新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

西藤原④ おまけネタ

2023/01/27(Fri)

では続けて、三岐鉄道西藤原駅ノート(4巡目)おまけネタ
紹介して参りますクラ駅長です。

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自宅から同駅までは約136kmの距離です。…前回行った小浜線
松尾寺より14km程度近い事になりますが、途中に奈良市内
京都市内のような混雑する区間ナイので、より近く感じますね。

…しかし天理から伊賀方面へ抜ける名阪国道は、標高差の大きい
山岳国道で、冬場積雪や凍結頻繁に発生する地域なのです。

前夜から天気予報ライブカメラなどを何度も確認してました。

まぁ私の軽トラック四輪駆動スタッドレスタイヤだから特に
問題はナイでしょうが、何の装備もナイ者が混じると大変なので。

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そんな感じでになり、取り敢えず出発したんですが、やはり最初
の登り坂小規模な渋滞が発生していました。登坂車線まで一杯
に並んでますね。普段ならこんな事は滅多にナイんですが。

…私が通る直前に復旧したようですが、やはり事故があったようで
レッカー車で運ばれていく潰れた大型トラックを見ました。

名阪国道見た目は高速道路に近い物ですが、制限速度60km/h
一般道路です。…しかし殆どの車80km/h近い速度で走るので、
流れに乗らない逆に危ない上級者向けの道路です。

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国道25号線バイパスである通称「名阪国道」開通したのが
1965年の事だそうで、その時代が故なのか長いトンネル少なく
地形に沿って忠実に山を登り降りする線形の所が多いんです。

天理から乗ってすぐ出てくる通称「オメガカーブ」がその代表格
でしょう。ココは事に下り坂での事故が多い所です。

暫く走って、標高500m以上の地点で右のような風景でした。
雪が降ったと言っても奈良県では、道路が通行止めになるような
積雪滅多にナイので、何とか現地まで行く事が出来ました。

さて今回は西藤原駅簡易郵便局が併設されてると言う事で、
ココから現金書留を発送する事にしました。

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毎年12月の下旬になると、長男と長女に少し早めのお年玉
送ってるんですが、今年から長男は同居してるので直接渡せば
済む話であり、長女の分だけと言う事になります。

…しかし郵便局の窓口に座ってる爺さんが、耳は遠いわ手元は
怪しいわで、どうも心配なんですよ。聞くと「切手を貼らずに投函
して本局のチェックに引っ掛かり自腹で払った」事があるそうな。

高齢化社会にも程があると言うか、若い職員さん居ないのか?
正直に「失礼ながら心配なので」と断って、切手間違いなく貼り
仕分けの箱に入れて帳簿に書く所まで見届けきました。

ついでに言えば現金書留無事に家に着いても、長女の手に渡る
母親に盗まれる恐れもあるらしいんですが、それはココでは
何とも出来ません。今回は無事に着いたようですけどね。

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お昼過ぎ頃に描き終えたので、帰り東名阪自動車道亀山まで
戻って、ココで昼食にしました。…松阪牛の牛丼と言うのがあった
ので、たまには豪華に行きましょうか。

確かに肉も柔らかくて美味いんですが、この味付けだったら特に
高級な肉使う必要はナイような気もするのは私だけ?

そして松阪牛と言う所に気を取られてしまい「つゆ少な目」と指定
するのを忘れました。…吉野家などでは出ない失敗です。

今回の西藤原を以て2022年駅ノートは、通算128枚となりました。

10枚単位で止めないと気持ちが悪いので、12月に入った辺りから
「目標は130枚」と決めており、隙間を見つけてあと2枚描く必要が
あるんですよ。…もぅ最も近いアレとアレしか残ってないですね。

→次回に続く



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No.1398 駅ノートの記録

駅ノート 西藤原④

2023/01/26(Thu)

では日を改めて続きになりますが、日帰りで行ける近場駅ノート
数合わせとして、続いては三岐鉄道西藤原駅へ行ってきました
クラ駅長です。

…こちらも後発設置の駅ですが間隔を詰めて訪問してるので、今回
目標値の4回目達成する事になります。

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現地に近付くと見えてくるのが、標高1,144m藤原岳です。
付近では日帰りで登山が可能な山としても知られており、西藤原
から6時間程度山頂まで行けるそうな(私にはキツそうだけど)。

また石灰石が採れる山でもあり、ココから採掘された石灰石同社
貨物列車四日市方面へ輸送されています。…山頂の向かって
左側が、採掘によって地形が変わった部分なのでしょう。

西藤原同路線の終点駅ですが、蒸気機関車を2台並べたような
特異なデザインの駅です。分かりやすくてイイんじゃない?

手前の機関車には「C111」と言うプレートが付いてますが、コレは
同社とは関係ないようです。では実際のC111号機ドコにある?
正解最後の方で。

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駅の横手公園になってて、過去同社路線で使われていた古い
機関車などが保存されてるのと、芝生の広場にはミニSLの線路
があって、定期的に子供さん相手走らせてるそうな。

前方からのカット何度か撮ったので、今までに撮らなかった
駅舎方向からの角度で押さえておきましょう。

いいお天気ですが、やはり山裾の地形なのか矢鱈と寒いんです。
当日名阪国道山間部雪予報だったので、道中に渋滞など
の心配もありました(詳細は「おまけネタ」で)。

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電車は40分~60分の間隔でやって来ます。車両は昔から西武鉄道
中古車が多く使われてるイメージですね。…最近は西武時代
古い塗装再現したりして、撮り鉄さんたちにウケてるようです。

寒いから停車中ドア閉め切って、改札に近い1つだけ手動
扱いにして開けてるようでした。

駅舎には簡易郵便局が併設されています。…今回は偶々郵便局に
立ち寄る用事もあったので、後でココを訪ねる事にしましょう。

駅舎待合室部分空調設備ありません日当たりがイイから、
閉め切ってある分には意外と暖かいんです。テーブルとベンチ
あるので、駅ノートは毎回ココで描くようにしています。

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駅ノート一昨年の4月に設置された物が残っています。
一般的なノートより厚めの物(程度か?)なので、持ちがイイ
でしょう。過去の私の絵も全て無事に残っていました

路線の終点なので乗り鉄さんなんかもソレなりに訪れると思われ、
意外と書き込み多いです。新規絵師さんの作品ゆっくまー
シール確認出来ませんでした。

…その机の下に、個人の私物だと言うが置いてあります。

ココは簡易委託駅なので日中は駅員に相当する地元の方常駐
してるんですが、その関係者の物なら駅務室に入れとけばイイ
であり、意図がよく分からないんですが。

…例えば駅務室閉まってる時間帯にココで靴を履き替えて、
山に登ったりする人頻繁に使うと言う事なんでしょうか?

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絵師さんの作品ないので、一般の書き込みから幾つか拾って
みましょう。やはり西武鉄道古い車両目当てに来た人や、
秩父鉄道と雰囲気が似てる」と言う感想もありました。

秩父鉄道も沿線で石灰石が採れるから、セメント輸送貨物列車
が運転されており、確かに共通点が多いですね。

下段の人が書いてる実際のC111号機は、東京青梅鉄道公園
静態保存されています。

…では今回のネタですが、当日が12月23日と言う事でクリスマス前
だったから、少し早いけどのろ一家が待合室でクリスマスパーティー
を始めてしまいました。

コイツらはドコに住んでるのか不明ですが、自宅があるなら自宅
でやればイイ物を。…取り敢えずボケてみたかったんでしょう。

途中でも触れたように当日早朝から雪の予報で、ココまでの
道中が心配でもありました。…「おまけネタ」に続けます。

→次回に続く



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No.1397 駅ノートの記録

駅ノート 松尾寺④

2023/01/24(Tue)

ではココで一区切り付けて「新たな報告」と言う事にしましょうか。

時期としては12月下旬の事であり、実家のリフォーム工事などで
色々と忙しいので、日帰りで行ける距離の駅ノート数合わせ
メインに動く事にして、まずは小浜線松尾寺駅に行ってきました
クラ駅長です。

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…そもそもが後発設置の駅なので取り掛かりが遅かったワケですが、
今回で近畿圏内標準目標値となる4枚を達成します。

小浜線東舞鶴から1つ東の駅であり、ココまでが京都府ですが
管轄は福井支社になるそうな。古い木造駅舎の残る駅で、映画の
撮影などにも使われた事があるようです。

大正11年(1922年)に同駅を含む区間が開通したと言う事で、今年
開業100周年に当たるそうです。

…実は何も考えずに行ったんですが、同日12月20日がまさにその
記念日だったそうな。年末慌ただしい時期に出来たもんですね。

てか午前中から行ったんですが、人を集めるようなイベント何も
行われてナイから、後で言われるまで気が付かなかったんです。

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一応は開業100周年を記念した催事として、生け花の展示駅舎
のイルミネーションなどが行われてるようです。

それと関係あるのかないのか不明ですが、スマートフォンの位置
情報ゲーム「駅メモ」小浜線とのコラボ企画もあるようです。

…コレって私が全国完乗を達成したに出来たゲームなんだよな。
まぁ元からあっても手を出してたかどうかは不明です。萌えキャラ
ちゃんパンタグラフを背負ってるのが、どぅもよく分からん

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ポスターにあった通り、駅舎の前に大きめの生け花がありました。

てかコレとは別に、記載されている日時に駅舎内を広く使って複数
の作品を展示した日もあったようです。…生け花の事は詳しくナイ
けど、クリスマス正月を想定して長く飾れる物かも知れません。

…まぁ沢山の作品があって見物人も多いとなれば、駅ノートを描く
者は邪魔なだけでしょう。外れてて正解だと思われます。

そして昼間にしか行けないのでイルミネーションの実物見れて
ませんが、ネット上にある複数の画像で見れました。

と言う事で日常に近い静寂です。日本茶カフェ「流々亭」営業
しており、ココだけは常にお客が途切れず入ってる状況でした。

…今回も描き終えたら御挨拶して、何か頂く事にしましょう。

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駅ノート3冊目に入ってました。「100周年記念」のパンフレットと
共に置かれており、表紙に同趣旨のステッカーが貼られています。

前回までの物と設置者が別なのかも知れませんが、日常的に
関わってる人が管理する方が理に適ってるでしょう。

絵師さんの新作ケンさんのが1点。上記のポスターにあった
小浜線オリジナル「でんこ」でしょうか。…125系なのかな?

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さて私は、100周年とは聞いてたものの当日が記念日だと言う事
まで知らなかったので、それとは関係ない日本板硝子の専用線
跡地を描いてしまいました。

…知ってたら別のネタにしたか、何か一言書き加えた所です。

元々同駅から舞鶴港方面へ分岐していた貨物線で、廃止平成
11年と言うから意外と最近まで残ってたイメージですが、廃止後
道路に転用され、自動車での通行も可能になっています。

基本が日帰りなので以後暫くは単発ネタが続きますが、地域的に
近いので、土日ネタを挟みつつ「一貫したもの」として扱います。

→次回に続く



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No.1395 駅ノートの記録