新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 大川寺

2021/01/17(Sun)

さて富山地鉄駅ノートですが、続いては不二越・上滝線大川寺
と言う駅にやって来ましたクラ駅長です。

…実は私も気になってた「不二越・上滝線」なる不自然線名ですが
正式には南富山駅を境に不二越線上滝線に分かれるらしいです。

しかし運転系統が一貫してるので同社では概ね「不二越・上滝線」
と言う呼び方をしており、ウチのブログでもソレに倣う事にしました。

要は近鉄伊勢中川から先何だかよく分からないのと似たような
感じでしょうか?…特急の評定速度落ちるから「鳥羽・志摩線」
「飛ばしません」みたいな駄洒落もあったりしますが。

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ともあれ大川寺駅です。単線の線路1本だけの駅ですが、ホーム
が全体的にコンクリートの構造物の中にあり、電車で初めて降りると
「地下駅?」と思ってしまいそうな造りの駅でした。

岩峅寺方向は鉄橋隣接しており、岩峅寺から来た電車は鉄橋
渡り終えてすぐ地下へ潜るような感じになりますね。

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「出口」の標識に従って進むと駅舎に入りますが、コレがまた見事に
何もナイ空間で、矢鱈と広く感じました。当然に無人駅です。

…外へ出ると、右の画像のような環境にある事が分かります。

何でも昭和50年に先述の鉄橋を架け替えた時、付近の線路全体
背後に見える山の方向へ移動させる必要が生じたので、このように
線路ロックシェードの中に通したようなになったそうな。

…そして駅舎には有人駅時代の駅務室があったものの、不審火
焼けてしまい、このようなだだっ広い空間になったとの事です。
奥手の床の色が違う部分駅務室だった所でしょう。

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長らく私のブログを見て下さってる方はお気付きかも知れませんが、
駅舎の脇に黒いセドリックが停まってますね。…しかし今回は全行程
を鉄道で回ってますので、コレは私の車ではありません

…よく見れば差が分かると思いますが、3ナンバー「ブロアム」と言う
最上級グレードですね。駅前の広場はソノ用途判然とせず勝手に
パーク&ライド的な使い方をしてる人が居のるかも知れません。

駅の隣常願寺川で、千垣駅の先にあったアーチ鉄橋と同じ川です。
アレの下流に当たる事になりますか。鉄橋の長さは約350mですね。

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駅ノートおかんアート押し絵と言う物か)な鯉のタペストリー
一緒に、丸めた状態で置かれていました。
…時々ある事なんですが描きにくいから丸めないで頂きたい所です。

実の所を私は色々な資料から富山地鉄ノート設置駅も、ある程度は
把握した積りで来たんですが、千垣大川寺逆に認識してたんです。
立山に近い方が何となくロックシェードをイメージしませんか?

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主だった絵師さんたち一通り来てる感じでしょうか?
作品巡りをされる方は、ココ千垣多くてお得かも知れません。
か~み~さん「ダイセンくん」がまた異彩を放っております。

さて私は…ココにロックシェードがあると知った時から考えてたネタで、
久し振りに「商品企画開発会議」です。

最近は猫グッズの中に「猫トンネル」と言う物もあるようでして、猫は
狭い所が好きだから、中で寝たり複数居る時はかくれんぼをして
遊べたりもするそうな。

駅舎部分狭いT字の所がアクセントなのと、同駅をモデルにした
猫トンネルなら、富山名物の夢が見れるかも知れません。

約2時間半で仕上がりました。ローカル線ではありますが夕方本数
が多く1本(30分)早い電車に乗れました。…2日目ココまでにして、
また魚津のアパホテルまで帰ります。

最終日残りの2駅を描いて、当日中奈良まで帰る予定ですよ。

→次回に続く



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No.658 駅ノートの記録