新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 備後八幡②

2021/06/30(Wed)

さて芸備線の駅ノートですが、最後は備後八幡駅です。

…帰路に対して遠い方から始めましたので、最後にココを描けば帰り
やすい
筈だったんですが、もう1泊するから結局ドコから行っても同じ
になってしまいましたクラ駅長です。

20210630a.JPG 20210630b.JPG

同駅も2回目ですが、前回は吉田口の空振りを補完するべく前倒し
で訪れたもんで、他の3駅とは時期が異なります。

…とは言っても時間の停まったような所なので、数か月ではソレほど
大きく変化する物でもありません。

駅舎の風体としては木次線によくありそうな感じです。…ボロボロの
巡礼姿で放浪してしてる親子が立ち寄りそうというか。

スペース的に考えると駅務室に相当する部分がナイのですが、コレ
は無人化後に(恐らく向かって左側が)撤去されたそうな。

20210630c.JPG 20210630d.JPG

ホームも元は交換設備があった事が伺えますが、駅舎から遠い方
の線路は分岐器部分が撤去されています。…ココを使って極めて
短かい距離での体験運転とか、そんなネタの絵も描けそうですよ。

向こう側の田んぼには農作業(田植え後の雑草取りなど)をしてる
地元の方が居ました。完全な秘境駅と言うワケでもありません。

20210630e.JPG 20210630f.JPG

この駅にも地元の歴史や近隣の名所の写真などを紹介したファイル
が置かれています。恐らく他の3駅と同じ設置者による物でしょう。

…「八幡文化」と言うのは昭和22年頃に発行されたと言う地元の文芸
ミニコミ誌のような物(のコピー)だそうです。

昔の田舎の事だからガリ版刷りだと思われ、戦後の物とは言え文体も
旧仮名使いだったりして、私の脳ミソでは読めない所が多かったです。

例によって新聞記事もありますが、他の3駅で見てきたので横の記事
の方が気になってしまいました。

「問題の両市議 遂に収容さる 拡大する呉の疑獄」。
…今も昔も汚職で捕まる議員が一定数は居ると言う事でしょうな。

20210630g.JPG 20210630h.JPG

駅ノートの方は絵師さんの作品が3点。とゆっくまーシールが1点。
初めて現物を見た物としては長尾の大ちゃんと言う人の作品(右上)
がありました。

…駅舎を忠実に模写して、文章も長く書かれる方です。コレは時間が
掛かりそうだ。

私は何を描こうか決まらないので、取り敢えず駅周辺も見てみます。
駅前には雑貨店と簡易郵便局が1軒ずつあります。…日曜日だから
郵便局は休みでしょうが、雑貨店も営業してる様子はありません。

20210630i.JPG 20210630j.JPG

駅の並びにあるお家(コレも空き家に見えた)の牡丹の花がキレイ
だったのと雑貨店にアマガエルが居たので、ソレらを絡めてリアル
タイプで描いておきました。

そんな感じで2日目は15時頃に終わり、民宿に戻ってノンビリと
データ整理などが出来ました。ココの宿は各種のレビューを読むに
「静かで落ち着く」とあり、ホントにソノ通りでしたよ。

ずっと居たい気もしますが、毎日あの量の食事が出る事を考えると
確実に太りそうではあります。

では次回…無事に何事も無かったようなので木村鉄道の社員旅行
の報告へと移りましょう。




※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.822 駅ノートの記録

駅ノート 内名②

2021/06/29(Tue)

さて芸備線の駅ノートですが、現地のレトロな民宿に1泊した翌日…
続いては内名駅にやって来ましたクラ駅長です。

同駅は今回の4箇所の設置駅の中では比較的「秘境」と言うか、幹線
道路からカナリ外れた脇道を延々と走った所にある駅です。

前回は大雨の中をセドリックで「ホントに合ってるのか?」と心配しつつ
走った所ですが、軽トラックになって気分的にも楽になりました。

20210629a.JPG 20210629b.JPG

その道路から「内名駅」「内名集会所」の看板を目印に曲がった先が
目的地です。今回は集会所の方も見ておきましょう。…地元の簡単な
歴史を記した「故郷の碑」なる物が建ってました。

芸備線の同区間の開通が昭和10年、電灯が点いたのが昭和22年?
…電気が来る方が遅かったのか。内名駅の開業はソレより更に遅い
昭和30年だから、カナリ経ってから追加された駅なんですね。

そして駅に着くと、前回に車を置いたスペースに先客が居ました。
恐らく線路の反対側のお家の関係者の方かも知れません。

…こちらは軽トラックだから向こうが出れる位置ならドコでもいいし、
これだけの広さがあれば転回して出る事も可能。全てにおいて気を
使わなくて済むようになりました。

20210629c.JPG 20210629d.JPG

交換設備のない棒線ホームの駅です。付近の民家は、その反対側に
1軒と川を渡ってくるまでのエリアに数軒。…道路が未整備だった
時代なら駅の新設は喜ばれた事でしょう。

そして線路の反対側に民家があるのに踏切はナイんですよ。最近の
報道で知ったんですが、この手の物を「勝手踏切」と言うそうな。
事実、郵便配達の人は駅前にバイクを置いてココを渡ってます。

…写真は割愛しましたが駅にあった歴史資料の新聞記事を見るに、
開業日の当日からココに踏切はありません。作る気ゼロなんだな。

20210629e.JPG 20210629f.JPG

日に3往復の区間ですが待合室内はキレイに整頓されており、先述
のように付近の名所や歴史を記した資料なども置かれています。

そしてココの名物がオリジナルの缶バッジです。付近の公共施設へ
行けばオリジナルの物を作って貰えるし、持ち帰り自由な物も何個か
置かれています。…私は要らないけど。

しかしコレが結構遠いの。よく調べず「さっきの集会所だろう」と思って
たんですが、車で20分とか掛かるのよね。しかも平日のみですから、
ホントに「作って下さい」と画像を持参する人はドノ程度居る物か?

20210629g.JPG 20210629h.JPG

駅ノートは絵師さんの新作が2点でした。…デハニ会さんの絵には
時々、訪問した列車の番号や時刻が書かれてる場合があるんですが、
コレだと早朝の1往復か。2月だと真っ暗だったかも知れません。

20210629i.JPG 20210629j.JPG

さて私の絵ですが、待合室にあった名所案内の中から徒歩5分で
行けると言う竹森八雲神社と言う所へ行ってきました。…さっき
曲がってきた立札のすぐ近くにあります。

道路から石段を登った上にある小さな神社ですが、木々が鬱蒼と
してて何となく神々しい雰囲気の所です。…しかし「やくも」と聞いて
コイツらが思い付いたのは電車ごっこだったようです。

石段の踊り場は狭いから、走り回ると危険なのです。
やはり怒られましたね。皆さんは真似しないようにお願いします。
…ぇ、誰も真似しない?

続いてあと1駅描けば今回のノルマは達成です。ではもぅ1つ戻った
備後八幡駅へ向かいましょう。

※→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.821 駅ノートの記録

駅ノート 道後山②

2021/06/28(Mon)

…さて芸備線の駅ノートですが、続いては備後落合駅から1つ戻った
道後山駅にやって来ましたクラ駅長です。

20210628a.JPG 20210628b.JPG

こちらも典型的なローカル線の中間駅であり、古い木造駅舎が残って
います。元は有人駅だったと思われますが、現状で日に3往復と言う
ダイヤで交換設備も撤去されたとなれば無人化は必至でしょう。

…てかよく考えたら東条~備後落合は「行って帰る」を3回繰り返す
だけのダイヤだから、全線1閉塞でも事足りるんじゃないかな?

そして元の駅務室部分は、地元の消防団の車庫になっています。

20210628c.JPG 20210628d.JPG

…しかしコノ縦書きタイプの駅名票と言う物も、直射日光が当たる所
での耐性が弱いのか、ローカル駅だと軒並み日焼けしたまま更新も
されず放置されてるケースの多い事。

所で前回から気になってた消防団の車庫ですが、スマートフォンの
広角レンズ機能で外から見れる範囲で撮影したのが右の画像です。

…やはり2tトラックベースの消防車が入ってましたが、本格的な
消防署ではなく地域の消防「団」ですから、ポータブルなポンプを
積んだだけの簡易的な消防車だと思われます。


20210628e.JPG 20210628f.JPG

駅のホーム側の真向かいに草地の斜面があり、何やら看板が並んで
るんですが、望遠で見てみると「高尾原スキー場」と書いてありました。

確かにコノ辺は意外とスキー場が多く、現在でもシーズンになれば
営業する旨の案内を多く見るんですが、この名前で検索するとヒット
したのは「高尾原スキー場跡」という物ばかりでした。

…ネタとして「これがゲレンデじゃナイだろうな?」と思ったんですが
どうやら意に反して正解のようです。平成12年頃に廃業し、以前は
ロッジの建物も残ってたようなんですが、その後に解体されたそうな。

んー、ゲレンデの終点が駅ってのは…面白い立地ですが、下手すると
線路に突っ込む可能性もあるんじゃナイのかな?

20210628g.JPG 20210628h.JPG

駅には意外と、と言うと失礼ですが昔の観光案内や芸備線の同区間
の歴史を解説した資料のファイルがあり、細かく読んでたらカナリ
時間が潰せると思われます。マメな人が居るもんですね。

芸備線の同区間が開通して同駅が開業したのが昭和11年の事、道路
事情もソレほど良くなかったと思われ、鉄道の開通は地元の人の悲願
だった事でしょう。新聞記事でも大きく取り上げられています。

スキーも列車で行くのが主流だった頃は優等列車が臨時停車したり
駅前には旅館などもあったようです。…ドコでも大抵はそうかな?

20210628i.JPG 20210628j.JPG

駅ノートは前回と同じく2冊を確認、絵師さんの作品は3点増えて
ました。ココには謎のパンダの人が出没するとの事で、ソレを扱った
絵が複数ありますね。

…私はパンダに関しては前回やりましたので、今回は御当地の名物
と言うかコレまた謎の生き物とされるヒバゴンで行きましょう。

この地域…庄原市西城町付近で主に昭和40年代に多く目撃された
未確認生物なんですが、今の若い人は知らないかも。私は辛うじて、
子供の頃に雑誌などの記事を目にした記憶があります。

…比婆山に出るからヒバゴンな。大柄な類人猿のような見た目だそう
ですが、科学的な結論としてはニホンザルかクマを見間違えただけ
だろうとされています。

…現在ではソレほど話題にもなりませんが、時々御当地キャラとして
イラストや着ぐるみになったりもしてるそうな。

2駅ですが意外と早く終わり、その比婆山温泉に泊まります。明日は
早朝からなのでまた2駅描ければ、最終日は帰るだけで済むかな。

※→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.820 駅ノートの記録