新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 印南④

2022/12/07(Wed)

さて新たな報告です。段々と各地駅ノートも取り敢えずの予定
枚数達成しつつあるんですが、その流れで続いては紀勢本線
回る事にしましたクラ駅長です。

同区間駅ノートは、私が始めた頃殆ど存在しなかったのが
以後に段々と増え数合わせとして回る対象6駅あります。

一気にはツラい比較的近い所なので、3駅ずつ2回に分けて行く
事にしましょう。まずは和歌山県内西から印南見老津那智
描く事にして、10月下旬1泊2日で出掛けてきました。

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近いのでゆっくり目(朝7時半頃)に自宅を出て、和歌山市経由
印南駅に到着したのは10時半頃でした。…無駄にイイお天気です。

同駅昭和初期に建てられた古い木造駅舎が残る駅ですが、
現代的な感じにリフォームされており、一角に印南町シルバー
人材センターが入居しています。

付近には矢鱈と目立つ「かえる大橋」と言う道路橋があるんですが、
コレは同町カエルイメージキャラクターに採用してるからです。

「カエル」と言う言葉には、「考える」「人をかえる」「町をかえる」
「古里へかえる」「栄える」と言う5つの意味が込められてるそうな。

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それに伴い駅舎内の待合室にはカエルのオブジェが飾られており、
可愛いんだか不気味なんだかよく分からない世界観になってます。

最初に見た時もっと多かったんですが、何匹かは異動になった
らしいですね。現状ではピアノの上に1匹ベンチに2匹。…右のは
親子だと思われますが、カエルの子オタマジャクシじゃないのか?

ぁ、左のピアノは最近流行りの「駅ピアノ」として、来訪者が自由に
弾けるようになっています。

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…今回初めて気が付いたんですが、駅の写真を撮って役場へ持参
すると特製のカードを作ってくれるサービスがあるそうな。

また最近は紀勢本線西日本エリアサイクルトレイン(電車内に
自転車を持ち込めるサービス)が行われており、自転車ネタ人気
漫画を起用したスタンプラリーも行われてるようでした。

自転車絡みで既存の来訪者ノート「サイクリングノート」なる
物も置かれてますね。デザインが共通してるから、コレも同町の役場
が設置した物でしょう。…目立つ書き込みありませんでしたが。

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既存駅ノート(来訪者ノート)ピアノの上に置かれています。

ルーズリーフ形式なので、ある程度の枚数が溜まると「メモリーズ」
と言う別冊に移動されるようですが、前回の訪問以後の絵師さんの
作品ゆっくまーシール確認出来ませんでした。

駅舎の一角観光パンフレットなどを置いた別室があり、ココに椅子
とテーブルが設置されています。…駅ノートルーズリーフなので
いつも本体から新しいのを1枚抜いてきて、ココで描くんですよ。

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ネタ浮かばないので、直前の書き込みから幾つか拾って絵に
してみました。…「初めてカエルに触れた女の子」「イケメンが
増えますようにと書き込んだ女子高生」です。

後者の方は文の前半と後半で筆跡や字の色違うので、リレー
小説でも作ろうとして別の人物が書き込んだ可能性もありますが。

尤もカエルのオブジェには「手を触れないで下さい」と言う添え書き
があるのと、ぱの女子高生と言う所に無理があるのは事実。
…まぁどうせ漫画なので、細かい所は適当でイイや。

お昼過ぎまで現地に滞在して、次は約60km離れた見老津駅へ移動
しますが、また先に前後の「おまけネタ」を紹介しておきましょう。

→次回に続く



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No.1347 駅ノートの記録

駅ノート 下津井②

2022/12/05(Mon)

そんな感じで岡山県の児島ですが、JR児島駅から程近い旧下津井
電鉄児島駅跡を見学して、そのままタクシー下津井港付近まで
やって来ましたクラ駅長です。

ちなみに運賃寄り道の待ち時間を入れても2,000円少しでした。
そもそも鉄道の営業キロとてソレほどナイ所ですので。

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下津井は元々は小さな漁港であり、カナリ昔四国の丸亀辺りまで
行く連絡船もあったらしいのですが、瀬戸大橋が出来て風景が大きく
変わった所ですね(昔の風景知りませんが多分)。

…それでも遊覧船っぽい船が係留されてるのが見えました。
調べてみると、今でも付近の島釣り場などへ行くチャーター船
会社があるそうな。

下津井電鉄線路は、町の北側にある鷲羽山西側から大きく回り
込む感じで下津井港付近まで伸びており、海岸から少し入った集落
があった事になります。

当時の駅前から広場を挟んだ向かい側にある会社の建物「下津井
小さなてつどうかん」と言う展示施設があり、主に土日限定公開
されているそうな。

駅ノートは「旧下津井駅の物」と言う体で資料館内にあります。

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到着した時から猫の鳴き声が気になってたんですが、建物1階
ガレージ部分にキジトラさんが1匹居ました。

資料館2階だけで1階には建物の所有者さん住んでる
思われ、ココの飼い猫のようです。

そして2階へ上る階段前には、前回は無かった新しいアイテム
ありました。市販の郵便受け青く塗って「開館中」と言うサイン
点灯するようになっています。

…いかにもDIY好きな人が発想しそうな物ですね。元の駅構内では
保存会の方ほぼ手作業車両の復元工事を行っています。

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階段を上って2階の入口から入ると、駅舎の建物内を復元した感じ
描き割りが作られていました。

…前回は「まだ作業中」と言う感じで、むき出しの石膏ボードがある
だけだったんですが、半年のうちにカナリ作業が進んだようです。

確か現役時代の下津井駅をイメージした感じで再現が進んでるとか
だった筈で、手前窓口奥手がホームに停まる電車なのでしょう。

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駅ノート入口付近のカウンターにあります。左側1枚物の紙
感染症対策のために居住地や訪問人数を書き込むための表なの
ですが、双方とも時々明らかに平日な日付が書いてあるんですよ。

…建前上は「土日のみの開館」となってるからソレに合わせて来る
ワケなんですが、誰か居れば平日でも開けてるんじゃナイのかな?

前回以降絵師さんの作品として、きろはさんの物が1点ありました。
実は私も、ココの存在この方のツイートから知ったのですよ。

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…やはり前回と比べて展示品段々と増えてきた感じでしたが、
詳しくは「おまけネタ」に回す事にして、先に描いた絵について記録
しておきます。初期の頃から存在するバスのシミュレーターな。

手作り感溢れる楽し気な物ですが、試しに運転席に座ってみると
運転席とステアリング極端に低い位置にあり、大人ではカナリ
窮屈です。やはりコレは子供さん向けの物なのでしょう。

と言う事で右のような感じになりました。…てんの年齢は特に決めて
おらずソノ時の都合で色々と変わるんですが、このような乗り物
楽しい時期だとしたら、今回は幼児なんでしょうね。

ともあれ下津井後発設置ですが同駅のあるエリアは2回が目標値
なので、コレにて一応は完了と言う事になります。

続けて資料館内屋外の展示車両の様子を「おまけネタ」として報告
する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1345 駅ノートの記録

駅ノート 飛騨一ノ宮②

2022/11/24(Thu)

さて高山本線駅ノートです。1泊2日のうちの初日飛騨細江
描き、何とか時間がありそうだったので、続けて飛騨一ノ宮にやって
きましたクラ駅長です。

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同駅前回今年の1月…と言うか元日に来たので、当然の事に
カナリの積雪に覆われていました。

飛騨一ノ宮と言う駅名の通り飛騨国一之宮である水無神社の最寄駅
であり、初詣客で駅周辺はカナリの賑わいでしたね。

駅前ロータリーのようになってて「源流の里」と言う看板が載った
構造物があります。コレも雪に隠れて周囲の風景と同化してましたが、
知らずに突っ込んだら車は大破でしょう。危ない所でした。

…ちなみに「源流の里」と言うのは、付近にある位山(くらいやま)
太平洋日本海との分水嶺に当たる事を意味してるそうな。

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同駅にも年代物トイレが存在します。…と言うか存在したと言うか、
今年の初めに来た時は閉まってた印象が無かったので、それ以後
閉鎖されたのかも知れません。見れば「1月上旬となってます。

この線区なら普通列車でも車内にトイレがあるだろうから「乗るまで
我慢しろ」と言う事なんでしょうか?…まぁ駅だけに用事のある者
口を出すような話ではありませんね。

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線路とホーム駅舎より高い築堤の上にあり、交換可能な構造です。

駅の裏手には「臥龍公園」と言う桜の名所にもなっている公園があり
跨線橋は公園の方向へも出られる構造になっていました。

見頃な時期混むかも知れませんが、一度はコレをネタに描きに
来るのもイイかも知れませんね。

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こちらも元は有人駅であった事が伺える構造の駅舎です。
現状では利用者ソレほど多くナイと思われますが、広々として
冬場は寒いぐらいなのですよ。

駅ノート今年の5月に更新された2冊目の物が増えていました。
…ドコか他の駅から転用したんでしょうか?元の駅名と思われる
所が黒く塗り潰してありますが、ソコまで詳しくは見ませんでした。

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前回の私の絵に関して、翌日(1月2日)感想を書いて下さってる方
と、じょにーさんゆっくまーシールが増えてました。

…それはイイとして、何か気の触れたような殴り書きもありますな。
北海道駅ノートにはJRの経営方針に関して下品に批判してる
がよくあるようですが、自分の行動範囲内で見たのは初めてかも。

車両の建造費税金じゃナイだろうし、運賃収入従業員の給与
充てるのも当たり前の話でしょう。

段々と夕方になってきましたので、背景を簡略化すべく「赤かぶ検事
奮戦記」をネタに描いておきました。

和久俊三氏の推理小説が原作ですが、何度もドラマ化されており、
フランキー堺氏が主演した初期シリーズの舞台が飛騨高山なのです。

詳しく書くとコレだけで1回分の記事が埋まる量になるので簡単に
済ませますが、赤かぶ検事弁護士なので法廷で、親子が対決
するパターンがお約束であり、コレが人気の元だったように思います。

被告人役はゆっくまーですね。何をやらかしたのでしょう?

早目に終われましたので、1泊して翌日は帰るだけになります。
コレが理想的。次回は2駅分「おまけネタ」を紹介しましょう。

→次回に続く



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No.1334 駅ノートの記録