新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 倶利伽羅②

2020/10/27(Tue)

さて新たな報告です。9月下旬のある日、滋賀県に用事があったので
その間合い運用みたいな感じで、IRいしかわ鉄道倶利伽羅駅
駅ノートを描きに行ってきましたクラ駅長です。

滋賀県に用事があるのに石川県、しかも富山県境に近い所まで行く
と言うのは、自宅からの方角意外に何の共通性もないワケですが、
既に私はソノ辺の感覚麻痺してるのですよ。

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距離的な事を言えば金沢以遠鉄道の方が早い&楽なのですが、
翌日に車を使うので、そのまま現地まで行きました。約300kmです。

北陸新幹線開通以後、金沢以北北陸本線第三セクター化
されており、同駅IRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道境界駅
になります。次の石動駅までの間に県境があるのですよ。

古い木造駅舎リフォームした建物のようで、同社の社紋の下に元の
JRのロゴが貼ってあった跡が伺えます。移管から今年で5年か。

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無人駅ですがJR西日本と共通したICカードが使えます。ICOCA
簡易式のカードリーダーチャージの機械などがありました。

…以前からココも駅ノートの設置駅として知られておりましたが、
置かれている駅スタンプと共用であり、スタンプ無駄捺し
多くてノート荒れてる状態だったんですよ。

だから一度は描きに行った(当日は時間の都合で用意した物を貼った
けど何となく再訪する気が起らず2年ほど放置しておりました。

ソレが最近、何人かの絵師さん作品を上げた報告を知ったもんで、
「もう大丈夫?」と思って訪問した次第です。まぁ他力本願な話ですね。

その通りにずっと間が空いてたものが、9月に入ってから2人の絵師
さんの作品が確認出来ます。ゆっくまーシールもありました。

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北陸本線自体が歴史のある路線なので、同駅の開業明治41年
言う古さです。そして付近の倶利伽羅峠と言えば、平安時代末期
源平の合戦の古戦場の1つとしても知られています。

ココでは木曽義仲平維盛が戦い、木曽義仲軍が用いた「火牛の計」
と言う戦法が有名です。…右下の牛の人形はソレに因んだ物で、前回
の報告でも撮ったかも知れません。

牛の角松明を括り付けて、崖の上から敵陣に突っ込ませるのです。

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運転間隔意外と密であり、普通列車約30分毎の頻度で走ってます。

何れも521系第三セクター版で、同社あいの風とやま鉄道双方
が走ってました。ココが境界駅ですが運転系統分断されておらず
全ての列車が高岡富山まで直通します。

地形の都合なのか駅舎ホームカナリ離れており、跨線橋で連絡
しています。…開業当時からこんな感じだったんですかね?

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では駅ノートです。やはり「火牛の計」が有名だと言う事で、ホーム
から見える位置にも牛の像古い絵などが飾られてますから、コレを
描く事にしまして…牛の代わりゆっくまー特攻させてみましょう。

ゆっくまーTwitterアカウントには、ヘッダー部分に永尾武雄さん
描いたイラストが使われており、ゆっくまーはソノ中で頭にロウソク
立てて丑の刻参りをやってるんですよ。そこからヒントを得ました。

Twitterでの遣り取りを見ると、ゆっくまーは常に周囲の人たちから
イジメられてますが、私はコレは愛のこもったイジりだと見ています。

当日は滋賀県長浜市まで戻って一泊し、翌日に備える事にしました。

→次回に続く



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No.576 駅ノートの記録