新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 折居

2020/12/29(Tue)

…と言う事で中国地方駅ノートですが、2日目午前中山陰本線
折居と言う駅を描く事にしておりますクラ駅長です。

所でコノ折居駅なんですが、私が現在把握してるノート設置駅の中で
最も孤立した場所にあると言うか、隣の設置駅のまでの距離が最も
遠いと思われる所なんですよ。

…前日のから鉄道の営業キロ88.2km、同じ山陰本線出雲市
方向へ行った来待まで108.8kmあります。だから「何かのついでに行く」
と言う事が困難であり、最後まで残ったような経緯がありました。

てか元々は同じ並びでソレでも比較的近い飯井と合わせて3箇所
の予定だったのが前回の山陰飯井前倒しにしたので、更に余った
ような事情もあるんです。

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同日内設置駅間の移動だけで100km近くも走るのは効率が悪い
ので、途中の益田市で一泊する予定を組んだワケですが、益田から
だと約30kmです。早朝道も空いており、30分余りで到着しました。

ローカル線中間駅にありがちな、小規模な木造駅舎の駅です。
駅舎の建物はソレほど新くは見えませんが、を基調としたトーンで
塗られており、少し洒落た感じになっています。

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「折居」「おりい」と読むようなので「折居を見ながらおりいった話
をしよう」と言う趣旨の駄洒落を絡めたPRポスターが貼られています。

…事実、駅舎から道を挟んだすぐ日本海であり、近くには海水浴場
もあるようでした。付近の海岸線は概ね北西方向に向いており、夕方
には夕日がキレイな所だとも推測されます。

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無人駅ですが窓口原型を留めた感じで残っており、なかなか
歴史のある駅だと見ました。

Wikipediaによると大正13年の開業で、歌手さだまさし氏祖父
高級官僚佐田家は当時付近一帯の地主だった)が作らせた
なのだそうです。…まぁ「我田引が罷り通ってたた時代だからな。

駅舎内には国鉄時代の物と思われる各種の表示板が残っており、
ポスター建物の塗装とデザインを合わせたテーブルもあります。

…コレはよく野外施設なんかで見られるやつで、電気ケーブルなど
を巻いてある巨大な「芯」再利用した物でしょう。テーブルと椅子
があれば、駅ノートを描くのに便利だから有り難いのですよ。

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交換設備を有する島式ホームの構造で、駅舎とは跨線橋で繋がって
います。早朝だったからソレなりに通学時間帯なのか、30分に1本
ぐらいの感じで列車が着いてました。

三江線廃止以来、広島色のキハ120余ってるのか、こんな所
でも走ってました。ラッシュ時間帯だから2両編成です。

駅ノート2冊ありました。何れも令和に入ってからの物なので、設置
開始そのものが最近の事だと思われます。

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駅ノート的に辺鄙な所なのでゆっくまーシール
確認出来ず絵師さんの作品ケンさんの
1点だけでした。

そして一般の方の書き込みを読むに、冬場
イルミネーションが設置されるようです。

北条鉄道から遠ざかった今だから正直
言いますが、古い木造駅舎派手な電飾って、
実は私はあまり好きではありません

似合うか否かで言えば似合わないでしょ。
強い光源下から照らすやつの方が、まだ
見栄えがするように思うんですよ。

20201229j.JPG…では私の絵ですが「折り入って」
強調されたポスターを見てて
思い出したのが、間寛平さん吉本
新喜劇でやってた定番ギャグの1で、
概ね左のような会話のネタです。

誰かが寛平氏説教をしようと言う
状況になり、「折り入って話がある」
と言う所から始まるんですが、一々
「猿」に関連した単語聞き間違えて
ツッコミを入れると言う物なんです。

の中に入れるのを忘れましたが「あんた本気?」「誰がモンキー
やねん!」と言うのもありましたね。てん頭のいい子なので、のろ
ぱのの遣り取りの冒頭を聞いて他の部分もすぐ思い出したのでしょう。

早朝から始めたので9時過ぎには完成しました。次はココから新山口
方向へ帰るんですが、最初に言っときながら目的地の本由良駅まで
130kmほど離れています。

レンタカー返却予定時刻後々の予定を考えると、正午までには
着きたい所ですね。ギリギリかも知れませんが何とか急ぎましょう

→次回に続く



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No.639 駅ノートの記録

萩から益田へ

2020/12/28(Mon)

私は日々、Twitter「駅ノート」と検索して、新たな設置駅新作の
イラストなどの動きをチェックしてるワケですが、 その過程で発見した
謎の人物について記してみようと思います。

…恐らくは広島近辺に住む若い女性だと思われるんですが、ドライブ
が好きな人のようで、温泉地景色のいい山などへ出かけた画像を
よく載せてるアカウントがありました。

だから時々、駅ノートに関しても「○○駅にあったのでコメントを書き
ました」みたいな投稿があり、ソレで検索にヒットしたワケですが。

顔はボカしてあるけど、小柄で可愛らしい印象の人です。コスプレ
お好きなようで、浴衣メイドさんの衣装などで写ってる画像も時々
出てきます。そのぐらいはイイとして…

基本的にいつも尻が見えそうなミニスカートで、時々シャツから乳首
が浮いてたり、身体全体を抱え込むような姿勢だけど露天風呂の写真
があったり… 無駄にエロいと言うか、露出狂を疑うような画像が多々
出て来るんですよ。

…私もエロい画像や表現は決して嫌いではありませんが、そぅ言う物
見たい時でもないタイミングで出て来ると、どぅも気持ちが悪い

加えて乗ってる車が女性にしてはゴツいSUV車であり、諸々の画像も
撮影者が別に居るような構図である事から、常に同行してる男の存在
も想像出来るワケで… 段々と嫌悪感を感じるようなって、ミュート設定
にしてしまいました。

見たくない物見なくて済む権利」って、こう言う事かも知れません。
今更理解したような気がします。

…そんな感じで萩駅駅ノート描き終え、市内にある萩・明倫学舎
と言う観光施設にやって来ましたクラ駅長です。

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…ココは元々「明倫館」と言う長州藩の藩校があった所ですが、跡地
小学校になり、昭和10年に建築された古い校舎が残っています。

平成26年まで実際に小学校として使われてましたが、現在は観光施設
として萩の町のPR活動の拠点となっている所です。

少し興味はあるんですが段々と陽が傾いてきたので、お土産コーナー
「萩にゃん」お人形だけ買って退散する事にしました。

…ちなみに同キャラ女の子版として、吉田松陰先生の妹をイメージ
した「文にゃん」と言う子も居るらしいです。同一仕様お人形もある
ようですが、2匹も買うと高いのでごめんなさい

久し振りに増えた「都道府県1匹ずつゆるキャラコレクション」の
山口県代表にしておきましょう。

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そんな事をしてたら意外と時間を食いました。今日はココから島根県
益田市まで走って宿泊なのですよ。

2日目の午前中に行く折居駅益田市の中心部から更に東にある
ので、当日中に出来るだけ近くまで行って泊まろうと言う感じで予定
を組みました。距離は約60kmですか。

主に国道191号線を走る事になりますが、この区間は概ね山陰本線
並走しています。優等列車なく、しかもダイヤが薄いのでレンタカー
にしたワケですが、所要時間同じぐらいかな?

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11月下旬の事なので、17時を過ぎると段々と暗くなってきます。
しかも急にが出てきてにわか雨のようなお天気になりました。

レンタカーではフロントガラスの撥水処理為されてない場合が多く、
気を付けて走らないといけませんね。

列車なら白熱電灯の旧型客車で走ってみたいような風景ですが、
もぅ諦めました。てか私がJRの企画担当者なら、瑞風の編成のうち
1/2両程度を「冷房なし旧型客車クロスシート」のフリースペース
にするアイディアを出す所です。

そんな感じで益田に到着。ホテルから少し離れてるんですが、
一応は寄り道して記念写真を押さえておきましょう。

20201228g.JPG 20201228h.JPG

今回も「あれば選ぶ」ルートインです。比較的新しそうな店舗でした。

地域共通クーポン券1枚出ましたが、翌日は何だカンだと忙しくて
昼食などには使えず、結局2泊目の広島まで持ち越してソコで出た
と一緒に夕食で使う羽目になりました。

ココで一泊したら2日目山陰本線更に東折居駅と、新山口まで
戻って本由良駅と…急な変更だったんでカナリ離れますが、頑張って
描いて頑張って走る事にしましょう。

→次回に続く



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No.638 その他の乗り物ネタ

駅ノート 萩

2020/12/27(Sun)

そんな感じで新山口駅からレンタカーに乗り、山陰本線萩駅に到着
しておりますクラ駅長です。

大正時代に建てられた立派な木造駅舎の残る駅ですが、駅の真ん中
入口にある看板には「萩駅舎」と書かれておりました。…では萩駅本体
ドコにあるのでしょう?

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駅舎の建物に向かって左側小さな屋根の部分入口に、遠慮がち
な感じで「萩駅」と言う看板が出ており、どうやらコレが現在の萩駅の
入口なようです。コレには些か驚きましたね。

開業当初大きな建物全体が使われてた筈ですから、左端小さな
部分
荷物用の通路か下手すると便所だったかも知れません。
現在の市の中心駅東萩駅だから、今はコレで充分なのでしょう。

券売機等の設備がない無人駅で、窓口に見えるのは観光案内所です。
…しかし意外な事にココにはトワイライト瑞風停車します。
東萩で降りて萩市内を観光し、ココで乗るコースになってるそうな。

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ではホームへ出てみましょう。交換設備のある対向式ホームの駅で、
反対側のホームへは跨線橋で繋がっています。ソレ以外に特殊な物
見当たりませんでした。

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…そして駅舎の建物大部分「萩市 自然と歴史の展示館」と言う
観光施設になってました。先述のように長州藩の城下町であり、
幕末から明治維新期激動の時代に多くの偉人を輩出した町として
も知られています。

右の写真幕末期に、長州藩からイギリスに留学した「長州五傑」
呼ばれる5人の若者たちの記念写真です。

その中でも真ん中に居る井上勝氏日本の鉄道の父とも呼ばれ、
最初の鉄道建設後の国産化大きな貢献をした人物なのですよ。

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駅舎に入居してる資料館としては、やはり井上氏一番に推したい
なのでしょう。駅前には銅像が建ってるし、部屋を区切った第二展示室
には生前の彼に関する資料なども多く展示されていました。

閉塞装置お約束ですが、各地で見る中で最も分かりやすく解説
されてるように思えましたよ。

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駅ノートはこの第二展示室内にあります。
資料館自体が9:00~17:00の営業(入館は無料)なので、ノート閲覧
書き込みその時間内限定と言う事になるでしょう。

表紙に「井上勝萩駅についての感想を…」とあったので、三者三様
の感想です。のろ早変わりを行ない、カナリ疲れた事でしょう。

向かって右側陣笠に戦闘服のキャラは萩市ゆるキャラ「萩にゃん」
をモデルにしました。

…ココでは簡単な絵しか無かったので、隣接する観光協会で訪ねると
グッズなどは市内の明倫学舎と言う観光施設で売ってるとの事でした。

丁度いいサイズの人形もあるらしいので、折角だから見に行きましょう

→次回に続く



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No.637 駅ノートの記録