新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

野上電鉄を探る ①

2020/06/19(Fri)

さて新たな報告ですが、関西圏内日帰りで行ける廃線跡を探した
結果、1994年まで和歌山県に存在した野上電気鉄道(以下野上電鉄
を見つけたので、和歌山県海南市までやって来ましたクラ駅長です。

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廃止時点で私は大学生だった事になりますから、乗ろうと思えば
乗れた物件なのですが、何故か放置したまま無くなってしまい、更に
25年以上が経過しております。果たしてどぅなりますやら?

そんな感じで今回はJR紀勢本線海南駅からスタートしましょう。

野上電鉄開通大正時代の事。海南市から内陸部へ入った地域の
貨物輸送を主目的に、まずは軽便鉄道が敷かれました。

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戦後
大手資本の傘下に入らず細々と営業
を続けてましたが、やはり自動車の台頭など
赤字が続き、1994年廃止されました。

海南駅近くの日方駅起点に、ほぼ真東
進んだ登山口駅まで11.4kmの路線です。

今回はWikipediaなどで駅のあった場所
調べ、スマートフォンの地図アプリに落とし
込んできましたので、ソレを頼りに進んで
行けば迷う事はナイでしょう。

…我ながら少しハイテクになりましたね。

事前の調査で、日方側から手前の約半分自転車OK遊歩道として
整備され、残り半分バイパス道路に転用されてる事が判明してます。
まずは自転車で走って、残りは車にするのが良さそうですよ。

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そして話はいきなり脱線するのですが、海南駅のコンコースにも最近
流行り「駅ピアノ」があり、ソレに付属するノートがありました。

…コレに関しては従来の駅ノート設置駅以外にも確認されてる所が
何箇所があるのですが、駅ノートとして絵を描くか否かは人によって
判断が分かれる所です。

私もネタに詰まれば手を出すかも知れませんが、取り敢えず今日は
廃線跡を見に来たワケだし(絵の道具持ってナイ)スルーしましょう。

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海南駅に同居して市営の観光案内所があり、ココでレンタサイクル
借りる事が出来ます。

路線の中程に当たる沖野々駅付近まで遊歩道が整備されてる
らしいので、まずソコまで行って折り返しましょう。3時間(で往復可能
か?)で500円全車電動アシスト車のようです。コレは有り難い

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そんな感じで起点だった日方駅付近からスタートしますが、野上電鉄
廃止後海南駅高架化され、当時とは全く雰囲気が変わってる
ものだと思われます。…左が日方駅があったと思われる地点ですが。

海南駅西口の方に商店街バスロータリーがあり、東口のこちらは
の方は住宅地なのかな?カナリの範囲が再開発されたようですが、
日方駅更地のまま残ってる感じでした。

そして日方駅海南駅微妙に離れてるので、営業キロ0.2km
地点に連絡口駅なる駅が存在し、国鉄との乗り換えココで出来た
ようです。…但し同駅日方駅構内扱い、いわゆる「隠れ駅」です。

ではココから約6km、まずは自転車での廃線跡巡りに出発ですよ。

→次回に続く



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No.446 鉄道廃線跡を探る