新・駅長日誌Ⅱ

仕事のシフト上の休みが土日や盆休み期間と重なる場合は、出来る
だけ外出は避けて、自宅で模型鉄のジオラマ製作に勤しむ事に事に
しておりますクラ駅長。

…謎のウイルスは特に怖いと思いませんが、単に混雑が鬱陶しい
のですよ。いっその事４月頃みたいな自粛状態に戻って欲しいです。



そんな感じで今回は、溜池の部分から先に作る事になりました。
鉄橋が架かるから、後回しにすると線路が外せなくなって面倒でしょ。
作り方は前回と同じなので、ソレほど苦労なく完成しました。

やはりジオラマの中に鉄橋があると、変化が付いて楽しいのですが、
ソレ用に勾配を作ると、場合によっては不都合が生じる事を痛感した
ので、今回は掘割工法です。

…たった３cmの高低差なのに、勾配区間で空転が頻発するわ連結器
の角度が悪いと高確率で外れるわ…流石に懲りました。以後の物も
全て、勾配なしの物を作る予定です。



続いては線路回りの処理ですが、今回はバラストを撒く前に水田や畑
になる部分には畦道を、市街地の道路等と接する部分は壁を作ります。

こうする事でバラストを撒く範囲が分かりやすくなるし、形を整える
時に崩壊を防ぐ事も出来ますね。

ホームセンターへ行って左のような角材を買ってきました。
…畦道はプラスター（石膏）でそのまま作ってもイイんですが、作業
の簡略化とジオラマ自体の軽量化が目的です。

壁は例えば島式ホームの駅の場合、そのままだと線路の間近に歩道
やバス停が来る事になり、リアリティに欠ける気がしてたんですよ。

ストラクチャーとしてのブロック塀なども売ってるかも知れませんが
こっちの方が安いのは明白ですからね。


設置が終わったら、畦道はプラスター
で外観を形成して茶色系の塗料を
塗り、カラーパウダーを撒いて先に
仕上げてしまいます。

壁はナカナカ色が決まりませんが、
一応はライトグレーです。…実際に
こんな色のコンクリート壁って少ない
気がしますから、後々色は変えるかも
知れません。

ココまで出来たら建物を仮置きしてみたくなる
ワケですが、面積が増えたので既存の物だけ
では物足りない気がして、ジオコレの安いのを
幾つか買ってきました。

トミックスも建物などはジオコレの方が充実
してきたので、色んな種類が発売されてます。

…しかし総じて微妙にレトロと言うか、現代の
感覚からすると古めかしいデザインの物が
多いんですよ。恐らく「懐かしい風景を再現
しよう」みたいなコンセプトなのでしょう。

…だから従来のトミックスが出してる現代風の
コンビニやガソリンスタンドと相性が悪いのな。

なので私は基本的に、建物はジオコレで統一する事に決めてます。
どうしても線路と規格を合わせる必要がある所は別ですけどね。



…試行錯誤の結果、駅前は左のような感じになりました。道がカナリ
広いですね。あとは線路に沿ってバス停を設置するぐらいでしょうか？

ベースも使い回しなので元の建物跡が見えたままですが、この時点で
地面用の塗料が入荷しておらず、自分でも気持ち悪い状況です。

車両基地は複線機関庫を３棟連結して、検修用の区画を作ります。

側線の線路際にも建物を配するかどうか悩んだんですが、ココは今後、
新車が入った時などの形式写真を撮る場所になりそうなので、出来る
だけカメラで覗きやすいように空けておく事にしましょう。



建物の位置が決まったら、3mmの角材で設置枠を作ります。
…数日後、なかなか売ってなかったのでAmazonで発注したタミヤの
ジオラマ用塗料が届きましたので、地面を舗装して行きます。

ココまで来たらカナリ出来上がったような気分になってきました。

てか地面塗りの作業は時間が掛る上に単調ですから、もぅ嫌です。
今回はベースが使い回しだから仕方ナイですが、実家に最終的な
レイアウトを作る時は、もぅスプレー塗りにしようと決めました。

続いては更に建物を追加するんですが、がっつり作業が必要なキット
タイプの物を買ってしまいましたので、ソレの製作へと移りましょう。
…要するにプラモデルなんですが、作るの何年振りかしらね？

※→次回に続く

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