新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 青部

2020/12/14(Mon)

…と言う事で大井川鉄道駅ノートですが、千頭駅から2つ戻った
青部と言う駅にやって来ましたクラ駅長です。

今回は何故か「何となく気になった」と言う事で、本線の全駅に関して
駅ノート有無を調べつつ走ってきたワケですが、結果的に千頭
含めて7駅を描く羽目になっております。ちょっと見つかりすぎですね。

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カナリ古い木造駅舎の残る駅でした。と言うか、大井川鉄道の本線
大抵がこんな感じの駅です。

SL列車、殊にきかんしゃトーマスを走らせてソコソコの売上はある
ように思うんですが、駅舎の改修までは予算が回らないのでしょう。
まぁ矢鱈と近代的な駅が並んでても「絵にならない」のは事実ですが。

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駅の構造としては単線にホームが1本だけ単純な物です。

駅舎とホームが何故か離れており、間の通路車も通れてしまう
珍しい配置になってました。…後で分かるんですが一般的には変
でも、大井川鉄道では特に珍しくナイ感じのようです。

駅務室部分には飲食店と思しき店舗が入ってる感じで看板が付いて
ますが営業してる気配ナイですね。待合室から見ると、元は有人駅
だったような雰囲気ですが、現在は必要最低限の物しかありません。

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…駅舎内の禁煙表示に、謎の落書きがありまして「全裸歩行!!
・野外露出成功」と書いてあります。またソノ隣に、何故か南海電鉄
の回数券が貼ってありました。色んな人が居るものです。

そして駅ノートですが、コレはノートと言うよりB5サイズの手帳でしょ。

よく企業従業員向けに配るような物で、「NEW HOLLAND」と言う
社名が入っています。調べてみると外資系の農機具などの会社で、
日本法人はソノ販売やアフターサービスをやってる所のようです。

当然に今年の物ではなく2018年向けでして、最初のページを開くと
年配者の物と思しき字で「駅手帖ニャン 書いてニャン」とあります。
…何か変なテンションだな。

しかし企業の手帳だから基本的にはスケジュールや日記を書く仕様
になっており、は当然として一般のコメントドコに書けばいいのか
よく分かりません。当然と言うか何と言うか、既存の書き込みゼロ

しかも全ページ薄いスタンプミッキーマウスか?)が捺してあるし、
ネタ以前に「どぅ使えばいいのか?」から困りました。…手帳だから
フラットには開かず、あんまり奥まで描くとスキャナ使えないし。

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ともあれ何もナイ待合室掃除道具が目立ってましたので、3匹
駅の掃除に来た事にしておきましょう。落ち葉が多い季節だし。

今の子供もホウキなどの棒状の物を持つとチャンバラごっことか
やるのか不明ですが「鬼滅の刃」流行ってる昨今なので、もしか
したら多いかも。てかのろオッサンですが、精神年齢低めです。

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…以下はおまけ撮り鉄ですが、描いてる途中に2本目SL列車
折り返してきました。C11227号機は一時的にきかんしゃトーマスから
国鉄仕様に戻されてるので、テカテカの塗りたて状態です。

そして前回は見れなかった7200系電車。…東急から十和田観光電鉄
を経て来た車両で、単行運転が可能なように両運転台化されています。

今後は南海6100系の中古車も入るし、大井川鉄道ステンレス通勤車
が主体になるのかね?…以前に「観光路線なのでクロスシートは必須
だと聞いた事があったんですが、ちょっと残念な気もします。

段々と陽が傾いてきましたので、初日ココで終わりにしましょう。
宿泊地島田市まで移動して、続きは翌日以降に持ち越しますよ。

→次回に続く



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No.624 駅ノートの記録

千頭駅を引き続き探る

2020/12/13(Sun)

そんな感じで大井川鉄道千頭駅ですが、やはり駅ノートを描くには
最低でも2時間近く居座る事になりますから、その間にSL列車2本
見る事が出来ましたクラ駅長です。

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11月中秋の観光シーズンと言う事か、平日でも基本的に2往復
運転されており、今回の駅ノートでは後々も随所でSLが見れる
(撮れる)状況でした。ちょっとした撮り鉄体験ですね。

まず11:53「かわね路13号」が着きます。同社のSL列車は、当日の
機関車の状態によって使う車両(と電気機関車の補機を付けるか否か)
を直前に決めるのだそうで、何に当たるか分からない楽しみもあります。

「かわね路13号」C11190号機客車が5両E10補機でした。

11月「きかんしゃトーマス」お休みなので、ソレ用のオレンジ色の
客車使い回されています。先に言ってしまうとトーマスを演じる?
C11227号機は元の国鉄仕様に戻すんですが、客車はそのままか。

尤もトーマス運用ではオリジナルのシートカバーなどを付ける所が、
ソレは外されてるようです。

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お昼になったので昼食代わりに駅蕎麦を頂きましょう。…観光地だから
残ってるんでしょうが、最近はあるだけでも有難い存在になってきました。
訊くと当日の営業14:50まで2本目のSL出たら終わりって事か。

この辺りまで来ると濃い色の出汁白ネギが載った関東風ですね。
現在は地域共通クーポン券が使えますが、単品で1,000円以上の商品
ありません

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13:09「かわね路1号」が到着。コレが基本的な定期運用便だな。

機関車最も使用歴が長く「きかんしゃトーマス」にも使われる
C11227号機です。見慣れないヘッドマークが付いてますが、コレは
「門出」と書いてあり、例の門出駅の開業を記念した物のようです。

先述のように今月「きかんしゃトーマス」から国鉄仕様戻されて
いますが、1か月間だけ元に戻すと言うのも手間でしょうね。
SLではラッピング出来ないだろうから一々塗るワケでしょ?

そして客車足りないのか何なのか、スハフ43型が混じってました。
コレは日本ナショナルトラストの所有車で、ずっと家山駅の側線
置いてあったようなイメージがあり、動いてる所初めて見ました

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ドサクサにちょっとだけ車内を撮っておきました。

元は「つばめ」「はと」などの編成単位でひっくり返す方式の特急列車
用に開発された物なので、バスみたいに一方向け固定式ロマンス
シートだったようですが、後に回転式の物に取り換えられています。

現在も回せるのか不明ですが、古い物だからあまり動かさない
方がいいのでしょう。向かい合わせの状態で往復してるようです。

補機は西武鉄道から来たE31型でした。そうねえ、個人的にこの色
やはり違和感です。…茶色に塗ったり出来ませんかね?

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そして最後、側線にJR西日本から貰ってきたSL「やまぐち号」用の
12系レトロ客車が押し込んであるのが見えたので、近くまで見に行き
ました
(隣接した道の駅の駐車場からよく見える)。

同社に引き取られてから2年が経ちますが、まだ具体的な使用
開始時期未定なようで、色褪せとサビが目立ってきました。

思うんですが、きかんしゃトーマスなんてコレでいいじゃない
どうせ架空の客車なんだし、自動ドアの方が親御さんも安心でしょう。
…で47系旧型客車元の青色戻してくれ

と言う事ついつい長居してしまいましたが、当日中もう1駅ぐらい
行けそうな感じなので、2つ手前青部駅まで戻る事にしましょう。

→次回に続く



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No.623 駅長が見た風景

駅ノート 千頭

2020/12/12(Sat)

そんな感じでようやく到着した大井川鉄道千頭駅から、駅ノート
の旅
を始めますクラ駅長です。

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本線としての同駅SL列車終着駅であり、アプト式で有名な
井川線が接続する同社の主要駅ですが、イメージとして駅ノート
存在する雰囲気ではない所です。…ともあれ久し振りに来ました。

当日は月曜日で、着いた時刻もSL列車到着前だったから、人出
はソレほど多くありません。考えたらコノ辺りだと東京から来る観光客
の方が多いだろうから、」にならないよう注意が要りますね。

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今回は先に本線の終点まで来てしまってますが、ココも有人駅なので
金谷新金谷同じ切符が買えるでしょう。

本線2日間乗り放題3,500円と言うフリー切符を買いました。
普通に宿泊を伴う乗り鉄なら便利な物ですが、結構な出費だわな。
まぁココで写真を撮る時の入場券の代わりにも使えるからイイや。

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同線「きかしんゃトーマス」が走るようになって、ソレへの依存度
一気に増えたような気がします。…前回10月だったので「実物大」
が見られたワケですが、11月一時休業中の感じです。

きかんしゃトーマス千頭駅に着くと、パーシーヒロお出迎え
…と言う事で、ソレを模したC12型9600型(ともに静態保存車)が
並んだ側線があるんですが、期間外なのでがっつり隠されてました。

…このぐらい公開してもバチは当たらないと思うんですが、トーマス
との契約上の事情だと思われます。

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当初の情報では駅ノートは、駅に隣接するSL資料館にあると言う話
だったので、まずソコへ行ってみましたが見当たりませんでした。

ココは何度か訪れてる所なので簡単にだけ見ておきますが、やはり
ジオラマにはトーマスその仲間たちが居るし、トップハムハット卿
記念写真が撮れる中途半端な撮影コーナーなども増えてます。

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再びの方へ戻って待合室を探したら、こちらにありましたわ。
表書きなどからして同社公式に設置した物だと思われます。

と言う事で、ココは先程見てきた資料館の内部を描いておきましょう。
…先述の通り設置駅矢鱈と多く確認されたので、安易にSLとか
描いてしまうと後々ネタに困ったりしそうで。

のろも設定上は鉄ヲタなので、こう言う所へ来ると自分の思考の世界
に入り込んでしまい、周囲が見えなくなるようです。

最近は作画時間も段々と短縮出来るようになりましたので、約2時間
仕上がりました。しかし滞在中にSL列車2本到着しています。

このネタ放置して次に進む事は無理なので、千頭駅もぅ1回
記事を書く事にしましょう。

→次回に続く



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No.622 鉄道保存施設を探る