新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 千頭③

2023/03/08(Wed)

さて大井川鉄道本線駅ノートですが、3巡目のラスト井川線
との接続駅となる千頭にやって来ましたクラ駅長です。

20230308a.JPG 20230308b.JPG

駅ノート以外でも何度か訪れてる所ですが、初めて来た子供の頃
ってこんな広くて近代的な駅舎では無かったように思うんですよ。

てか大井川に面した方向で、線路と平行駅舎があったような?

繰り返しになりますが訪問した当日は、家山からココまでの本線
運休したままの状況であり、代行バスに乗ってくる客も少ないのか
閑散とした状態でした。

20230308c.JPG 20230308d.JPG

井川線動いてるようですが、冬場の平日だと終点の井川までが
3往復、途中の接岨峡温泉までが1往復だけなんですね。

コレまたもぅ少し多かったような気もしますが、そもそも時刻表
の表示8行しかナイので、これが限度なのでしょう。

その代わり、夜間に運転される「星空列車」なる物の案内が出て
ました。恐らくは週末限定なのでしょうが、奥大井湖上までの往復
で、現地滞在が1時間ですか。寒くね?

…てか明らかにカップル向けですね。男1人で乗るにはキツそうです。

20230308e.JPG 20230308f.JPG

今回もココは入場券を買って構内に入ります。滞在中、私の他には
物販目当てで来たような男2人連れみたいなのが複数組居たかな。
やはり入場券を買って撮影だけの目的でホームに入ってました。

20230308g.JPG 20230308h.JPG

きかんしゃトーマスのフェアは前の週ぐらいで終了した筈ですが、
展示用として居るパーシーヒロジェームスの3台は目隠しで覆う
事なく公開されています。

…もしかしたら「SLが止まってるから、せめてこの程度は見せて
やろう」と言う配慮かも知れません。

私が心配なのは、ジェームス役C5644号機がこのまま保存車
なってしまう事ですかね。実現しそうに思えて困る

そしてズームカー第2編成が留置されています。恐らくは運休前
にココに居て、新金谷の車庫帰れなくなったのでしょう。
…ソレは想像出来ますが、「急行」って何だ?コレもサービスかな

20230308i.JPG 20230308j.JPG

駅ノート同駅が設置している公式の物です。運休中なのでペース
は遅いものの一般的な書き込みは何件かあり、やはり復旧を切望
する内容の物が多いように思えました。

前回以降の絵師さんの作品などは確認出来ません。てかココも
よくページ盗まれるようなので、正確に確認出来ないんですよ。

と言う事で今回も、盗まれないように裏表紙に描いておきました。
紙質が違うのでインク乾きにくくて大変ですけどね。

井川線乗り場へ行く途中に、相合傘のオブジェがあるんです。
ぱの我儘を言うとか極めて珍しいんですが、ぱののろの事
好きすぎるので、どうしてもココで撮りたかったようです。

では最後、上記のオブジェの場所の案内なども含めた「おまけネタ」
に続ける事にしましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1438 駅ノートの記録

駅ノート 青部③

2023/03/06(Mon)

そんな感じで大井川鉄道本線駅ノートですが、3巡目2回目
2日目と言う事で、川根温泉ホテルを後に朝は青部からスタート
致しましたクラ駅長です。

…ぇ、ややこしい?現状では同区間8箇所の設置駅が確認されて
ますので、1日2駅ずつ合計4日間で回る必要があるんです。

20230306a.JPG 20230306b.JPG

この駅ホームと駅舎微妙に離れており、間に駅の奥手に続く
砂利道の通路が存在します。奥には貨物ホームだったと思われる
構造物があるので、ココは貨物用の引込線だったんでしょう。

現在多用されているバイパス道路からは踏切を渡って来る必要が
ありますが、駅舎のある側集落に近いようです。

…そしてココ運休区間に含まれるので電車止まっており、線路
錆びたままです。駅前には代行バスの乗り場が示されてました。

20230306c.JPG 20230306d.JPG

ユルい規制なのでホームに上がってみましょう。貨物用の引込線
別物と考えれば、から棒線構造の駅だったように見えます。

駅舎との位置関係はコレで分かると思うんですが、駅舎通らなく
てもホームへ入る事が出来るので、地元の方は大抵がそうしてる
と思われます。…まぁ駅舎に入るのは物好きな鉄ヲタだけかな。

当日の午前中は無駄にイイお天気でした。陽当たりがよく暖かそう
に見えますが、気温が低く風も強いので実はカナリ寒いんです。

20230306e.JPG 20230306f.JPG

駅ノートは例の農機具メーカーの日記帳一般的な大学ノート
が追加されており、当然の事に後者がメインになっています。

前回以降の絵師さんの作品は、青いペンの人のが1点増えてました。

…別のページに「雰囲気に惹かれて立ち寄ったらノートがあって
びっくり」と言うようなコメントが書いてあります。ホントに偶然だと
したら凄い幸運ですね(棒読)

20230306g.JPG 20230306h.JPG

駅舎内には各年の同社のカレンダーが貼られています。…やはり
毎年、SL列車をテーマにしたカッコいい物なんですが、実用性
には欠けるでしょう。

元から誰も使わないような駅舎ですが、運休中なので更に需要が
ナイのでしょう。プランター掃除道具なども押し込まれて倉庫と
化してますね。

閉め切ってあるから空気も悪いので、やはりココはノート持ち出し
車内で描く事にします。…最近は机を高めに積んで、車内でも
折り畳み椅子を使うスタイルになってます。正座がキツいのよ。

20230306i.JPG 20230306j.JPG

今回駅の西側から見える小さな吊橋を描いてみました。

Googleマップで見ると「ハタマ吊橋」と言う名前が付いています。
塩郷のソレのように観光化された物ではなく地元の人実用的
に使う物のようで、もっと多かったかも知れません。

てかココへ行くにはどぅすればいいのか?…更に地図で見たら、
向かって右側が発電所左側が変電所になってるから、双方の
敷地を繋いでる関係者専用の橋かも知れませんね。

ココも概ね予定通り午前中には仕上がりました。…続いてが今回
最後の駅となる千頭ですが、例の川根温泉ホテルに関する画像が
まだ残ってますので、それを含めた「おまけネタ」に移ります。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1436 駅ノートの記録

駅ノート 田野口③

2023/03/02(Thu)

では続けて大井川鉄道駅ノート3巡目ですが、後半の2駅目
として田野口にやって来ましたクラ駅長です。

20230302a.JPG 20230302b.JPG

家山方向から道路で行った場合、一旦大井川の西岸へ渡って同駅
の少し手前でまた東岸側に戻るのが、一般的なルートのようです。

こちらも古い木造駅舎の残る駅ですが、元の雰囲気を損なわない
感じでリフォームが為されています。恐らくは時代物の映画のロケ
などにも使えるように想定されてるんでしょう。

実際には無人駅ですが、各種の窓口も板で塞ぐ事なく残してある
ので、駅巡り重視の方にも人気があるんじゃナイのかな?

20230302c.JPG 20230302d.JPG

駅務室内昔の雰囲気を保った状態で保存されており「まちかど
博物館」と記した表札が掛かっています。…しかし何度か来てる
ものの、ココが公開されてるのを見た事がありません

調べてみると月に一度第4日曜日だけ開けてるそうな(現在は
感染症対策休止中かも知れません)。

例によって電車運休中ですが、駅の構内やホームに入ってみる
事にしました。元は島式ホームの駅ですが片側の線路撤去され
棒線構造になっています。

撤去した側は駐車場になってるので、駅舎通らずともホームに
上がる事が出来る構造です。

20230302e.JPG 20230302f.JPG

こちらも地域の方ボランティア駅の清掃などを行ってるらしく
運休中にも関わらず掃除が行き届いてるし、を植えたプランター
もありました。…半年近く放置されてるとは思えませんね。

駅ノートの表紙に「田野口駅花の会」と言う団体名らしき表記が
あるので、ココの皆さんが季節ごとの花を栽培してると思われ、
また駅舎内の博物館?も同団体の管理なのでしょう。

検索しても公式サイトSNSアカウントの類が見つからない
ですが、高齢者が主体だとすれば致し方ないんでしょうかね。

20230302g.JPG 20230302h.JPG

駅ノート上記の団体が設置した物のようです。

前回に書いた感想と被るんですが、花の栽培には長けてるのに
ノートの管理杜撰(てか放ったからし)なようで、中程の大部分
のページが破り取られています

私が前回に書いた絵無くなってたし、表紙の裏シールプリント
で貼った1回目の絵わざわざ剥がした感じで持ち去られてました。
こんな状況では、他に絵師さんの作品があっても分かりません

…コレまた何度も言いますが、駅ノートと言うのは描いた直後
持ち去られても文句を言っちゃイカンとされており、私もソレに
関しては構わないんですが、理由が知りたいのよ。

「気に入ったから持って帰った」なのか「ムカつくから捨てた」
なのか。まぁ毎日張り込みでもする以外に方法はナイんでしょうが。

20230302i.JPG 20230302j.JPG

なので今回は、破り取るには勇気の居る表紙の裏に描きました。
前回の千頭駅も確かそうしましたね。…何となく手間を掛けるのも
面倒なので、30分程度背景もナシです。

先述のようにメインルートとなる道路川の対岸にあるので、代行
バスも同駅の駅前には入って来ず直近の橋を渡っても約1.2km
の距離があります。駅前に住んでる人にすればカナリ手間ですね。
…たまにはこんな感じでもアリでしょう。

ともあれ当日の予定ココまでですが、いつものように島田市の
中心街まで戻るのが遠くて面倒に感じるようになったので、付近
で泊まれる所を探した結果、少し高級なホテルになったんですよ。

次回、その報告を含めた「おまけネタ」に続けます。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1432 駅ノートの記録