新・駅長日誌Ⅱ

…と言う事で富山地鉄立山線の千垣駅を描き終えました。
続いては次の電車で２つ手前の岩峅寺と言う駅まで戻る予定になって
おりますクラ駅長です。



同社のオリジナル車両14760型が来ました。昭和54年の製造なので、
当時の鉄道の本に最新鋭の私鉄特急として近鉄ビスタカー（３代目）
や小田急のLSE車と並んで紹介されてたのを覚えています。

…勿論現在の富山地鉄にも特急列車は存在しますが、車両の運用は
特に限定的ではないケースが多いようです。てか冬場は特急も含めて
運転本数が間引かれているので、フリー切符も安いのでしょう。

そんな感じで岩峅寺で下車しました。…こちらも５年振りの訪問です。



次はココで不二越・上滝線に乗り換えるんですが、30分ほど時間が
あるのと、フリー切符なので改札から出てみましょう。

同駅は立山線と不二越・上滝線が合流する駅なんですが、大正10年
の開業で、当時からの物と思われる特徴的な２階建ての木造駅舎が
残っています。…古い旅館などを連想させる佇まいですね。



平成19年の映画「劒岳 点の記」では明治時代の富山駅としてロケに
使われたそうで、待合室には当時の写真が多数展示されていました。
…敢えて地元の駅を使う事に、ＰＲの意味もあったのでしょう。

先程の寺田駅と同様、ホームの番号が不規則に並んでいます。
過去には不二越・上滝線から立山方面へ直通する列車もあったらしい
ですが、現在は全てココで折り返すようですね。



各ホームを繋ぐ乗り換え用の通路も木造の古めかしい物でした。
…15ｍぐらいの吊掛電車が似合いそうな雰囲気ですが、乗り換える
のは元京阪の10030型です。

尾灯と並んだ白色のランプは京阪では標識灯なのですが、ココでは
使う事もナイのでしょう。半透明のカバーで一体化されてる車両も
ありました。…最終的に先頭車の約半数が同社に譲渡されました。


次の目的地は不二越・上滝線で
１つ目の大川寺と言う駅です。

地図で見る限り、距離は１km程度
でしょうか？…時間が空いてたり
歩くのに適した季節なら歩いても
良さそうな距離ではあります。

今回は歩くと寒いし時間にも余裕
があるので電車で行きます。

…こちらもカナリ特徴のある駅だと言う事ですが、当然の事に降りる
のは初めてなのですよ。ちょっと楽しみですね。

※→次回に続く

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