岐阜レトロミュージアム ②
2020/10/24(Sat)
さて岐阜レトロミュージアムですが、ココからは飲食コーナーの紹介に
移りますクラ駅長です。…実はこっちの方が楽しみだったんですよ。
世の中には「食べ物が買える自動販売機」が色々とあるワケですが、
コレに関しては今より昔の方が種類的に充実してたような気がします。
また高速道路が発達する前は、主要な一般道に「ドライブイン」という
施設が多くあり、人手を必要としない自販機などは深夜帯の営業にも
便利だったのでしょう。
ココには「レトロ自販機」と称される、飲食物を扱う自販機が何点か
集められており、幾つかは実際に可動するのだそうな。…看板には
「24時間営業」とありますが、コレは雰囲気のみの物だと思われます。
…購入可能なのは天ぷらうどん・カップラーメン(コレは今でもよくある)
などです。一番手前のカレーライスも楽しみだったんですが、一時的に
故障中のようでした。まぁ全部が古い物だから仕方ありません。
一番人気(他のブログなどでも紹介されてる)
が左の天ぷらうどんです。…コレに関しては
子供の頃に一度だけ使った事があるのです。
地元の大学病院の食堂にありました。
しかも偶々食材補充のタイミングに当たり、
係のおじさんが中を見せてくれました。
…中に螺旋状の構造物があって、スイッチを
入れると容器にセットされたうどんが降りて
きて、濃縮出汁とお湯が入る仕組みだったと
記憶しています。所用時間が27秒ですね。
…40年前にしては高度なギミックでしょう。
では実際に買ってみましょう。昔はもっと安かった筈ですが現在は
500円でした。…高いと思う人はそもそもこんな所に来ない筈ですね。
測ったワケじゃないですが、恐らく27秒ぐらいで出てきました。容器は
プラスチック製の丼鉢ですが、実際はもぅ少し柔らかいゴムみたいな
樹脂製の専用容器で、基本的には洗って使い回す物のようです。
現在は謎のウイルスに対する警戒で使い捨ての容器だと説明書きに
書かれていました。…よく形が合ったものだと思いますが。
そして食べ始めると、麺の下からかき揚げ天ぷらとネギが出てました。
構造上、この方が都合がイイのかも知れません。
まぁ「すごく美味い」と言う物ではありませんが、長時間車を運転して
夜中にコレを見つけた人にはカナリ有り難い存在だった事でしょう。
続いてハンバーガーです。…コレに似た物は現在でもニチレイの冷凍
食品などが存在しますが、ソレらの元祖と言ったと所でしょうか?
箱に入った冷凍食品が電子レンジで加熱されて出てくるんでしょう。
…しかし60秒で「焼けます」とか「焼きあがり」まで○○秒とか、そもそも
実際にコノ機械で焼いてるワケじゃない筈であり、今なら広告表示の
何らかに引っ掛かりそうな表記です。大らかな時代だったんでしょう。
そして残数表示がニキシー管です。コレまた懐かしい物ですが、今の
ようなデジタル表示が普及する前は鉄道の券売機などもコレでした。
で60秒から更に何秒か待たされて出来上がりしまた。機械の説明書き
では「Mr.バーガー(絵のおじさん)が高齢のため」とされています。
ハンバーガーは300円だっかな?上記の天ぷらうどんもそうですが、
元々は食事を楽しむと言うより空腹を満たす程度の存在だった筈が
逆に「珍しいB級グルメ」として扱われてるのが面白い所です。
…ココまで来たら飲み物は瓶入りのコーラだろうと言う事で、レジにて
購入しました。カウンターの奥に居る割烹着姿の女性は店員さんでは
なく、何かの等身大看板のモデルさんですが。
ハンバーガーも「めっちゃ美味い」という物ではありませんが、ココの
雰囲気に合ってていい感じでした。
…しかし来る途中で普通に昼食を取り、ココでコレだけ食べると、もぅ
夕食は要らない感じです。流石はドライブイン用の食べ物ですね。
腹持ちがよく、あと100kmぐらいは休憩なしで走れそうですよ。
当日は岐阜市内まで戻って一泊し、明日は樽見鉄道で新規発見された
神海駅の駅ノートを描く予定にしております。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
移りますクラ駅長です。…実はこっちの方が楽しみだったんですよ。
世の中には「食べ物が買える自動販売機」が色々とあるワケですが、
コレに関しては今より昔の方が種類的に充実してたような気がします。
また高速道路が発達する前は、主要な一般道に「ドライブイン」という
施設が多くあり、人手を必要としない自販機などは深夜帯の営業にも
便利だったのでしょう。
ココには「レトロ自販機」と称される、飲食物を扱う自販機が何点か
集められており、幾つかは実際に可動するのだそうな。…看板には
「24時間営業」とありますが、コレは雰囲気のみの物だと思われます。
…購入可能なのは天ぷらうどん・カップラーメン(コレは今でもよくある)
などです。一番手前のカレーライスも楽しみだったんですが、一時的に
故障中のようでした。まぁ全部が古い物だから仕方ありません。
一番人気(他のブログなどでも紹介されてる)
が左の天ぷらうどんです。…コレに関しては
子供の頃に一度だけ使った事があるのです。
地元の大学病院の食堂にありました。
しかも偶々食材補充のタイミングに当たり、
係のおじさんが中を見せてくれました。
…中に螺旋状の構造物があって、スイッチを
入れると容器にセットされたうどんが降りて
きて、濃縮出汁とお湯が入る仕組みだったと
記憶しています。所用時間が27秒ですね。
…40年前にしては高度なギミックでしょう。
では実際に買ってみましょう。昔はもっと安かった筈ですが現在は
500円でした。…高いと思う人はそもそもこんな所に来ない筈ですね。
測ったワケじゃないですが、恐らく27秒ぐらいで出てきました。容器は
プラスチック製の丼鉢ですが、実際はもぅ少し柔らかいゴムみたいな
樹脂製の専用容器で、基本的には洗って使い回す物のようです。
現在は謎のウイルスに対する警戒で使い捨ての容器だと説明書きに
書かれていました。…よく形が合ったものだと思いますが。
そして食べ始めると、麺の下からかき揚げ天ぷらとネギが出てました。
構造上、この方が都合がイイのかも知れません。
まぁ「すごく美味い」と言う物ではありませんが、長時間車を運転して
夜中にコレを見つけた人にはカナリ有り難い存在だった事でしょう。
続いてハンバーガーです。…コレに似た物は現在でもニチレイの冷凍
食品などが存在しますが、ソレらの元祖と言ったと所でしょうか?
箱に入った冷凍食品が電子レンジで加熱されて出てくるんでしょう。
…しかし60秒で「焼けます」とか「焼きあがり」まで○○秒とか、そもそも
実際にコノ機械で焼いてるワケじゃない筈であり、今なら広告表示の
何らかに引っ掛かりそうな表記です。大らかな時代だったんでしょう。
そして残数表示がニキシー管です。コレまた懐かしい物ですが、今の
ようなデジタル表示が普及する前は鉄道の券売機などもコレでした。
で60秒から更に何秒か待たされて出来上がりしまた。機械の説明書き
では「Mr.バーガー(絵のおじさん)が高齢のため」とされています。
ハンバーガーは300円だっかな?上記の天ぷらうどんもそうですが、
元々は食事を楽しむと言うより空腹を満たす程度の存在だった筈が
逆に「珍しいB級グルメ」として扱われてるのが面白い所です。
…ココまで来たら飲み物は瓶入りのコーラだろうと言う事で、レジにて
購入しました。カウンターの奥に居る割烹着姿の女性は店員さんでは
なく、何かの等身大看板のモデルさんですが。
ハンバーガーも「めっちゃ美味い」という物ではありませんが、ココの
雰囲気に合ってていい感じでした。
…しかし来る途中で普通に昼食を取り、ココでコレだけ食べると、もぅ
夕食は要らない感じです。流石はドライブイン用の食べ物ですね。
腹持ちがよく、あと100kmぐらいは休憩なしで走れそうですよ。
当日は岐阜市内まで戻って一泊し、明日は樽見鉄道で新規発見された
神海駅の駅ノートを描く予定にしております。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.573 駅長が見た風景