新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

糸魚川ジオステーション ①

2020/09/30(Wed)

台風による特急「サンダーバード」迂回運転のせいで、早朝から
トラベルミステリー犯人みたいな気分を体験し、金沢から乗った
北陸新幹線約1時間今回のベースとなる糸魚川に到着しました。

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糸魚川で降りるのは、大糸線乗り潰しをやって以来の7年振り
なりますクラ駅長です。…左は到着直前の車窓風景ですが、カナリ
海に近いんですね。高い建物少ないから海岸までよく見えました。

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同駅は元々が北陸本線大糸線乗り換え駅ですが、新幹線が開通
して北陸本線が第三セクターえちごトキめき鉄道に移管して以来、
JRの在来線大糸線だけと言う、変な状況になってしまいました。

同駅では南口の事を「アルプス口」北口「日本海口」と言います。
新幹線南口の方で、まずはココの「糸魚川ジオステーション」
用事があるのですよ。

近代的な高架駅の前に、レトロ煉瓦造りの構造物がありますが、
コレに関しては後で詳しく説明します。昔の機関庫の一部だそうな。

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では室内に入ります。正式には「糸魚川ジオステーション ジオパル
と言うようですが、長いっすね。

まずは観光案内所と、付近の地質や地形などを紹介するコーナーが
あります。「フォッサマグナ」ってやつ?地溝帯で合ってますかね?
私の興味はに向いてますので、ココはスルーして先に進みましょう

…目的はやはり鉄道絡みです。大糸線で活躍したキハ52保存車
あるのと、巨大な鉄道模型のジオラマが作られてるそうな。

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圧倒的目立つ配置で気動車が鎮座してますな。
…そしてコレも後で詳しくやりますが、今年の夏から公開されている
トワイライトエクスプレス実物大模型が手前に見えています。

糸魚川駅新幹線の駅だけが高架在来線地上にある)なので、
車両を横向きに入れるにはギリギリの幅なんですよ。殊にキハ52
エンジンを強化した分、同系の一般車より1メートル長かった筈です。

…最終的に何色だったのか調べてませんが、国鉄一般色に復元され、
足回りもキレイに塗り直されてます。本職(JR関係)の仕事でしょう。

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資料によると同車キハ52 156号は、1966年に製造された同形式の
ラスト
ナンバーで、現在はいすみ鉄道に譲渡されているキハ52 125号
とともに大糸線最後まで走ってたうちの1両だそうです。

先述のように当時の国鉄の標準型だったキハ20エンジン2基版で、
主として勾配のキツい山岳路線で使われていました。

ではこのキハ52から順に、詳しく見学していく事にしましょう。

→次回に続く



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No.549 鉄道保存施設を探る