新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鉄道ジオラマの製作2020 ⑪

2020/10/20(Tue)

そんな感じで前説は滋賀県多賀町で発見した保存SLからなんですが、
コレはどうやら、あった多賀SLパーク跡地らしいんですよ。
先述のおじさん曰く「は後ろに客車があってね…」と、やっぱり?

時代としては昭和50年頃の事なんですが、廃車になった蒸気機関車
コレまた需要が減りつつあった10系寝台車を使った、一般にSLホテル
と呼ばれる宿泊施設ブームになった事がありました。

機関車を先頭に寝台車などを何両か連結して列車の形に並べた物で、
寝台車が客室です。最盛期には全国で20箇所近くが営業していました。

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調べてみると多賀SLパーク昭和51年開業で、機関車の後ろに
10系のB寝台車を3両連結したスタイルだったようです。

…時期は不明ながら1980年代まで営業してたようで、関西で唯一の
存在だったから一度は行きたかったんですが、小学生の身では勝手
に旅行する事も出来ず、気が付いたら無くなってたような感じでした。

その後、先に客車解体されて機関車だけが残ったのでしょう。
車種はD51型であろう事が見て取れます。資料によると1149号機
なっており、同形式の中でもかなり末期に製造された個体のようです。

屋根がナイからカナリ荒廃しており、ナンバープレートありません
最終的には北海道で使われてたと言う事で、除煙板北海道仕様
短かいタイプです。何故かハトのマークが入ってますが。

そして最末期タイプの特徴なのが、右下の蒸気ドームです。戦争末期
昭和19年製だから、ドームの丸み省略したカマボコ型です。
…コレで何が節約出来るのかなのですが、材料より時間かなあ?

さて模型鉄の続きですが、こちらも蒸気機関車ネタから…。未公開の
新車
としてのC11型と、何か古そう2軸貨車が何両か入ってます。

あとネットでなく実際の店舗を回って中古車を探してるのがオハ32系
旧型客車の中でも戦前に製造された窓が狭いやつなのですが、コレが
なかなか出物が無くてメーカーも色々と混在する事になりそうです。

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C11型天鉄局管内で使われてたかどうか不明なんですが、ドコに
でもありそうな汎用のタンク機関車なので1両は欲しいかなと言う所。

で、問題は中古で買ってきたコノ無蓋車なんですよ。…荷台の上に
金網が付いてるのは、製紙原料の木材チップなどを運ぶ仕様で、
それこそ紀州鉄道でも昭和の末期まで見られた物なんですが…

よく確認せずに買ったら、連結器自動連結器もどき細いやつ
付いてました。鉄道模型中古車は往々にして、前の持ち主が自分
の都合で連結器を取り換えた物が売られています。

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私は機関車客車貨車アーノルドカプラーNゲージ特有ゴツい
やつ)と決めてるので、追加で買ってきて取り換える必要があります。

しかし今回、何を思ったのか 電車用密着連結器もどきを買ってきて
一部の電車
の物をコレに取り 換え余ったアーノルドカプラー捻出
すると言う回りクドい方法を取ってしまいました。

KATOの商品ですが、トミックスにも無理矢理付ける事が可能です。
見た目もスッキリするし、物によっては車間が短かくリアルになります。
取り敢えず通勤電車12両ほどが密連もどきに変わりました。

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引き続き作ってるに関しては、上部の樹木などを増やして何となく
バランスが取れたかな?と言う所で下部と合体させ、継ぎ目を埋めて
全体的に仕上げて行きました。

当たり前の話ですが斜面がある物なので、塗料接着剤
筆塗りすると、に向かって流れて行きます

ソレをそのまま土や草の部分にしてあるので、リアルだか不自然だか
分からん仕様になりました。でもこんな感じの山も実際にあるでしょ。

コレでいいような気もするし、まだまだ足りないような気もするし、
止める判断難しい所ですね。意地になって植えてると山全体
植物になってしまい、変化を付けようとした部分まで隠れますわ。

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…と、この辺まで来て根本的な生活スタイルまで変える事を余儀なく
された話です。今回のジオラマ前回の物より横幅が広くなりました
ので、ワンルーム狭い床に置いてあると矢鱈と足が当たるんです。

しかも端っこ高い山と言う状況だから猶更ですね。
引っ越さずこの状況を改善するには、寝床ジオラマ場所を入れ
替えるしかありませんでした。

レオパレスの寝床は大抵が、高さ約1mスペースベッドであり、
丁度と言うか何と言うか、布団ジオラマほぼ同じサイズなのです。

まず載せて試運転をしてみたら、矢鱈と音が響くので、ブロック式の
カーペットを買ってきて敷く羽目になりましたが。

布団ならまぁ洗濯物を干しにまで行くにしても、踏んでも差し支え
ナイですからね。…しかし今までジオラマがあった所に布団を敷くと、
掃除機を掛けた筈なのにバラスト草の欠片が矢鱈と落ちてますな。

山が完成すれば、作業の9割は終了した雰囲気でしょうか?そろそろ
車両もまた増やして行きたい所ですね。…出物がない車両はとことん
出回らないのが難点ですが、焦らずのんびり行きましょう。

→次回に続く



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