新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

見老津⑤ おまけネタ

2023/08/25(Fri)

では続けて、紀勢本線見老津に関する「おまけネタ」を紹介して
おきますクラ駅長です。

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当日の近畿地方は朝から広い範囲雨予報だったものの、何故か
強く降らず夕方になりかけてました。

…しかし気圧は低いのか、が些か荒れています。同駅は真正面
が太平洋と言う立地なので、ずっと波の音が聞こえてました。

海岸線まで結構な高低差があるので、高波心配は無さそうです。

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運転系統として同駅は、新宮~紀伊田辺の間になりますね。
普通列車の殆どがこの区間を往復する物であり、たまに串本止まり
区間運転が混じる感じでしょう。

車種も現在は、すっかり227系で統一されてしまいました。

ロングシートの2両編成と言うのは些か旅情に欠けますが、新車
段階でワンマン運転を想定してあるから車内設備の配置などにも無駄
がナイし、現状ではコレが最良の選択なのでしょう。

今回は同駅で上下交換するシーンが見れましたよ。
我が家の鉄道模型にも4両入れましたが、増結編成と言うのが
商品として存在しないので、2両ずつバラしての運転も可能です。

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そして最近のローカル線定番化した、運転状況を示すモニター
がココにも設置されています。建物としての待合室があるから、
大き目の画面でした。

…当日は九州~山陽山陰に掛けて結構な豪雨となっており、その
エリア運休案内ばかり繰り返し流れてるもんで、気になって
雨雲の状況を見ると、やはり鳥取周辺エラい事になってました。

駅ノートで色んな所へ行くから、ずっと聞いてると「ココは山陰か?」
錯覚しそうになりますね。

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そんな感じで絵を描いてると、警察官の方が巡回に回ってきました。
改めて確認すると、駅に巡回連絡箱があるんですよ。

…私は絵を描いてる時はなるべく話し掛けて欲しくナイんですが、
業界全体の評判落とさないように、地元の方の世間話にも出来る
限り付き合う事にしています。

更に相手が警察官だと、無視して不審人物見られても困るので、
暫く手を止めて喋る事にしましょう。

やはり車の「飛鳥」に引っ掛かったようで「僕も学生時代奈良に
住んでてね…」みたいな話になりましたが、今後復元したセドリック
で回るとなると、話し掛けられる率無駄に上がりそうですね。

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と言う事で今回の泊まりは、串本を通過して紀伊田原の直近にある
「あらふねリゾート」と言う国民宿舎です。5年前に初めて紀伊田原
へ来た時から、ソノ存在が気になってました。

昭和の時代からよくある、昔ながらの国民宿舎ですね。目の前が
海水浴場なので盛夏なシーズンにはソレなりに混むのでしょうが、
少し早い平日なので空いてました。

予約したんだから、エアコン先に点けといて欲しかったです。
空気の入れ替えも兼ねて大浴場へ行く事にしましょう。

→次回に続く



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No.1608 駅長が見た風景

駅ノート 見老津⑤

2023/08/24(Thu)

そんな感じで和歌山県内紀勢本線ですが、続いての駅ノート
すさみ町見老津にやって来ましたクラ駅長です。

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前後の区間が海岸線に沿って走る国道42号線並走してるので、
同駅の駅舎を出ると国道挟んですぐが海岸と言う立地の所です。

古い木造駅舎が残っており、入口に「すさみ町観光案内所」の看板
が付いてますが、コレは後述する駅カフェがソノ役割を兼ねてる
と思われます。

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現在は無人駅ですが、過去の有人駅時代に駅務室だったと思われる
スペースに、その駅カフェ「のんびり屋」が入居しています。

…が今回もお休みでした。今回で同駅駅ノート5巡目になり
ますが、開いてるのを見たのは1回だけかも知れません。

色々と事情があるのでしょうが、概ね閉まってる日の方が多い感じ
で、その名の通りのんびりした営業方針なのでしょう。

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待合室部分はソレほど広くなく、駅舎には扉の類ありません

…ベンチに置かれてる黒板は、「のんびり屋」営業してる日だと
特急「くろしお」の通過時刻が書かれてたりするんですが、今回は
何の記載もありませんでした。駅ノートもココに置かれてます。

駅舎を出てへ進み、スロープを上るとホームへ通じる構内踏切
に至ります。後述しますがココは駅舎から独立した島式ホーム
駅で、上下交換が可能な線形になっています。

すぐ右にある行き場のナイ階段は、過去に使われていた業務用
通路の跡だと思われます。昔の駅ではよく見かけた物ですよ。

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駅ノートは以前に「のんびり屋」で訊いた所、同店の管理ではなく
別の人物設置した物だそうで、一度盗まれたけど再設置された
経緯があるとの事でした。

前回の訪問以降の絵師さんの作品の通り。右下常連さん
ではありませんが、今年に入ってからの物なのに電車が105系
なので、ソレなりに過去の知識のある方が描いたのでしょう。

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さて今回は、駅から江住(新宮)方向へ少し行った所にある鉄橋
描いてみました。小さな川海へ注いでる地点で、谷間になった
所に見老津の集落があります。

ガーター鉄橋の高さは目測で20mぐらいでしょうか?余部ほど
迫力はありませんが、車窓からの見晴らしもイイ所でしょう。

上手い具合に上り「パンダくろしお」が通りました。…理想と
してはキハ58系の急行か、阪和色の113系がベストなんですが、
それはもぅ鉄道模型でしか再現出来ない世界です。

では今回も同駅周辺「おまけネタ」を拾ってから次の目的地
向かいますが、この時点で夕方の17時に近い感じです。今回は
1泊2日なので、宿泊地に向けての移動と言う事になりますね。

→次回に続く



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No.1607 駅ノートの記録

南紀への旅2023 ①

2023/08/23(Wed)

そんな感じで紀勢本線(和歌山県側)駅ノートの続きです。

話が些か前後しますが、ココで当日の朝~昼過ぎに掛けての移動
ネタをマトメて紹介しておきますクラ駅長です。

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奈良から和歌山までは、私はいつも京奈和自動車道です。
鉄道違い大阪湾に沿って走るより近いし、大半の区間が無料
走れるからなんですが、当日は朝から事故を見ました。

そもそも空いてるから大規模な渋滞にはなってませんでしたが、
迷惑な話ですね。赤い車加害車両なのでしょう。

…てか私には「スポーツカー」と言う存在自体が謎なんです。

公道スポーツ感覚走られても困ると言うか、町の商店街とか
野球やゴルフをやる人が居ないように、スポーツカーはソレが
許可されたサーキット場内のみで走るべきなんですよ。

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和歌山までの道中にも確たるサービスエリア無く、県境を越えた
道の駅「かつらぎ西」唯一それに準ずる存在なのですが、下り線
は大抵が早朝に通過するので、開いてる所見た事ありません

この時間帯腹の足しになるのは自販機のカップ麺だけです。

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そして印南駅ノートのネタにするため、蛙田みぃなちゃん立ち
パネルを探して印南町役場にやって来ました。
玄関マット特注品と思われる蛙デザインなんですね。

絵そのものネット上に転がってる画像を見れば描けますが、私の
ブログ「コレを描いた」と言う裏付けが必要なのです。

このキャラクター有志の方Twitterから「非公認」として発信し、
公認の座を目指して頑張ってるのだそうです。…ウチの猫キャラ
ドコかの鉄道会社使って貰えないもんかしら?

そして今回は、ココから次の見老津を経て最終地点の紀伊田原まで、
結構な距離があるんですよ。

見老津までは高速道路メインで50km強、更に紀伊田原が一般道
30km以上あり、それぞれ約1時間と言う感じでしょうか?

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ココからの区間もパーキングエリア少ないので、乗ってすぐ
印南昼食を取る事にしました。

ココの名物だと言う備長炭入りのうどんと言うのを頂きます。

は僅かな量なら食べても問題は無く、その吸着効果老廃物
排出を助けるのだそうですが、「麺がちょっと黒い」と言う程度
しか差はナイように思います。

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この紀勢自動車道も順に工事が進んでますが、紀伊半島の南端
部分が未開通の状態で、現状では西側周参見の先(すさみ南)
までとなります。

見老津へはココで降りるのが直近なのですが、せめて串本まで
繋がったらカナリ便利になるでしょう。「これからトンネル掘ります」
みたいな感じだから調べてみると、あと3年程度は掛かるようです。

ともあれ午後は、見老津の5巡目を描きますよ。

→次回に続く



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No.1606 軽トラック運転日報