新・駅長日誌Ⅱ

さて多賀ＳＬパークの跡地ですが、引き続き保存ＳＬを見学しております
クラ駅長です。



車体がカナリ荒廃してるものの、一応は面倒を見てる組織があるらしく
キャブの部分はブルーシートで覆われていました。

ナンバープレートは欠損しており、代わりにシール様の物で再現されて
います。実際の車番は1149号機ですが、何故か「999」となってました。
…当時流行っていた「銀河鉄道999」にあやかった物だと思われます。

機関車の後方にも更に線路が続いており、併せてプラットホームらしき
構造物が残っている事から、当時からこのままの位置で後方に客車が
連結されていたと思われます。

Wikipediaによると、機関車と客車は直近の近江鉄道多賀駅まで同社
の電気機関車で甲種回送して搬入され、３両の客車のうち１両は車内
が和室に改造されていたそうな。

最盛期は20箇所以上あったＳＬホテルも最近は殆ど無くなってしまい、
代わりになる物としてブルートレインの客車に泊まれる施設が幾つか
存在しますが、やはり屋根がナイと車体の維持は難しいでしょうね。

木村鉄道の社員旅行のうち、熊本県の「ブルートレインたらぎ」の回に
行き損ねた身としては、ソレすら無くなる前に一度ぐらいは、何処かの
「泊まれる保存車」に泊まってみたいものだと思っております。

さて模型鉄の続きです。…てかギリギリまで作業が終わらず、記事が
遅くなりましたね。



山が概ね完成したら、大きな作業としては最後になる外枠の取り付け
なんですが、駅ノートばかりやってると家で作業する日が取れなくて、
昨日やっと仕上がったんですよ。

釘を打つ作業が入るので夜中は無理でしょうから、日中に仕事の
休憩時間に帰ってきて仕上げました。…この辺の融通が利くのが
今の仕事の便利な所ですが。

一般的な部分は前回と同じですが、山の裏側は初めての経験です。
カーブしたトンネルで模型としては比較的長いので、事故発生時の
救出用の穴も作ってます。概ね設計通りに出来ました。



最後まで残ってた山の麓の区画は、コレまた使い回しの建物である
通称「わらぶき農家」を置いて裏が畑と手前は鹿ヨシヨシ場にします。
以前に買ってあった芝生のシートを使ってみましょう。

継ぎ目の部分などをカラーパウダーで誤魔化してありますが、全部
ソレで作るよりキレイに出来ますね。直射日光による退色がドノ程度
かは分かりませんが、寝床部分へ移設したのでソレも防げるでしょう。

…山裾の気になる部分は後からでも草を足していけばイイかな。



トミックスの昔からある「対向式ホームセット」に付属してるのと同じ
形状の柵と看板だけが別売りで存在するので、ソレを使って芝生の
部分を仕切ってみました。鹿は前回からの使い回しで12匹居ます。

…何だカンだと思ってたより狭くなりましたね。
こんな所に藁葺の農家が一軒だけあると言うのも不自然ですから、
コレは昔の建物を社会見学用に保存してある設定にしましょう。

…実際の話、この程度の高さの柵があっても鹿は難なく跳び越えて
しまいます。だから道路や向かいの寺の敷地にも居るのがミソ。



折角だからココまでで、建物を全部置いて全体像を撮りました。
概ねソレらしく出来たと思います。あとは架線柱と山以外の場所の
樹木、そして細かい部分の仕上げぐらいかな？

そして今回、車庫の車線が矢鱈と増えたので、電気が開通してる
区間を分かりやすくするため、LED式の方向指示器と言うのを導入
しています。…昔は無かった便利なアイテムですな。

そんな感じで今後も引き続き作業は進めますが、先に記事の予定を
取るから間に合うか否かが生じるんですよね。…次回は無理せず、
ネタが溜まった時点でアップする事にしましょう。

…明日からは再び駅ノートネタです。愛知県と岐阜県で、それぞれ
新規発見された所がありますので、ソレから御紹介していきましょう。

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