新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 長谷②

2022/09/19(Mon)

…世間が夏休み真っ盛りの季節は宿泊施設予約しにくいと言う
事で、自宅から日帰りで行ける範囲駅ノートを回る事にしており
ますが、続いては播但線長谷駅にやって来ましたクラ駅長です。

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ココは播但線南側の電化区間北側の非電化区間を分ける寺前
から1つ北にある駅です。兵庫県内にありつつ駅ノートの存在に
気付くのが遅かったので、半年振り2回目の訪問になりました。

前回今年の2月だったので駅の周囲には雪が残ってるような
環境でしたが、今回はなのでカナリ強い陽射しですね。

駅前には近所の方が植えたと思われるキレイに咲いています。
赤いのサルビアで分かるんですが、黄色い方マリーゴールド
…調べてみると正解でした。

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築堤の上交換可能島式ホームの駅があり、北側の一端から
地下道ホームへ至る構造になっています。その地下道には
同駅ソノ付近で撮られた鉄道写真が多数飾られていました。

ホームの中央待合室があり、駅ノートココに置かれています。
前回は冬場だったのでガスストーブを持ち込んで描きましたね。

ホームを覆う屋根が大きいので窓を開ければ意外と涼しい環境
でした。…蝉の声ウルサいほどに聞こえてきます。

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前回に来た時には無かったと思うんですが、「毎月13日長谷駅の
促進を考える日」だと言う幟り旗が立っています。

コレは元々、同駅の利用者少ないから一部の普通列車「快速」
として通過してたものが、2021年3月13日ダイヤ改正から全列車
が停車するようになった。…と言う事を記念した事のようです。

詳しく調べてませんが恐らくは地元の方独自乗降客数の調査
などを行い(乗車票を入れる箱があった)、JR西日本働きかけた
結果だと思われます。

加えて待合室には同じ旨のプラカードが10枚ほどありました。
訪問日が8月14日の事なので13日ソノ前日ですね。恐らく地元の
コレを持って列車を出迎えるとか、PRに使われたのでしょう。

誠に喜ばしい所を申し訳ナイんですが、全ての列車同駅に停車
するダイヤになって以降、同区間では「快速」と言う種別が消滅した
ので、「快速全停車」は些か矛盾する表現になってしまいました。

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前回以降の絵師さんの作品ゆっくまーシール等は上の通りです。

デハニ会さんのは「長谷長谷直美マミー刑事」ですか。
「太陽にほえろ!」の中期~末期の紅一点枠ですね。ってそんな
古い話覚えてる人も少ないと思われます。

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絵師さんの作品と合わせて以前から気になってたのが、左のような
スタンプです。主に兵庫県内を中心として各地駅ノートで見かける
気がするんですが、「かなた」と言うのが押印者の名前だと思われる
以外は全くの謎ネット検索しても何も出てきません

…そして同駅に関してはコレが矢鱈と多く手書きの物も含めると
月に1度は訪れてる感じなのですよ。

私が絵を描こうとしたページにもありましたので、のろだけが絵の
画角から外れてコレに引っ掛かってる感じにしました。

てかのろてん立ち位置間違えましたね。ホームに立ってれば
線路の湾曲を考慮してもアタマぐらいしか見えない筈でしょう。
まぁイイや

メインは駅の北側にある空き地です。以前はココに駅舎があった
らしいんですが、その辺りの解説も含めて「おまけネタ」に続けます。

→次回に続く



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No.1268 駅ノートの記録

駅ノート 西藤原③

2022/09/16(Fri)

さて新たな報告です。

繰り返しになりますがこのブログは概ね1ヶ月程度のタイムラグ
経て記事を出してますので8月初旬の事になりますが、三岐鉄道
西藤原駅駅ノート3巡目を描いてきましたクラ駅長です。

世間は段々と「夏休み真っ盛り」と言う季節になり、尚且つ今年
3年振り行動制限のナイ夏と言う事で、例年通りホテルなど
予約難しくなっていく時期でもありますから、暫くは自宅から
日帰りで行ける範囲の駅ノート複数回目を片付けるんですよ。

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…前回の能登半島に関して書き忘れてた話なんですが、シフト
合わせて土日を含む日程で宿を取ろうとしたら、あんな所でも全く
空きがなく休み平日に振り替えての旅になりました。

コロナは断じて終息したワケでもないのに、皆さんもぅ自粛にも
飽きたんでしょうね。また数万人単位死なないと無理だわ。

ともあれ今回は西藤原駅です。三岐鉄道に元からある三岐線
終着駅なんですが、駅ノートの設置が比較的最近の事なので、
間隔を詰めて約半年振りの訪問になりました。

新名神高速道路から東海環状自動車道に入り、現状での終点
となる大安で降ります。…蒸気機関車2台並べたような独特な
デザインの駅舎もすっかり見慣れた物になりましたね。

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今回も降りそうで降らない感じの蒸し暑い天気です。時々晴れ間が
見えるので、駅舎の外観などはソノ都度撮り直す羽目になりました。

同駅藤原岳の登山口でもあるので駅舎内山小屋風な内装で、
簡易郵便局が同居しています。…有人駅ですが恐らくは簡易委託駅
であり、郵便局の人出札窓口兼任してるのでしょう。

駅舎内テーブルとベンチがあるので絵を描く環境としては恵まれて
いますが、空調設備ないようですね。窓を全開にしてありました。

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に向かって左側に、古い機関車保存された広場があります。
ココでは定期的にミニSLを走らせるイベントなどが行われてる
ようですが、8月分中止になったようでした。

ちなみに前回はこの保存車両をネタに描いています。

屋外だから天候にも左右されやすい行事なのでしょうが、もしか
したら感染症対策のためかも知れません。そして9月は奇しくも
明日ですね。無事に開催されるんでしょうか?

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駅ノート出札窓口の向かい辺りに、藤原岳登山カードと一緒
に置かれています。

バドミントンのセット以前からずっとあると言う事は、これは
忘れ物ではなく駅の備品の1つなのかも知れません。

前回以降絵師さんの作品右の2点です。…少ないですね。
今年は3年振り夏コミケが開催され、コミケ班の皆さん出店
したようですが、もっと描かないと来年は厳しいでしょう。

どうせ誘われない私高みの見物です。てか私の絵はわざわざ
紙の本に印刷してカネを取って売るような物でもナイし。

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では今回の絵ですが、駅の向かいお寺が1軒あり、その周囲に
色んな花が咲いてたので、ソレを含めた風景を描いてみました。

詳しくは「おまけネタ」に譲りますが、花の絵スケッチして名前を
調べて書き込むとか…夏休みの自由研究そのままですね。

駅舎が意外と暑くて大変でした。マラソンタオルを噛まして来れば
よかったなと。…では続けて同駅に関する「おまけネタ」に移ります。

→次回に続く



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No.1265 駅ノートの記録

駅ノート 沖波

2022/09/13(Tue)

さて能登線廃線区間駅ノートですが、続いて今回の予定地
最後となる沖波駅に向かいますクラ駅長です。

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甲駅から現地まではカーナビの設定で3.0kmと出ました。ココは
両駅間の営業キロ2.7kmだった所なので、ソレほど大きな差は
ナイようです。

そのまま能登湾の北側海岸線に沿って東へ走ります。

段々と雲行きが怪しくなってきましたが、当日は元々朝から雨の予報
だったんですよ。…「ゼロの焦点」などの影響で能登半島と言う所は
寒々しい曇天の方が似合うイメージを持ってしまいました。

ぃゃ、8月なので実際は矢鱈と蒸し暑いワケですが。

小さな集落を幾つか経由して走ります。鉄道廃止後路線バス
代行されてるようですが、運転間隔収支がドノ程度の物かまでは
知りません

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カーナビの指示に従って内陸部へ左折すると、すぐの所に高架橋
見えてきました。この付近のようですね。てかコレですか?

…事前にGoogleのストリートビューで調べては来たんですが、右の
小屋も載ってるものの何の看板もナイので、駅舎なのか単なる民間
物置なのか、判断が付かなかったんですよ。

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何やらソレらしい注意書きが残ってるので、コレが駅舎(又は待合室)
なのでしょう。標語の署名は防犯委員会駐在所になっています。

…改めて建物を見ると、鉄道会社名や駅名の看板外した跡だと
思われる日焼けしていない部分がありますな。

この建物の右側を登ると、竹藪に囲まれたホーム跡に出ました。
コンクリート製のホームと背後側に簡単な手摺があるだけの、必要
最低限な駅です。

てかココは国鉄時代仮乗降場であり、JRに移管された後も夏場
だけの臨時駅だったようです。

…上のカーナビの画面にも載ってますが、ココから海岸へ出た所に
立戸ノ浜海水浴場と言うのがあり、夏場の海水浴客に対応するため
臨時駅のような扱いだったと思われます。

そう言えば同線更に奥にある恋路駅も、駅名の印象から知名度は
高いですが、元は夏場だけの臨時駅ですよね。

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駅ノートはソノ待合室内にありました。…詳しくは「おまけネタ」
譲りますが駅の規模からすると、カナリ大きな建物です。海水浴の
シーズン帰りの乗客収容するための容量なのかも知れません。

ノートはココまでの2駅と同じくなやはるるさんによる物です。
設置から3カ月あまりと言う事になりますが、書き込み全くのゼロ
じゃない事に驚きました。

ちなみに建物内カナリ荒れてますので、持ち出して車内で描きます
とにかく蜘蛛の巣が多くて困りました。

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の方は、来る時に見た目立つ高架橋を描いておきましょう。

同区間昭和34年1959年開業だから各施設はソレに先立って
建設された事になり、この高架橋56年~57年に掛けて造られた
事が記されています。

…ちなみに地方のローカル線と言えば、この頃から鉄建公団による
無駄にカネを掛けた高規格な線路が出現するイメージだったんですが、
同団体の設立1964年なので、この区間は該当しないようです。

らしくのろ一家海水浴に来たらしいのですが、実際にドノ程度の
需要があったんでしょうね?

今回は訪問予定の駅近い範囲連続しているので、1日に3箇所
を回る事が出来ました。では沖波駅と当日のその後について「おまけ
ネタ」を入れ、今回の報告を終える事に致します。

→次回に続く



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No.1262 駅ノートの記録