新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで愛知県豊田市で一泊した翌日、岐阜県美濃市へと向かい
ましたクラ駅長です。



…今日はココ、名鉄旧美濃町線の美濃駅跡を描いて帰るワケですが、
実は前回、谷汲駅を描いたのと同じ日に来てたんですよ。

ソレが当時は謎のウイルスによって全国的に色んな施設が営業を
自粛していた頃だったので、この美濃駅跡も閉鎖されておりました。

…そもそもが入場料なども要らない所であり、いつでも開いてる
イメージだったので、閉まると言う事を全く考えてませんでしたね。
入口にシャッターがある事すら発想してませんでした。

改めて調べると火曜日が定休日だったり、当然に夜間は閉まったり
ソレなりの制約があります。三河広瀬と同じように考えたらダメだわ。



施設の公開は再開されたものの、やはり完全復活とは行かないようで
保存されている電車の車内に入る事は出来ませんでした。

…段ボールで復元された512号車もがっつり塞がれています。
車両の探索は過去に済ませてるので別にイイんですが、寒い時期は
車内で駅ノートを描いてたんですよね。駅舎だと風邪ひきそうで。



「３密」を避けるため、駅舎内のベンチなども間隔を空けて座る事が
指示されています。てかコレは高速バスの座席であり、元は売り物
だった筈なんですけどね。…売れなくて諦めたんでしょうか？

駅ノートは過去のバックナンバーが数冊分、ガムテープで連結された
状態になっています。そしてココでも過去絵を掲示して下さってました。

…有り難いお話なんですが、野口五郎さんを隠して苦情とか来ない？



その野口五郎さんなんですが、以前から御当地が出身地だと言う事は
広く知られてた所へ、去年が歌手活動50周年だったらしく、美濃駅跡
に代表曲「私鉄沿線」の歌碑が建てられたそうなんですよ。

ソレ以来、駅が過剰に「野口五郎推し」になったと言うか、ポスターや
御本人のサインなどが矢鱈と増えた感じがしました。

ちなみに「私鉄沿線」とは言っても美濃町線がモデルではナイそうです。
…私が何となく東急田園都市線を発想してしまうのは、後に作られた
刑事ドラマの「私鉄沿線97分署」のせいだな。


ともあれ折角だから野口五郎さんネタにしましたが、てんは世代的に
知らないので駅の萌えキャラの美濃あかりちゃんにしておきました。

…のろはそこそこイケメンなのですが、丸顔なので野口氏とは似ても
似つかず、目一杯顔を伸ばしてます。

歌碑にある歌詞を写してたら、スペースが足らなくなったので、途中
から出鱈目です。「彼氏が鉄ヲタでもいいじゃない」とか書いたし。

しかし最近は、野口五郎さんみたいな正統派な歌手って減ったよな。
歌番組もジャニーズかAKB系列ばっかりでしょ。

と言う事で無事に美濃駅跡の２巡目もクリア出来ました。
…最後にもぅ１箇所、保存車を見てから奈良へ帰る事にしましょう。

※→次回に続く

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