新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

二本木駅を探る ①

2020/10/12(Mon)

さてえちごトキめき鉄道ですが、直江津から妙高はねうまライン
普通列車に乗り、中学生で満員の車内(ロングシート)駅弁を頂き、
二本木駅に到着しつつありますクラ駅長です。

…ココは新潟県内唯一スイッチバック駅として知られていますが、
載り潰し同区間に乗った時は結構な雨だったのと、ココで降りるワケ
ではナイから碌に見れてませんでした。

今回は、まずソノ辺から詳しく紹介していく事にしましょう。

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直江津方面から上り列車妙高高原行きに乗ると、まず長野方向
向いた引き上げ線に入ります。線路の奥には雪除けの物と思われる
シェルターがありました。

ココで列車は進行方向を変え駅ホームに向かいます。
運転士さん移動せず、窓から後方を確認しつつバック運転ですね。

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私が乗った2354Mは、ココで下り2353M上下交換するダイヤだった
のですが、こちらがバックしてるうち長野方面から侵入してきました。

左のソレがET127系オリジナル塗装車です。JR時代の帯外され
妙高の山並みをイメージしたようなデザインに変わってますね。

と言う事で上下2本の列車並んで同時に島式ホームに到着しました。

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ココで初めて私も二本木駅に降り立ちます。

…やはりスイッチバックを売りにした看板などが随所にあるのと、島式
ホームの先端から線路の高さまで降りて撮影出来る「スイッチバック
テラス」なる物が設けられていました。コレは他所では見ない物です。

個人的な好みもあるかも知れませんが私は高度が稼げる方がイイので
そのままホーム上で発車の様子を見物する事にします。

下から撮ると何となく、入換信号機邪魔になりそうな気がするぞ。

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まず自分が乗ってきた2354M発車し、渡り線を通って妙高高原方向
へ去って行きました。

尾灯が点いてるので後部だと分かりますが、最近のJR東日本では
車掌さん運転席に後ろ向きに座ってる事が多いので、錯覚しそうに
なりますね。アレも労働条件の改善の一環だったりするのかしら?

勿論ココはえちごトキめき鉄道移管されてる事は忘れてませんが、
あの方針引き継がれているのでしょう。

そして下り2353Mが発車。右の画像も尾灯が点いてますが、こちら
へ向かって前進(列車本来の向きとしては後退)してくる所です。

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続いては下り列車引き上げ線に入る番です。方向を変えて直江津
方面へ向かいました。…下り列車に関してはシェルターのあるまで
入らず分岐器ギリギリの所で停まるようです。

同駅25‰の勾配の途中に造られた駅なのでスイッチバック構造
取られたワケですが、望遠で撮ると坂の具合いがよく分かります。
…つくづく2本の列車違うデザインで良かったなと思いましたが。

続けて駅そのものをもぅ少し見てから、駅舎へ向かう事にしましょう。
色々と珍しい物が多いのですよ。

→次回に続く



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No.561 乗り鉄日誌>第三セクター路線

直江津駅2020

2020/10/11(Sun)

そんな感じでえちごトキめき鉄道3日目ですが、午前中筒石駅
描き終え、日本海ひすいラインの終点となる直江津駅まで移動して
きましたクラ駅長です。

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ココまで来たのも久し振りですが、約30分待ち時間妙高はねうま
ライン信越本線に乗り換え、二本木駅へ向かいます。丁度お昼時
なので何か昼食を調達したい所ですね。

最近は時刻表駅弁[弁]マーク載らなくなって、今でもあるのか
どうか不明なのですが、コンコースに上がるとカラの屋台があり、駅前
のホテルで販売してる旨が記されておりました。

30分あれば買いに行けるだろうと言う算段だったのと、フリー切符
だから改札外へも自由に出れるのが便利な所です。

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駅前広場を挟んだ真向かいのホテル「駅弁直売所」なる看板が出て
おりました。…「ドライブスルー」はそぅ書いてあるだけで、特に自動車
に乗ったまま買う事に特化した構造ではありません

謎のウイルスが流行って以降、ドコの飲食店でも「弁当あります」を唄う
ようになりましたが、元からテイクアウトを前提とした物ではなく単に
そこの料理弁当箱に詰めただけの物は、私はどぅも信用出来ません

…しかし公認の駅弁となれば、衛生面安心して買えますね。

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幾つか種類があるうち、受賞歴のある人気商品「鱈めし」「鮭めし」
を一緒にした「二大将軍弁当」と言うのを販売のおじさん勧められた
ので、コレを買ってみましょう。

値段は張りますが、その分豪華な感じで確かにお得感があります。
…しかし関西人の感覚では些か塩辛いかな?またしても「めし貧乏」
陥ってしまいました。白飯がこの倍程度は欲しい所です。

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前後しますが橋上駅舎から地上に降りた所に駅蕎麦屋がありました
ので、コレも覚えておきます駅弁駅蕎麦も、駅の構内で営業
してたんでしょうね。ソレだけ長距離を乗り継ぐ客が減ったって事か?

次の妙高はねうまラインは、上越妙高行きの特急「しらゆき4号」です。
同名の列車は確か、国鉄時代にコノ辺りで走ってた急行列車に存在
した記憶があるんですが、カナリ久し振りの仕官ではナイのかな?

…コレに乗っても目的地の二本木までは届かないので、見送って予定
通り次の普通列車に乗る事にします。

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フリー切符同社線内特急の自由席にも乗れると言うのは、この
列車の事だったワケですが、上越妙高新幹線乗り継ぐ利用者が
多いのでしょう。

関西人には目新しいE653系ですが、ドコかの中古車なんでしょ?

特急「しらゆき」を見送って乗る普通列車は、E127系譲渡された
ET127系です。…オリジナル塗装ではなく空調機器会社だかの広告
ラッピング車でした。

先述の駅弁写真だけ駅で撮って果敢にも車内(ロングシート)
食べたワケですが、何かの学校行事模擬試験とか社会見学とか)が
あるのか、途中まで中学生で満員でした。

…最初から分かってれば空いてから食べるんですけどね。
ともあれ次の目的地妙高はねうまライン二本木駅ですよ。

→次回に続く



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No.560 乗り鉄日誌>第三セクター路線

駅ノート 筒石

2020/10/10(Sat)

そんな感じでようやく地上に出て来た筒石駅ですが、ココからは地上
の駅舎駅ノートを描いていく事にしますクラ駅長です。

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地下トンネルの構造が凝ってる割りに、駅舎簡素な物です。
最近まで有人駅だったとの事ですが、以前は列車が着く度駅員さん
ホームまで出迎え(と言うか監視)に降りてたそうな。

筒石駅と周辺の北陸本線自体は歴史が古く、開業大正元年である
旨のプレートが掲げされています。新線に移行して現在の駅になった
のが昭和44年の事ですね。

やはり環境的に珍しい駅なので、ソレなりの解説看板があるのと、
地元の小学生が作ったと思われる周辺案内の冊子がありました。

集落のある海岸までは1km足らずのようですが、また坂を降りていく
地形なので、行ったら帰ってくるのが面倒かも知れません。
海岸から線路のある位置まで、水平に掘れば良かったんじゃない?

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駅舎自体は高台にあるし、トンネル列車が通る風が吹いてくる
ので涼しい環境ではありますが、駅舎の扉が放すと勝手に閉まる
タイプのやつなので、閉め切ると暑いんですよ。

…室内の隅っこに、明らかに「つっかえ棒」な角材がありましたので
前後の扉に挟んで描かせて頂く事にしましょう。

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駅ノートバックナンバーを含めて2冊「隧道日記」と言うタイトルが
付いています。…クリアファイルブックカバー風に被せてあるのは
いいアイディアだと思うんですが、ページが全て埋まっておりました。

名のある絵師さん一通り来てる感じですが、特殊な駅なので一般の
旅行者も多く、落書きなどが目立ちますね。…セクシー系な絵を描くと
卑猥な落書きを足されてしまうのは他所でもよくある事です。

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…例の青いペンロリータファッションの女の子を描く絵師さんのは
コメントがあるのに現物が見当たらない状況です。…盗まれたな
コレもよくある事ですが、幾ら上手い絵でも盗んだって売れませんよ。

私は一応考えてきたネタとして、駅全体縦割りの構造図(推定)
筒石駅と言えば寺本つるぎさんかなと思って、双方を入れた絵
してみました。

つるぎさんと言えば2011年(当時の活動名は椎名へきゑ)に青春18
きっぷ4日間掛けて北陸本線の全駅下車に挑戦して、同駅をゴール
にした事が一部のマニアによく知られています。

以後も青春18きっぷ常備券(赤券)を買いに、名古屋からサンダル
履きでココまで来るとか、北陸本線筒石駅が大好きで「筒石城の姫」
自称する方だったんですよ(最近はあまり言いませんが)。

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描く所がナイので用意している別の紙に描き、クリアファイルの部分に
挟んできました。…一応は予備のノートも持ってるんですが、紐を通す
開けてナイのでヤメておきましょう。

描き終えたらお昼前の列車直江津方面へ向かいます。ココから先も
えちごトキめき鉄道に移管されてからは初乗車ですね。

お昼時になるから駅弁が買えると嬉しいのですが、売ってるかな?

→次回に続く



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No.559 駅ノートの記録