福知山線の旧線区間を探る ①
2020/09/02(Wed)
…さて新たな報告ですが、以前から気になってた関西の廃線跡で、
ソノ存在を急に思い出した所があって、お盆前のある日に日帰りで
探ってきましたクラ駅長です。
JR福知山線(愛称として宝塚線)の生瀬
~武田尾の旧線区間です。
ココが最初に開通したのは明治32年の事
ですが、左の地図の通り武庫川の上流に
沿ってカーブが続く単線区間であり、難所
とまでは行かないものの、通り抜けるのに
時間が掛る所だったようです。
昭和に入って大阪のベッドタウンが拡大
すると、コレでは時代に合わなくなって、
国鉄分割民営化直前の昭和61年になって
生瀬~武田尾~道場の10.4km(現在の
営業キロ)が電化&複線化されました。
旧線は廃止後も長らく放置されてましたが、勝手に入り込んで歩く者
が多く転落事故なども発生したので、平成28年に柵や案内看板など
を整備して、正式なハイキングコースとして再生されたそうな。
…私が初めて福知山線に乗ったのは高校2年の頃(平成元年)だった
と記憶してますので、既に新線に切り替わった後であり。こっちの区間
については写真などでしか知りません。
ただ大阪駅に乗り入れて来るDD51+旧型客車の普通列車は何度か
見た記憶があり、現在のようなアーバンネットワークな状況とはカナリ
かけ離れたイメージでしたね。
梅雨が明けて本格的な夏になった時期の事だったので、出来るだけ
早く出掛けて気温が上がる前に済ませてしまおうと思い、始発列車
で奈良を出る事にしました。大阪方面行きは4:50発です。
事前に西宮市の観光協会に問い合わせた所、夜間は閉鎖される
とかの時間的な制限はナイようです。
宝塚線も早朝は丹波路快速がナイようで、大阪で普通列車に乗り
換えます。…国鉄末期まで旧型客車だったと言う話は意外でしょ。
そんな感じで生瀬駅に到着です。「なまぜ」と読むんですね。
…大和路線も始発は普通列車なので奈良を出て2時間弱。7時前に
到着しました。予想通り風が涼しいぐらいの気候です。
この駅も新線の開通と共に改築された…と言うか元の場所から少し
ズレた所に新築された駅だと言う事で、何と言うか「国鉄らしくない」
雰囲気の駅であり、付近が宅地化されてるので有人駅です。
やはりココから廃線跡を歩く人が多いようで、駅の待合室にも案内図
がありました。…謎のウイルスの流行以後、「3密」を避ける目的で
大人数での散策などを自粛するように説明されてますな。
廃線跡のうちハイキングコースになってるのは、道路などに転用され
なかった全長4.7kmの区間です。目安は約2時間か。
ともあれソノ入口まで行かにゃならんのですが、結構遠いようです。
線路に沿って福知山方向へ歩き、武庫川畔へ出ました。
この交差点に出る直前の所に、古い橋台の跡が残ってました。
生瀬駅を出てすぐの地点なので、旧線と新線は然程離れておらず、
すぐ奥手に新しい高架橋が見えています。
新線はココから山間部を長いトンネルで真っ直ぐ抜けますが、旧線は
武庫川に沿ってカーブを繰り返しつつ走ってた事になりますね。
てかハイキングコースの入口まで1.7kmとか、地味に遠くてコレだけで
カナリ大変なんですけど。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
ソノ存在を急に思い出した所があって、お盆前のある日に日帰りで
探ってきましたクラ駅長です。
JR福知山線(愛称として宝塚線)の生瀬
~武田尾の旧線区間です。
ココが最初に開通したのは明治32年の事
ですが、左の地図の通り武庫川の上流に
沿ってカーブが続く単線区間であり、難所
とまでは行かないものの、通り抜けるのに
時間が掛る所だったようです。
昭和に入って大阪のベッドタウンが拡大
すると、コレでは時代に合わなくなって、
国鉄分割民営化直前の昭和61年になって
生瀬~武田尾~道場の10.4km(現在の
営業キロ)が電化&複線化されました。
旧線は廃止後も長らく放置されてましたが、勝手に入り込んで歩く者
が多く転落事故なども発生したので、平成28年に柵や案内看板など
を整備して、正式なハイキングコースとして再生されたそうな。
…私が初めて福知山線に乗ったのは高校2年の頃(平成元年)だった
と記憶してますので、既に新線に切り替わった後であり。こっちの区間
については写真などでしか知りません。
ただ大阪駅に乗り入れて来るDD51+旧型客車の普通列車は何度か
見た記憶があり、現在のようなアーバンネットワークな状況とはカナリ
かけ離れたイメージでしたね。
梅雨が明けて本格的な夏になった時期の事だったので、出来るだけ
早く出掛けて気温が上がる前に済ませてしまおうと思い、始発列車
で奈良を出る事にしました。大阪方面行きは4:50発です。
事前に西宮市の観光協会に問い合わせた所、夜間は閉鎖される
とかの時間的な制限はナイようです。
宝塚線も早朝は丹波路快速がナイようで、大阪で普通列車に乗り
換えます。…国鉄末期まで旧型客車だったと言う話は意外でしょ。
そんな感じで生瀬駅に到着です。「なまぜ」と読むんですね。
…大和路線も始発は普通列車なので奈良を出て2時間弱。7時前に
到着しました。予想通り風が涼しいぐらいの気候です。
この駅も新線の開通と共に改築された…と言うか元の場所から少し
ズレた所に新築された駅だと言う事で、何と言うか「国鉄らしくない」
雰囲気の駅であり、付近が宅地化されてるので有人駅です。
やはりココから廃線跡を歩く人が多いようで、駅の待合室にも案内図
がありました。…謎のウイルスの流行以後、「3密」を避ける目的で
大人数での散策などを自粛するように説明されてますな。
廃線跡のうちハイキングコースになってるのは、道路などに転用され
なかった全長4.7kmの区間です。目安は約2時間か。
ともあれソノ入口まで行かにゃならんのですが、結構遠いようです。
線路に沿って福知山方向へ歩き、武庫川畔へ出ました。
この交差点に出る直前の所に、古い橋台の跡が残ってました。
生瀬駅を出てすぐの地点なので、旧線と新線は然程離れておらず、
すぐ奥手に新しい高架橋が見えています。
新線はココから山間部を長いトンネルで真っ直ぐ抜けますが、旧線は
武庫川に沿ってカーブを繰り返しつつ走ってた事になりますね。
てかハイキングコースの入口まで1.7kmとか、地味に遠くてコレだけで
カナリ大変なんですけど。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.521 鉄道廃線跡を探る