新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

クラ駅長50年史 ㊹

2023/09/09(Sat)

では土曜日になりましたので、今週も「クラ駅長50の記事を
挟む事に致しますクラ駅長です。

今回は2016年平成28年ですね。段々と大詰めになってきました。
まずは例によって、Wikipediaから当時の世相鉄道関係の出来事
を拾ってみる所から行ってみましょう。


最初の方に「長期金利過去最低」と言う事が書いてあります。
銀行にカネを預けてる事意味がナイ時代になったんですよ。

極端な話、例えば定期預金が1億円あって利息が3%の時代だと、
利息だけで年間300万円になるから、サラリーマンの年収ぐらいは
取れるワケで、贅沢しなければ働かなくても生きて行けますよね。

しかしだと私のような小者の預金額では、利息より銀行へ行く
時の電車賃の方が上回るような状況であり、ホントに意味がナイ

…むしろ箪笥預金の方が銀行の倒産心配しなくてイイのでは?
と思うようになってきました。なかなか実行出来ませんが。

そして同年から、現在でも色々と試行錯誤中らしいマイナンバー
の運用が始まったと書いてあります。

…色々と賛否はあるようですが、私は後にマイナンバーカード
作りました。てかカード作らなくても番号自体は既に国民全員
に振られてるワケだし、そこで抵抗する意味が分かりません

滅多に使わないんですが、住民票がコンビニでも出せると言う点
に惹かれたと言うか、とにかく市役所の窓口行かなくて済む
便利です。当時は奈良市に住んでたので、市役所に来る市民
の数が多く、待ち時間が半端なかったので。

…ぁ、マイナンバー銀行口座紐付けされたら、預金額まで
ドコかに知られる可能性があるとも聞きます。ますます箪笥預金
の方が便利な気もするんですが、どうなんでしょう?

そしてやはり記憶に新しい所ですが、スマートフォン位置情報
利用したゲーム「ポケモンGo」のサービスが始まったのが同年
事のようです。

当時のニュースとして、同ゲームの画面に夢中になった為に
交通事故を起こした人の話題が紹介されてたのを覚えてますが、
アレって何で正直に言っちゃうんでしょう?

1人で運転しててドライブレコーダーなどがナイ状況なら、適当な
事を言ってもバレないだろうから「メールの着信に気を取られた」
ぐらいにしておけばイイ物を、正直に言うから「おバカなニュース」
として大きく報道されてしまうんでしょうに。


同年の鉄道の話題としては、北海道新幹線新函館北斗まで
開通し、代わりに青函トンネルを通ってた急行「はまなす」等の
在来線の列車廃止されています。

私は前年までで概ね鉄道路線の全国完乗達成してましたが、
この新規開業区間に乗るべくに出掛けました。しかし北海道
には珍しく、台風が直撃してエラい事になりました。

函館~長万部倒木100箇所以上とか。で札幌まで行け
なくなり色々と探した結果、函館~新千歳飛行機奇跡的に
空いてたのを発見したと言う思い出があります。

ちなみに急行「はまなす」には2年前の2014年に何とか乗れて
ます座席車でしたが「最後のブルートレイン体験」ですよ。

近い所では大阪環状線新形式323系電車が登場しました。
後に全車が同形式に統一され、他路線から入ってくる大和路快速
など扉の位置も合わせられる事になります。

…私はてっきり「207系8連6連に組み直し、8連オレンジ色
に塗って投入」だと思ってたんですが、見事に外しましたね。


私生活では特に大きな出来事無かったように思います。
…ぁ、仕事では営業車カローラフィールダーが導入され始めた
のを思い出しました。


後に私も担当する事になるんですが、先が丸くてドアミラーな車
どぅも苦手なので、すぐ元のコンフォート戻して貰いました。

私のアタマ古いんでしょうが、カローラをタクシーに使ってる
とか、先進国やる事ではありません


木村鉄道2月の社員旅行九州鉄道記念館と、平成筑豊
鉄道でした。…私にとって、体験運転と言う物の初体験でしたね。

5月京都「社長と2人でお散歩するやつ」…正式名称失念に
初当選したのと、6月の社員旅行智頭急行若桜鉄道ですか。

7月福岡競艇のイベントに行ったのは良かったものの、ココ
から色々とおかしくなり、既に申し込み済みだった8月の明知鉄道
を最後に一線から身を引く事になりました。

この辺りは後日、限定記事でマトメて書く予定にしています。

11月の貸切列車は例年のお座敷列車ではなく「なごみ」だった
ので抽選方式であり、私と紅の親方別のもぅ1名で申し込んだ
ものの、私のクジ運が悪いので落選したんですよ。

3人組と言うのは小回りが効かないので、欠員が出ても入る隙間
がなく前日トキちゃん秩父鉄道パレオエクスプレスに乗り、
当日親方いすみ鉄道~小湊鉄道に乗りましたな。

旅の記録残してありますが、当日の細かい会話までは忘れ
ました。上記のお2方には、愚痴になってたらすいません

あれから7年近く経ってますが、変わらずお付き合い頂いてるのは
実に有り難い事だと感謝しておりますよ。

→次回に続く



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No.1623 ○○について考える

西国巡礼の旅 ③

2023/09/08(Fri)

と言う事で、紀勢本線JR東海区間)の駅ノートを描く前に、西国
三十三箇所第1番霊場となる那智山青岸渡寺(せいがんとじ)
にお参りしておきますクラ駅長です。

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この地域の寺社仏閣や、いわゆる熊野古道などの歴史的な文物
などが世界遺産に指定されたと言う事で、西国の札所巡り目当て
以外観光客にも人気のスポットでしょう。

私は西国の札所巡りは3巡目なのですが、以前に来た時(約25年
)は、駐車場からカナリ長い石段登りきった所で車に財布を
忘れた事に気付き、取りに戻る羽目になったのを覚えています。

…その当時に比べると歩く距離短かくて済んだんですが、後に
使える道路が延びたと言う事なんでしょうか?

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今回から、巡礼の必須アイテムの1つである金剛杖を入手しました。

近くで売ってる所があれば便利なのですが、思い付かないので
通販です。西国の札所巡り始めたばかりだし、四国もまだ半分
以上残ってるので、まだまだ使えるでしょう。

「南大師遍照金剛/同行二人」と書いてあるので四国用ですね。
ソノ辺は適当です。…それに、前回の粉河寺で買った鈴(りん)
装備してみました。

カナリ早くに出発したお蔭で、朝の8時には到着しました。
日曜日の事なので日中は相当な参拝客が予想されますが、まだ
混み始める前と言う感じで空いてます

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と言うか手水場にはホウズキなどが飾ってあり、お洒落です。

御詠歌の冒頭にある「補陀落や」は、仏教の世界観で南方の海の
向こうにあるとされている浄土の1つの事でしょう。

即身仏の例の1つである「補陀落渡海」生きてるうち浄土
を目指して海の向こうへ旅立ってしまう事を言います。

また麓の補陀落山寺と言うお寺では、住職亡くなると船で沖へ
遺体を流す水葬コレの代わりになってたそうな。

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青岸渡寺のすぐ横に、熊野那智大社があります。

コレまた神仏習合の名残りかと思われますが、ココと熊野本宮大社
熊野速玉大社3社を合わせて「熊野三山」と言い、古来には貴族
の間で「熊野詣で」が流行したそうな。

古代貴族ってのは、今で言うと大物政治家みたいな立場の人
たちでしょうに、何ヵ月も留守にして参詣で、政敵居場所
を取られたりしなかったんでしょうか?

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有名な那智の滝をバックにした三重塔の風景です。…現在の塔
昭和47年に再建された物だそうで、ほぼ現代の建物ですね。

那智の滝高さが133mで、単独の滝としては日本一の高さです。

昔の人は大きな自然物とかなど)を見ると「神様が宿ってる」
と思いがちであり、コレまた神格化された物なんでしょう。

忘れずに御朱印を貰ったら、駅ノート最初の目的地である熊野市
へ移動します。

→次回に続く



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No.1622 軽トラック運転日報

南紀への旅2023 ②

2023/09/07(Thu)

では続いてるような新たな報告です。

駅ノート複数回目の流れとして、紀勢本線和歌山方向から順
に回ってるワケですが、続いては新宮以東JR東海エリア3駅
と言う事で、日を改めて1泊2日で回ってきましたクラ駅長です。

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それに加えて今回は西国三十三箇所札所巡りも入ってくるので、
先にソレを済ませる事にして最初の目的地那智山青岸渡寺
に決めました。

奈良県自宅から現地へは幾つかルートがあるんですが、やはり
国道168号線をメインに十津川村から新宮へ抜けるルートが最短
になるようです。

国道168号線山間部バイパス区間が多くなり、私が車の
免許を取った約30年前に比べるとカナリ走りやすくなりました。

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左が日本一長いとされる、名所「谷瀬の吊橋」です。
この前後の区間もトンネルやバイパスで抜けるので、吊橋を見物
するには旧道へ入る必要が生じました。

…元々道幅が狭く離合に時間が掛かるから、行楽期バカ混み
する事になり、地元にしたら面倒なのですよ。「トンネル掘ってやる
からスルーの車そっちを通れ」と言う事なのね。

十津川村はコレまた「日本一広い村」だった筈であり、今回の往路
約170kmのうち、十津川村の区間だけで47km程度あります。

右の画像の先で和歌山県に入るんですが、この辺りで激しい雨
になりました。…「山の天気は変わりやすい」と言うアレかな。

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今回は仕事の3連休のうち後半の2日で行くので、2日目はなるべく
早く帰るべく、カナリ早め(朝の3時半過ぎ)の出発となりました。

7時を過ぎてようやく新宮に出て、国道42号線那智方面に向かい
ます。この辺りも無料のバイパス道路が部分的に開通しており、
と比べればになりました。

イイお天気になってきましたね。高台から海が見える所もあります。

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どうせ通り道なので、過去駅ノートが置かれてた那智駅に寄って
みましょう。戦前に開業した同駅は、那智山への最寄駅として神社
熊野那智大社か?)の駅舎で建てられたんですが、現在はソノ
地位を紀伊勝浦に明け渡し、無人化されています。

…やはり復活してませんか。てか予定外あっても困るけど。

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那智山熊野那智大社青岸渡寺)へは、ココから約8kmです。
山手の方向へ走ると、有名な那智の滝が見えてきました。

ではまず、西国三十三箇所第1番札所となる青岸渡寺にお参り
する事にしましょう。

→次回に続く



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No.1621 軽トラック運転日報