新・駅長日誌Ⅱ

さて富山地鉄の駅ノートですが、３日目の最終日です。
２日目と同じ時刻に魚津を出て、まずは約10分で着く越中中村と言う
駅で降りましたクラ駅長です。

アパホテルは連泊なので、「掃除要らないよ」を選択するとミネラル
ウォーターが貰えました。しかし同社のオリジナル商品なので、例の
女社長の顔写真が載ってます。…一日持ち歩く羽目になりましたが。



…当日は地鉄本線で２箇所描いて、そのまま電鉄富山まで抜ける
行路なのですが、それぞれの駅間の運賃を足してもフリー切符より
安いので、個別に切符を買う（又は車内清算する）事にしました。

新魚津には券売機がありましたが、事前に得ている情報ではココも
小さな無人駅のようです。…まぁ整理券乗車だろうな。



かなり古びた単線のホームに、待合室が１つだけの小さな駅でした。

富山地鉄は単線ですが、隣にあいの風とやま鉄道…旧北陸本線が
通っており、滑川の先まで並走区間になっています。

各地で時々見られる光景ですね。地方私鉄の方が設備は古いまま
なものの、駅間が近くて運転本数も多かったりするアレですよ。

田んぼの真ん中にあるのでココからも立山連峰がよく見えました。
…と、今回撮れてなかった元西武のレッドアローが来ましたので
押さえておきましょう。

ぁ、今年からコレの後継車種である10000系が入るんですよね？
去年の秋ぐらいに富山まで甲種回送されたのが話題になってました。



待合室は小さいながらキレイに整頓されています。
…隅っこに本棚があって絵が飾ってあるから分かるのですが、ココも
アニメの１シーンに出て来る「聖地」の１つのようでした。

作品名は「未来のミライ」。…例によって私は全く知りません。

現地にある資料やWikipediaなどで適当に調べると、主人公は絵にも
あるくんちゃんと言う５歳の男の子で、くんちゃんの妹（乳幼児）の
ミライちゃんが、何故か中学生として登場するお話だそうです。

また突拍子もナイ設定ですが、何とかして美少女キャラ（とセーラー
服の裾から覗く素肌）を入れないと成立しないのかも知れません。

…くんちゃんは鉄道が大好きな男の子であり、夢？に出て来た京浜
東北線の磯子駅が何故か田舎の無人駅で、ソレがココをモデルに
してあるようです。

監督は細田守と言う人。先述の「おおかみこどもの雨と雪」が上市町
を舞台にしていたように、富山県出身の人だから出た発想でしょう。



なので駅ノートはアニメ作品の「交流ノート」であり、ノートや資料など
はファンの方が寄贈した物、また自主的に待合室内のお掃除なども
されてるのだと思われます。…机と椅子があるのが有り難いですね。

ノートの内容もファンの方の書き込みが多いようです。
「サマーウォーズ」「バケモノの子」なども同じ監督さんの作品ですな。

そしていつも感動系で攻めてくるひさの先生が、珍しく同作品にギャグ
を絡めたパロディー（と思われる物）を描いてました。

くんちゃんはココで電車を待ってた高校生のお兄さんと出会い、会話
を交わすんですが、内容が鉄道関係だったかどうかまでは不明です。



そんな感じで私は、知らないなりに同作品のキャラを模してみました。
しかしのろが高校生のお兄さんでは面白くナイので、同監督の別作品
「バケモノの子」に出て来たキャラ（詳細不明）にしておきます。

…コレらも資料が置いてあるので模写に使わせて頂きましたよ。

描いてる途中で電車の音がすると外へでて見てたんですが、あいの風
とやま鉄道の方が多いんですよ。貨物列車も矢鱈と通ります。

ソレとて無視出来ない収入源なのでしょうが、ホテルが駅に近かった
から、やはり夜中はウルサいものですね。

ともあれ次の中加積駅に移動しましょう。ココで今回は最後になります。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。