歳児ぐらいの大きさかな?

また同駅には今流行り「駅ピアノ」があります。
前後しますが駅ノートに貼ってある新聞記事によると、コレを使った
小規模なコンサートなども開かれてるようですね。

私はピアノは元より楽器全般が苦手なので触る事は出来ませんが、
最近は「駅ピアノ」増加に伴って「駅ピアノノート」がある駅も増えて
きたそうですよ(対象外にしてるので詳細は不明です)。

20200602g.JPG 20200602h.JPG

…やはり気になる「かえる橋」ですが、ご当地の印南町では「考える」
「変える」「(原点や故郷に)帰る」「栄える」等の言葉に引っ掛けて、
公共施設カエルのデザインを採用してる所が多いとの事です。

このかえる橋道路橋ですが、9億3,500万円の費用が掛かってる
そうな。…まぁ巨額の建設費ではありますが、だからソレなりの値段
はするでしょう。カエルしなかった場合との差額が気になりますね。

駅ノートバインダー形式の物が、ピアノの上に置いてありました。
「印南町役場 企画産業課」とありますから、町の公式ノートでしょう。

てかピアノの上にもカエル君が居ますよ。カエルってのは周囲の状況
に応じて体色が変わるもんだから、ココだと真っ黒になるんでナイの?

20200602i.JPG 20200602j.JPG

駅ノートの中身は…2019年の6月から置かれたと言う事でイラスト作品
としては少なく、やはり行動の早いケンさんと、ゆっくまー勢じょにー
さんの各お1人ずつのみでした。

他はカエルの人形製作者の方メッセージや、地元の人がカエルの
人形をスケッチした絵などもあります。…人形段ボール製なのか。
恐らく水で湿らせた物張り子にしてあるのだと思われます。

そして私は、やはり最初に目に付いたかえる橋にしておきましょう。
厳密にはカエル勾配の部分に付いており、線路をまたいでるワケ
ではありません

…同駅も国鉄時代天王寺鉄道管理局の管内ですが、プラレール
よる電車ごっこにしては無駄にマニアック列車設定になりました。
287系はイイとして、今の子供快速「いそつり」を知ってるのかは

今後の事を考えるに、ココだとピアノでもカエルの人形でも、ネタに
出来る物多そうです。自治体のノートなら撤去もなく安泰でしょう。

では次回からは、コレまたずっと気になってた大阪市内廃線跡です。
些か今更な気がしましたが、手軽に行ける所を2本ほど続けて回って
きましたので、宜しくお付き合い下さい




※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.429 駅ノートの記録