新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

大井川鉄道2020 ②

2020/11/08(Sun)

さて大井川鉄道ですが、2駅目となる神尾駅での報告の続きです。
実際には駅ノートを描きつつ撮り鉄を挟んでおりますが、絵に関する
部分以外をマトメて紹介しておきますクラ駅長です。

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実は今朝新金谷駅に寄り道した際に駅の向かいの「プラザロコ」
駅弁を買って来たんですよ。

オーソドックスな幕の内「汽車弁当」などの人気メニューもあった
んですが、折角だから「きかんしゃトーマスランチボックス」を選択。
上の画像は五和駅で撮った物ですが、実際にはココで頂きました

要するに「お子様ランチ」ですな。私は味覚が子供な部分も残ってる
ので、それなりに美味しく頂きましたが、やはり量が少ないです。
秘境駅では周囲に買い物を出来るような商店もナイから困りました。

パッケージ飛び出す絵本みたいな仕掛けなってたり、ポストカード
オマケに付いてたりします。…コレも残しておきましょう

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その際の支払いに、ホテルで貰った地域共通クーポンを使いました。
1,000円単位釣銭が出ないから、1,180円なら丁度いいでしょう。

今後も色々と使う場面が出て来ると思いますが、私はもぅ誰かに
土産物買ったりとかしないので、自分で消費する食べ物が一番
いいと思っております。

再びきかんしゃトーマスが走ってきましたね。アングルは駅ノート
貼ってあった撮り鉄写真真似たものです。

客車だけで7両編成だから編成全体を入れるのが難しい所ですが
黒子的な立場の電気機関車カットしたと考えれば丁度いいでしょう。

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きかんしゃトーマス神尾駅では1時間ほどで戻ってきます。
やはり帰り便の先頭は例のE10型電気機関車でした。

…例えば東海道本線なんかの主要幹線は、戦前から部分的に電化
が進んでましたから、映画古い時代の鉄道を表現するにしても
全てを蒸気機関車一辺倒しなくてもいい筈ですよね。

そもそもC11型C56型しか出てこないんだから、小型であっても
茶色い電気機関車と言うのは充分に使えると思うんですが。

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大井川鉄道普通列車は、ある時期に赤字を理由にカナリ減便され
ましたが、午後には神尾駅上下交換するダイヤがあるようです。

近鉄車両と大井川の組み合わせは以前にも撮ったような気がします。
ズームカー南海風の丸い標識が再現されたので、勾配を登って
くる姿がソレらしくて絵になりますね。

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島式ホームなので上手く両者を
並べて撮る事が出来ました(近鉄
の方が僅かに動き出した所です)。

大井川鉄道の車両は大体が現品
限りの中古車なので、長いスパン
ではありますが一期一会的な状況
が基本です。

この組み合わせ今のうちかな?

同社駅ノートとしては本線だけを対象に考えてますので、現状では
あと3駅、段々と起点から離れて奥地へ行く感じになりますね。

…ココは列車を見てても飽きないし、久し振りにSL急行にも乗って
みたくなりました。あと改名予定の合格駅新規開業門出駅も。
近いうちに続きを描きに来よう と思います。




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No.588 駅長が見た風景

駅ノート 神尾

2020/11/07(Sat)

さて大井川鉄道の駅ノートですが、午前中五和駅を描き終えたら
午後は次の神尾駅へ移動しますクラ駅長です。

この路線乗車経験も何度かあるし、平行する道路走った事が
ありますが、今まで個別の駅について特に意識した事少なかった
かも知れません。

五和~神尾は営業キロで4.8km離れており、ココを盆地から
山間部へと雰囲気が変わる感じの区間ですね。

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地図で見ると国道の間近にある感じですが、線路の方がカナリ
崖下にある感じで、結構な高低差があります。脇道へ反れて集落
幾つか通る狭い道を迂回する必要がありました。

そんな山道の終点があります。…自動車でも充分に到達は可能
ですが、雰囲気としては四国の坪尻に似てます。

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のすぐ千頭方向トンネルになっており、その脇にある廃屋
駅舎だったようです。同駅2003年大規模な土砂崩れに遭っており
元から廃墟だった建物が更に荒廃したようです。

枚数の都合でカットしましたが、道を挟んだ向かいにトイレがあります。
あるにはあるんですがコレがまたエラく荒廃しており、資料としては
「あるけど劣悪」と記載する事になりました。

ホーム島式交換可能な構造です。有効長は長いものの、ホーム
自体の長さは約70m電車3両分のですね。

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ホーム
からは蛇行する大井川雄大な風景を見る事が出来ました。

…回は忘れましたが寅さんシリーズ「男はつらいよ」のラストシーン
大井川を含めたコノ駅瞰で撮ったカットがあったと思います。

そしての主に川とは反対側の斜面には、何故か信楽焼のタヌキ
大量に居ました「たぬきの里」「開運狸の神尾駅」と銘打ってますが、
その由来は不明です。

映画に関連してか、寅さんをモチーフにしたようなタヌキも居ますな。

駅の周辺それらしい施設があるような気配もナイし、「たぬきの里」
はネット検索しても北海道帯広近くにある温泉地しか出てきません。

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鉄道制帽を被ったタヌキは、かつて同社SL急行車掌さん
務めていた男性(故人)の親族が特注した物だそうです。

真ん中のは陶器ではナイらしく、アクリル製のケースに入ってました。
…何となくゆっくまーに似てますが。

駅ノートは厳密には「AIR」と言う同人ゲーム聖地巡礼ノートです。

何度か行ってる山陰本線の香住は、ロケ地としての聖地だそうですが、
ココは同作品の主人公神尾観鈴同名だと言う事で、ファンの人
置いたのが始まりのようですね。

同作品の主人公をデザインしたノートや、ラインストーンと言うのか、
少し前のギャル系の女携帯電話デコレーションするのに使ってた
ようなのを貼った、無駄にキラキラした物もありました。

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人気の駅らしく絵師さんの訪問比較的多いようです。
全てのページの端っこが同じ形に破れてるのは、虫食いか何かに
よるものだと思われます。…クリアケースには入れてあるんですが。

さて私は、またしてもアニメ同人ゲームだっけ?)に関する知識
皆無なので、大量に居るタヌキを描く事にしましょう。

のろ車掌さんタヌキにしてみましたが、タヌキに付き物巨大な
キンタマありません。ついでにゆっくまーも混ぜてあります。

何とか時間内に作業を終えて帰れそうなので、やはりココでも折角
だから撮り鉄を混ぜつつ描いておりました。

当日はきかんしゃトーマス家山で折り返しの2往復なので、ココで
もう一度見れる事になりますね。

→次回に続く



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No.587 駅ノートの記録

駅ノート 五和

2020/11/06(Fri)

さて大井川鉄道駅ノートですが、新金谷から1つ目の代官町期間
限定の物だったと言う事で空振り仕方ありません

続けて更に2駅先五和と言う駅にやって来ましたクラ駅長です。

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カナリ年季の入った木造駅舎が残る駅です。大井川鉄道本線
言う路線は元国鉄SLや客車が走ってるだけに、駅の雰囲気
国鉄のソレに似た雰囲気の所が多いような気がしますね。

そして何故か「受験御利益の合格駅」と言う看板が付いています。
赤い門構え神社の鳥居に似せた物なのでしょうか?

所でココまで気付かないフリをしてましたが、同駅「五和」と書いて
「ごか」と読みます。そこから「合格」に引っ掛けての興しが展開され
つつあるのかも知れません。

尚且つWikipediaを見ると、今月12日から駅名が正式「合格駅」に
変わる予定だと書かれています。…また入場券とか売る積もりだな?

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玄関ホーム方向への取り払った駅舎内には、多くの掲示物
ありました。「合格」に引っ掛けた御札やSL関係のイラスト、そして
地元出身だと言う画家さんの作品(コピー)なんかもありますね。

恐らく古い物でしょうが「ご当地ソング」みたいな歌詞もあります。
矢鱈と筆書きを多用したコレらの掲示物は、設置者をイメージするに
高齢の男性だと思われますが、何と分類したらイイのでしょう?

主婦手作りしがちな手芸人形などを称して「おかんアート」なる
言葉がありますから、「おじんアート」とでもしておきましょうか。

こう言う人駅ノート書き込みコメントを返すと、無駄に
アレンジされて面倒な事になるケースもありますね。

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出札窓口であろう箇所から駅務室内を覗くと「合格地蔵尊」
名付けられた木製の仏像が安置されてました。

「全国唯一駅舎内地蔵尊」とありますから、その通り唯一の存在なの
でしょうが、播磨下里駅をよく知ってる身としては特に珍しくナイ
言うか、仏像種類の差だわな(播磨下里不動明王弘法大師)。

そして駅舎の外にあるトイレがまた独特と言うか、男子用が殆ど
「木製の漏斗」じゃないですか。

…私は便器の歴史には疎いのですが、陶器の物主流になる前
コレが一般的だったのかも知れません(とは言ってもソレほど古い
には見えませんでしたが)。

アンモニアだか尿素だか知りませんが、水より腐食の進みは早い
だろうから、ドノぐらい持つのか興味がありますね。

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ホームは先述の通り、島式交換可能な構造です。

照明の電柱に古い琺瑯製駅名票が取り付けられてますが、JR
のように一定の時期にガラっと変わるような歴史を経てないから、
昔のままの物が残ってるのでしょう。やはり「ごか」で合ってますね。

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駅ノート去年の9月からの設置のようで、絵師さんの作品などは
確認出来ませんでした。

しかし明らかに切り取られたページの跡があるので、正確な状況
分かりませんケンさん来てないワケないし、ゆっくまーシール
誰か貼ってる筈ですわ。

折角きかんしゃトーマスの運転時期に来たから、大変だけどソレを
絵にしておきましょう。…苦労した割に似てませんけどね。

結果的に当日2駅で済む事になりましたから、お昼過ぎまでココ
描いて、午後更に先神尾駅へと移動します。

→次回に続く



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No.586 駅ノートの記録