新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

木村鉄道社員旅行2021 ②

2021/07/02(Fri)

さて木村鉄道の社員旅行ですが、最初の訪問先であるえちぜん鉄道
整備工場から見学しておりますクラ駅長です。

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案内人である営業担当者さんが随所で解説して下さりつつ進むん
ですが、現業の方より鉄ヲタの方が視点がひねくれてるのは道理。

例えば営業さんスルーしたパンタグラフの棚とかに引っ掛かって
進みが止まるから、プロとして予想外だったのか「しまった!」と言う
小声が出たのを聞いてしまいました。

錆びてるように見えますが充分に使える物だそうです。しかしこんな
市販してナイでしょうから、ココから特注なのかも知れません。

屋内ピットつきの車線には、福井鉄道直通運転を行うki-bo
入ってるんですが、コレは事故で破損した車体を修理すべく入院中
だとの事でした。

20210702c.JPG…調べてみると昨年11月三国芦原線
(鉄道区間)鷲塚針原付近の踏切
軽トラック衝突した事故がヒットします。
運転手高齢の男性死亡したそうな。

前面が繊維強化プラスチックで出来て
おり、上手く衝撃を吸収して最低限の
被害で済んだそうですが、カナリ大きく
破損しており、コレはネットに上げない
ようにと言われました。

まぁ事故現場報道写真検索すると
簡単に出て来る世の中ですが、イメージ
が悪いだろうから隠しておきまます

…てか、かなりグロかったし。しかし半年も経つのに外観上は全くの
手付かず
に見えました。色々と大変な御時勢なのかも知れません。

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所でki-boのようなLRT低床式の
鉄道車両を見てて、ずっと不思議
に思ってたのが「車輪走行機器
ドコに入ってるのか?」と言う

今回は整備工場内と言う事で線路
ピットが掘られており、床下の
部分もしっかり観察出来ました。

連接構造でも台車は各車体にある?

…この構造だと連結部はカナリ頑丈な梁が必要になりますね。
今後は路面電車このタイプの物が増えるんでしょう。確か宇都宮
でもLRTの新規路線が開業するとか?技術の進歩ですね。

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次に木村社員鉄ヲタどもが引っ掛かったのが、ソレとは対照的
古めかしい台車です。…今時こんなゴツい箱型の軸受けにスポーク
車輪吊掛モーターを使ってる電車なんてあるんですかね?

…答えはML521型と言う、右の凸型電気機関車の物でした。

昭和24年製造の車両で、京福電鉄から引き継いだ物です。現在は
2両連結で、ラッセルヘッドを付けて除雪用に使われています。

台車は手前に居る522号車の物で、右の画像では更に古そう仮の
台車が取り付けられています。…要はまだまだ使うと言う事だな。

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そしてえちぜん鉄道移管する京福電鉄時代から残る、旅客車
としては唯一の存在となる5001型が出てきました。

単行でしか使えず車内はオールロングシートなので、恐らく現在は
イベント用の予備車のような扱いになってると思われ、私も現物
見るのは初めての事です。

今回はこの車両勝山まで貸切列車往復させて貰えると言う事で、
車庫内実物を見学した後、福井口駅まで戻りました。

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…これまで私も福井口駅一般的な島式ホームの高架駅だと思って
たんですが、奥まった所片欠きの構造になってて普段は使わない
3番線が存在するようです。

ピカチュウ親方社長のツーショットが撮れましたので、親方には
加工前の物を進呈してあります。今回は撮影条件厳しいのですよ。

ともあれココから実際に乗車して、勝山永平寺線終点となる勝山
へと向かいます。

→次回に続く



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No.824 木村鉄道業務日誌