新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

保存SLとルートイン糸魚川

2020/10/06(Tue)

越中宮崎駅ノートを描き終えて宿泊地である糸魚川まで戻り、ホテル
に向かって歩いてる途中に、蒸気機関車保存車があるのを発見し
ましたので、寄り道して行く事にしましたクラ駅長です。

途中でこんな物を発見してしまうぐらいホテルが遠かったワケですが
ソレに関しては後で詳しく説明しましょう。

20201006a.JPG 20201006b.JPG

C12型と呼ばれる小型のタンク機関車です。番号は88号機
…一貫して大糸線内で使用されていた機関車のようです。カナリ
積雪になるのでしょう。スノープラウが装備されています。

大糸線レベルの路線でドノ程度の貨物需要があったのかは不明ですが
恐らくは軽規格のローカル線なので、同時期に走ってた蒸気機関車
してはC56型ディーゼル化した後はDD16型と、小型機ばかりですね。

20201006c.JPG 20201006d.JPG

機関車がある場所は北陸新幹線側(南口)から少しのの所にある
小学校の敷地内なのですが、この距離ならジオステーションを作った
時に一緒に飾ってやる事は出来なかったのか?とも思います。

さっき見学した時はココにも保存機関車がある事に気が付かなかった
し、特に案内など無かったように思うんです。…淋しい話じゃない?

機関車から見て前方の高架北陸新幹線なので、一緒に保存された
腕木信号機とともに新幹線を見つめてるような位置関係になります。
新旧交代と言うか、ほのかな哀愁のような物を感じてしまいました。

20201006e.JPG 20201006f.JPG

そんな感じで今回も宿泊はルートインです。新幹線から降りてすぐに
ジオステーションを見て、翌日から周辺の駅ノートを描くのに適した
場所として選んだワケですが、地味に駅から遠かったんですよ。

地図を見て「何となく駅周辺」と言う感覚だったんですが、北口の
ロータリーから850mほど離れてました。掲載されてる文字が横に
長いから、錯覚したのだと思われます。

タクシーだとワンメーター満たない距離ですよね。新潟県初乗り
が幾らなのか知りませんが「お釣り要らないです」としたら1,000円
だから、毎日乗ってるとGo to キャンペーンで安くなった意味がナイし。

だから3日間とも駅まで歩いて通ってたワケで、列車に乗って駅ノート
描くだけの仕事なのに、帰ってきて駅からホテルまでで毎日汗だく
なってました。

20201006g.JPG 20201006h.JPG

そのGo to キャンペーンですが、9月に入ってからはホテルの予約
同時に専用サイトへアクセスして、Web上割引クーポンの発行
受け、番号をチェックイン時に告げる(スマートフォンの画面を見せる)
方法に変わっています。

事後に申請して更に後振り込まれるよりは格段に便利になりました。
35%引きだから3泊だと約1泊分浮く感じになります。

…ちなみに初期に使ってネットで事後申請した分ですが、昨日現在
まだ振り込まれてません。そろそろ目安の2ヵ月ですけどね。

糸魚川高い建物少ない町であり、海がよく見えました
明け方の海は見てて清々しいもんですね。…隣が地場資本のスーパー
マーケットだったから夕食はココで調達出来るのが便利でした。

20201006i.JPG 20201006j.JPG

…と言う事で2日目です。まず午前中海岸沿いの駅として有名な
親不知駅へ行きます。あいの風とやま鉄道に入って高岡まで行く
直通列車だったので、同社の521系電車が来ました。

2泊以上する時(殊に同じホテルの場合)って、その土地に住んでる
ような気分で1日が過ごせるので、何となく新鮮無意味に楽しい
気分になれます。…出来ればずっと旅してたいもんですね。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.555 鉄道保存施設を探る

駅ノート 越中宮崎

2020/10/05(Mon)

さて越中宮崎です。駅前観光施設「ヒスイテラス」には、レンタル
フローティングベスト救命胴衣も設置されていました。

20201005a.JPG 20201005b.JPG

海岸での水遊びや、ヒスイの原石探しに使えるようです。最近はコノ手
安全グッズ充実してきましたね。 しかし平日なので開店休業状態
なのか、貸し出されてる感じはありません。

…てか駅前には何軒かの食堂もあるんですが、全部閉まってます
普段は開いてるのか潰れてしまったのか…明確に分からん事には資料
を作る時困るんですが。

しかし雑談してる爺さんたちに訊く勇気はナイね。無駄に絡まれそう

20201005c.JPG 20201005d.JPG

ともあれに戻って、駅ノートを描く事に専念しますクラ駅長です。
自体はソレほど大きな物ではありませんが、比較的新しい駅舎です。
昭和32年信号場から昇格した駅だそうな。

トイレ駐車スペースあり飲物の自販機駅前の商店にあります。

20201005e.JPG 20201005f.JPG

自動券売機ICカードのリーダーがありますが、券売機で買える切符
糸魚川方向が市振までICカードで乗れるのは富山方向のみと言う
些か不親切な状況でした。

帰りの切符を買おうとして、ココが県境の駅である事を思い出す
時間が掛ったんです。てか糸魚川では買えたんだから、統一して
欲しいと思うんですけどね。

ガラスケースの中にはヒスイの原石が幾つか展示されてます。

ヒスイってのも直射日光が当たると色が褪せる物なんでしょうか?
全体的にどうも色が薄い気がします。てか泊駅にあった重さ160kg
と言う巨大な物に比べれば、正直に言って貧相な感じは否めません。

20201005g.JPG 20201005h.JPG

駅ノートは、そのガラスケースの上にありました。設置されて日が浅い
と思われますが、何人かの絵師さんシール勢の方が訪れてます。

一般的な書き込みを見ると、やはり「海岸へ原石を探しに来た」ような
記述が多いんですが、そんなに簡単に見つかるもんではナイだろうね。
…素人が簡単に見つけてしまったら、価値は下落するでしょう。

20201005i.JPG 20201005j.jpg

さての方ですが、一応「ヒスイ」と聞いて事前に考えて来たネタとして
「秘密戦隊ゴレンジャー」に登場した、「ヒスイ仮面」と言う怪人にして
みました(右の画像拾い物です)。

…同作品は現在も続く東映「スーパー戦隊シリーズ」第1作なワケ
ですが、子供の頃初めて見た同番組の回(恐らく第4話)にコイツが
登場したので、ソレが印象に残ってしまったようです。

特殊なカビを使って人間をヒスイに変えると言う、謎の悪事を企んでた
ようですが、出来たヒスイ換金して組織の資金にでもするのかしら?
…コレまた大量に作りすぎる値崩れを起こす可能性がありますが。

周知の通り「スーパー戦隊シリーズ」3名~7名のチーム悪の組織
と戦うお話ですが、同作品メインの5名のうち女性モモレンジャー
1人だけなので、変身前(私服)変身後で分けてあります。

当初の予定では越中宮崎2日目の最初に入れる予定だった所ですが、
糸魚川空振りによって前倒しとなりました。
2日目3駅回る予定だったので、少しは楽になるでしょうか?

では糸魚川まで戻ってホテルに入ります。今回はココで3泊なのですよ。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.554 駅ノートの記録

前倒し本線 日本海

2020/10/04(Sun)

さて糸魚川駅です。新幹線高架駅真下にあるジオステーション
見学し、当てにしてた駅ノート空振りだったものの、ソレを上回る
充実した時間を過ごせ(ついでにブログのネタも多く稼げ)ました。

今回の旅では6箇所駅ノートを描く予定にしてまして、1つぐらい
空振りでも仕方ない所ではありますが、時間が大幅に余りました

回るべき駅多いですから先の分前倒しして描こうと考えまして、
まずは越中宮崎駅へ向かいます。

20201004a.JPG 20201004b.JPG

北陸新幹線の開通以後、平行する在来線第三セクター会社に移行
されており、新潟県内えちごトキめき鉄道になりました。

新幹線の駅とは改札が別であり、乗り換え連絡口などもありません
…だからJR西日本在来線として残った大糸線のみが、第三セクター
会社居候してると言う逆転現象な駅です。

20201004c.JPG 20201004d.JPG

橋上の改札口から地面と同じ高さのホームに降りると、先程見学した
ジオステーションが見えます。改めてキハ52「よく入ったな」と思う
ワケですが、線路と平行に入れてたら外へ出すのは無理ですよね。

20201004e.JPG 20201004f.JPG

えちごトキめき鉄道北陸本線の区間は「日本海ひすいライン」
言う路線名が付いており、普通列車ET122型と言う気動車です。

並行在来線第三セクター化した場合、県境を挟んで会社を分ける
のが通例であり、これから行く越中宮崎駅はソノ名の通り富山県
(越中国)にあります。

だからココはあいの風とやま鉄道の駅なのですが、この付近の境界
些か複雑なのですよ。

・実際の県境越中宮崎~市振
・2社の境界駅市振
運転系統境界駅

…本来は運転系統が分かれる所境界駅にするケースが多いので、
までがえちごトキめき鉄道だと錯覚しておりました。

20201004g.JPG 20201004h.JPG

ともあれ約25分の乗車で越中宮崎に到着です。
いつもはを見て周辺を見て絵を描いて…と言う流れになりますが、
今回は付近の鉄道事情と同じく中途半端な所切れる事になるので、
先に駅周辺から紹介して参りましょう。

線路がカナリ海に近い所にあり、同駅には「ヒスイ海岸駅」と言う副駅名
が付いています。 実際に駅舎から真ん前海が見えており、海岸まで
50m程度の距離でしょうか?

ヒスイは古来から勾玉などにも使われている緑色をした宝石の一種で、
この付近の海岸でも探せば原石を拾う事が出来るそうな。

…しかし実際の所「ヒスイ海岸」と言うのは糸魚川市(新潟県)にあると
されており、今回のベースにしている糸魚川市ではヒスイの産地として
の観光展開が為されてますが、ココは富山県(朝日町)と言う所です。

20201004i.JPG 20201004j.JPG

この付近の県境山ではなく(…その名も「境川」と言う)なので、
自然環境として大きな差はナイのだと思われます。

駅前には「ヒスイテラス」と呼ばれる真新しい観光施設がありました。

観光案内所展望台などがあるようですが平日の午後観光客
少ないのか地元の人と思しき爺さんグループが、に居ても聞こえる
ぐらいの大声で話してます。

感染症云々の前に喧しくて不快ですわ。とっとと駅に戻って駅ノート
専念する事にしまょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.553 乗り鉄日誌>第三セクター路線