新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

母野② おまけネタ

2022/08/24(Wed)

さて長良川鉄道母野駅です。…数合わせのために間隔を詰めて
約半年振り2度目の訪問になったワケですが、今回も同駅滞在
帰路に関する「おまけネタ」を紹介して参りますクラ駅長です。

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描いてる途中、下り「ゆら~り眺めて清流列車」が来ました。
コレは私も乗った事がありますが、沿線の景色のイイ所徐行運転
を行う、簡易的な観光列車です。

車両も特別な物は使わず、今となってはカナリ年季が入ってきた
新潟トランシス「第2世代レールバス」ですね。

…同社はこのタイプと以後のマイナーチェンジ版の車両が現在でも
主力となっており、なかなか新型車入らないなと思ってたら…

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次の上り初めて見る車両が来ました。今年の春から導入された
「ナガラ600型」だと言う事です。見ての通り国鉄急行色をイメージ
したようなカラーリングで、既存の車両とは一線を画した感じでした。

…去り際に車両の後部を見ると「急行おくみの復活記念」と言うヘッド
マークが取り付けられています。

地方私鉄などで予算の都合前後ヘッドマーク用意出来ない
場合、下り列車で前になる方に付ける事が多いように思います。

急行「おくみの」国鉄時代名古屋~北濃で運転されていた列車
ですが、美濃太田までは急行「のりくら」併結され、越美南線
入ると普通列車になってしまう、かなりマイナーな存在の急行です。

…今後はこの車両を使って新しいイベントが計画されてるそうな。

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そんな感じで母野駅ノートを描き終えましたが、駅前で買った
お好み焼き明宝フランクは私にはおやつ程度の量だったので、
帰路の途中にあった「道の駅 美濃にわか茶屋」に寄り道しました。

…てかカナリ強い雨になってきましたね。元々当日の美濃地方
「午後から雨」の予報だったので、ギリギリ降らずに済んだ感じです。

やはりコノ地方と言えば「長良川の鮎」と言う事で…

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鮎で出汁を取ったと言う「鮎にんめん」なる物を注文してみました。
ソレに鮎の干物を焼いた物が付きます。夏場ですが気温が
下がってましたので、温かい饂飩美味く感じましたよ。

…まだ昼食の客が多く残ってる時間帯なのに、係のおばちゃん達が
交代で、しかも注文カウンターの真ん前のテーブルで自分の弁当
を食べ始めたのには驚きましたが。

ふと自分の脚をみてみると、の部分が矢鱈と汚れてます。
恐らく絵を描いてる時ベンチの前側面の汚れが付着したものだと
思われますが、こんな事もあるので作業服の方がイイのです。

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所でコノ「おまけネタ」では色々と道中に寄るサービスエリアなども
扱ってるワケですが、往路に寄る所が段々とネタ切れになってきた
ので、今回は帰路です。

今回は名阪国道伊賀上野パーキングエリアに寄ってみました。

名阪国道片側2車線で、全ての交差点がインターチェンジ方式
高速道路と同じスタイルですが、制限速度60km/h一般国道
25号線のバイパス)です。

下り線大阪方面行きのみの存在で、パーキングエリアとしての
設備は駐車場とトイレだけなんですが、フェンスを隔てただけの所
飲食店隣接しています。

…コレが「SERVICE AREA 伊賀上野」と言うからややこしい
しかし見ての通り、施設の半分以上廃墟化しています。
その中で「どて焼き」を売るお店だけが健気に営業してるんですよ。

中身が気になる所かも知れませんが、スペースが尽きたのでコレ
に関しては次回に中部地方へ出掛けた帰りに、実際に入ってみる
事にしましょう。

では次回、飯田線山間部区間2巡目残ってるを描いて
しまいます。…と、早速似たようなルートを走る羽目になりましたね。
母野駅の報告が短かかったので、別の日ですがこのまま続けます

→次回に続く



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No.1242 駅長が見た風景

駅ノート 母野②

2022/08/23(Tue)

さて新たな報告です。7月中旬の事ですが、長良川鉄道駅ノート
後から発見された母野駅に行ってきましたクラ駅長です。

このエリア目標値3枚と決めてるので、郡上八幡北濃
数を合わせるために間隔を詰めて約半年ぶりの訪問となりました。
単発なのでココ1箇所日帰りです。

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東海北陸自動車道美濃インターで降り、国道156号線で現地へ
向かいます。

…少し前から全国的に、田舎の自治体合併して矢鱈と大きな
市域になるケースが多く、ココは同駅に着く直前から郡上市
なります。例の城下町や小京都のイメージと全く違いますが。

到着すると丁度、観光列車「ながら」仕様の502号車「鮎号」美濃
太田行きの普通列車として到着した所でした。…基本がロングシート
開放型なので、定期列車にも使われるようです。

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ドノような構造だったのか知りませんが、昭和2年開業
当時は貨物も取り扱ってたと言うから、ローカル線によくある中規模
程度の駅だったと思われます。

…しかし現状ホームが1本簡素な待合室があるだけの無人駅
で、駅舎と言う物がありません

そしてコノ待合室、どぅ見ても転轍機のレバーを置いてあった小屋
しか見えないんですよ。…そう思ってWikipediaを観たら正解でした。
手前のセメントの部分とか、明らかにレバーの台座の跡だわな。

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…所で「テレスピ」って何でしょう?普通に考えれば「テレスピーカー」
遠隔操作列車の運行情報などを音声で流すための装置でしょうが、
ココにに居てソレらしい音声接近・発車などのメロディー聞いた
はありません


駅ノート前回に来た当時のまま変化はありませんでした。
…まぁココも何の変哲もない郊外の無人駅であり「何故ノートが
置かれた
のか?」な駅てもあります。

周囲が林に囲まれたような場所だから、矢鱈と虫が多いんです。
今回も夏の定番として虫除けスプレーを持参してますが、始める前
殺虫剤を撒いた方が早いかも知れませんな。

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所で前回から気になってるのが、平行して走る国道156号線です。
同駅斜め向かいぐらいの地点に、お好み焼き屋中華料理店
コンビニが並んでおり、意外と買い物や食事に困らない状況です。

付近の集落はソレほど大きな物ではナイので、国道156号線
往来するドライバー向けの物なのでしょう。

今回は至近距離にある「こなもんや」と言うお好み焼き屋さん
行ってみました。飲食店と言うより常設屋台のようなお店です。

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ココで売られてたお好み焼き粉生地よりキャベツの方がメイン
の感じで、広島焼きに近い物だと思われます。使わず半分に
折り畳んだ物を直接齧るのかな?

1つ180円だから一食の食事と言うより「おやつ感覚」なのかも知れ
ません。学校帰りの子供とかも買いそうだ。あと追加として御当地名物
明宝フランクフルトを1本。小腹が満たされた感じです。

と言う事で今回は「のろ空腹シリーズ」駅ノートより飲食目当て
来ても楽しそうな所です。次回は中華料理店かな?

では今回も「おまけネタ」を1本紹介して、次の報告へ移ります。

→次回に続く



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No.1241 駅ノートの記録

大川寺② おまけネタ

2022/08/22(Mon)

では続いて今回の富山地鉄駅ノートの報告の最後大川寺駅
周辺の状況を報告して終わる事に致しますクラ駅長です。

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先述の通り、同駅の背後の山には駅と同名大川寺と言うお寺
あり、平成9年までは大川寺遊園と言うテーマパークがあったそうな。

駅前場違いな雰囲気の噴水も、もしかしたら遊園地の玄関口
なイメージで作られた物かも知れません。

取り敢えず現存する道路大川寺の方向へ登って行くと、矢鱈と広い
駐車場に出ました。…同寺院観光目的の拝観に対応してるような
感じでもナイので、こんな規模の駐車場要らないと思うんですよ。

…やはりコレも遊園地としての駐車場だった可能性があるのと、古い
資料を見るに国体の馬術競技の会場にもなったらしいので、運動場
なのかも知れません。

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そして前回の記事にも上げた大川寺ですが…曹洞宗のお寺だから
いわゆる「禅宗」ですよね。山門の看板も「大川禅寺」となっています。

…入口に拝観受付のような物もないし、色々と調べたんですが取り
敢えず公式サイトのような物は存在しないようです。

富山県東部一帯で観音菩薩を本尊とする「新西国三十三霊場」
1つでもあるようですが、そもそも「新西国」と言えば関西にある物
の方がメジャーな存在であり、何故富山県「西国」なのかも

…無駄に物見遊山で行くようなお寺ではナイのかも知れません
ので、ココで引き返す事にしました。

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続いて山の中腹にあったと言う、遊園地の跡を探りに行きます。

そもそもココは山そのもの大川寺の所有地であり、大正時代
スキー場が造られ、戦前からゴルフ場なども整備された上滝公園
と言う公園施設だったらしいです。

戦時中に一時荒廃したものの、昭和30年代に入って富山地鉄
地元自治体(上滝町)遊園地として整備し、富山近郊の遊園地
として人気のスポットになったのだそうです。

恐らくココが入口だっただろうと思われるのが、左のカーナビ画面
の現在地です。はココまでしか進めませんでした。

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当然ですが現在立ち入りが禁止されています。色々なサイトを
見るに右の建物チケット売り場じゃナイか?とされてますが、
私にはソレにしては小規模すぎるように思えました。

開園以来、徐々に遊具が増えて本格的なジェットコースターなども
造られ、昭和50年代入場者数のピークを迎えたと言う事ですが、
段々と利用者数落ち込み平成9年廃止されてしまいました。

関西にも大抵「私鉄1社に1個」テーマパークがあった
ものですが、ココと同時期にソノ多くが潰れたような気がします。

海外資本の大きな物が出来ただの少子化だの、理由は色々とある
でしょうが、コレまた共通して「時代の流れ」なのでしょう。

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そんな感じで富山駅まで帰ってきてレンタカーを返し、私も奈良
帰ります。…当日はピカチュウ親方(当時)鉄道散財旅行の途中
であり、短時間ながら富山駅で会えるタイミングだったんですよ。

どうせ駅弁を買うだろうから1種類ぐらい買って渡してやろうと思った
んですが、彼が乗った「ひだ3号」遅れて間に合わなくなりました。

ちなみにココの待ち時間に、奈良市内安倍元首相狙撃された
事件を知りました。休みじゃなかったら私も仕事に駆り出されてた
可能性があり、不謹慎ながら「ちょっとラッキー」と思ったんですよ
安倍氏はまだ緊急搬送&治療中ぐらい)。

…てか私には「ひだ3号」遅延の方が災難に思えましたな。

ともあれ今回の富山地鉄の報告はココまでです。続いては数合わせ
の日帰りですが、約半年振り長良川鉄道へ行ってみましょう。




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No.1240 駅長が見た風景