新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 居組④

2023/08/01(Tue)

…そんな感じで鳥取廻りで、山陰本線居組にやってきました。
今回はココを起点として、同路線兵庫県の西端に近い4駅を描く
事にしていますクラ駅長です。

20230801a.JPG 20230801b.JPG

このエリアも今回で4巡目になりますが、最初に来た2018年11月
古い木造駅舎の駅でした。ソレが老朽化のため撤去され、2回目
からは最低限度の小さな待合室に変わっています。

1日の乗降客数10人以下では、コレでも充分すぎるのでしょう。

過去駅ノートが存在した加古川線久下村に似た事情ですが、
ココは駅ノートは撤去されず好意的に残されたようです。

20230801c.JPG 20230801d.JPG

ホームが1本棒線構造の駅ですが、豊岡方向古いホーム跡
と思われる構造物が残っており、2番線(又は3番線まで)
あった事が分かります。跨線橋で繋がってたそうな。

鳥取方向には、古色蒼然としたレンガ積みのトンネルがあります。
同駅から西へ数百m行くと鳥取県境なので、ココが分水嶺となる山
なのかも知れません。

…同駅に限った話ではありませんが、2年近く間が空いた訪問地は
どぅしても、初歩的な説明長くなってしまう傾向にありますね。

20230801e.JPG 20230801f.JPG

待合室は先述の通り新しい物です。但し入口から見て左側駅舎
の表側に面する固定されており、開けれないのが難点かも
知れません。この時期だと風が通らなくて暑いんです。

そして何故か、部屋の隅に古い材木が転がってるんですが、形状
から見て日本家屋の柱か梁として加工された物であり、旧駅舎
使われてた物かと思われます(用途は)。

駅ノートはココに置かれてるんですが、それを載せる造り付けの棚
も設けられてるので、新築時に「駅ノートも残してやろう、だったら
棚も要るか。」となった事は明白であり、珍しく好意的な感じが見て
取れました。

バックナンバーとして、カナリ古い時代の物から何冊もが残って
います。…しかし管理者不明であり、明らかに枚数が少ない
(破られてる)物も見られ、状態は良いとは言えないでしょう。

20230801g.JPG 20230801h.JPG

約2年振りの訪問なので、前回以降の絵師さんの作品ゆっくまー
シールもソレなりに増えてました

…但し先述のようにページが足りないノートも多くあるので、コレ
以外にあった可能性もあります。

ルミナさんはまたのろ登場させて下さってますが、今回もトイレ
を我慢してるんですね。…はい、同駅トイレがないのです。

20230801i.JPG 20230801j.JPG

絵のネタ前回の記事に書いた通り、駅から少し離れた七坂八峠
(しちさかはちとうげ)展望台から見た居組海岸の風景を描いて
おきました。

現地まで車で行く事について、否定的な意見もあるのは知って
ますが、行動範囲が広く取れるのでネタの幅も広がるんですよ。
まではバスなどの交通機関もないようなので。

では今回も、同駅に関する「おまけネタ」に続ける事にしましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1584 駅ノートの記録

山陰海岸への旅2023 ①

2023/07/31(Mon)

では新たな報告です。近畿県内駅ノート複数回目も段々と
遠隔地になりつつある6月下旬の事、兵庫県の日本海側鎧~
居組の4駅を、1泊2日で回ってきましたクラ駅長です。

後発設置諸寄過去3回の訪問となり、周辺と数を合わせて
行く事が可能になりました。

20230731a.JPG 20230731b.JPG

兵庫県とは言っても、居組などは限りなく鳥取県に近い所です。
流石に日帰りではキツいので、西から回って途中の浜坂温泉で1泊
する行路を組みました。

泊まりで出掛けるのは2月卯之町(愛媛県)以来、4ヵ月振りです。
行き方何通りかありますが、早朝奈良を出て中国道から鳥取道
に入り智頭急行線に沿って北上鳥取経由で現地へ向かいました。

…その方が高速道路やバイパス道路を多用出来るから、距離は長く
なりますが所要時間は変わらないのですよ。

20230731c.JPG 20230731d.JPG

鳥取の市街地を抜けて砂丘の北側を通り山陰近畿自動車道に入り
ます。…途中の富浦~東浜が今年の3月に開通し居組まで無料
バイパス道路繋がりました

バイパス山手を走るので、東浜付近で少しだけ日本海が見えます。

東浜山陰本線では鳥取県の最東端の駅です。トワイライト瑞風
も停車する景色のイイ駅だそうですが、行った事ナイんですよ。
駅ノートの存在は聞きませんが、機会があれば行ってみましょう

20230731e.JPG 20230731f.JPG

6月の下旬ですがカナリ暑い日で、集落周辺のアジサイも些か元気
がナイように見えますが、地元の人手入れしてる感じですね。
意外と色んな所に植えられています。

20230731g.JPG 20230731h.JPG

今回は絵のネタとして事前に考えた結果、近くの展望台から居組港
を見下ろす風景を描く事に決めましたので、先に現地を見に行く
事にしました。

地方の国道によくある「みどりの一里塚」が設けられています。
地図で見るに、通ってきたバイパス道路の他鳥取方面へ抜ける道
ココだけなので、開通前国道9号線だった事になるのかな?

20230731i.JPG 20230731j.JPG

古い物なのか表記が「浜坂町」となってますが、現在は湯村温泉
のある温泉町と合併し、新温泉町と言う自治体に属しています。

温泉のある町と言うのは日本各地に無数にあると思うんですが
「温泉町」とはまた大きく名乗ったものだと思います。

「みどりの一里塚」からもぅ1段上がった所にある「七坂八峠」の
展望台から見た景色が良かったので、コレを描く事に決めました。

手前に見える道路を登ってきた事になるんですが、国道として
ココしか無かった時代カナリ面倒な区間だった事でしょう。

では今回の最初の目的地となる、居組駅へ移動する事にします。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1583 軽トラック運転日報

ある日の仕事を記録してみた ④

2023/07/30(Sun)

本文を読むにはこちらからパスワードを入力してください。

No.1582 ○○について考える