新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

トキ鉄 国鉄急行 ②

2021/11/20(Sat)

そんな感じでえちごトキめき鉄道国鉄急行2号ですが、ようやく
市振駅を発車しました。

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…まずは隙を見て撮った運転士さんのスタフから。
終点の直江津までの間、時刻表に載ってる停車駅糸魚川だけ
なんですが、ココは14分と言う長時間停車になります。

大部分が自由席なので急行料金さえ払えば普段使いに乗る事も
可能なようです。区間内では最も大きい駅だし、地元需要も想定
してあるのかも知れません。

そして掲載のナイ停車駅として能生で2分名立で15分と設定して
ありました。コレは車内放送でも案内されます。

複線区間だから上下交換必要はないワケでして、何があるのか
現状ではよく分かりません。

能生と言えば思い出すのがキハ82系時代特急白鳥勘違い
運転停車ですね。

…今回はその逆と言うか、時刻表には載らないけど停めてやるよ
って感じで帳尻合わせをしてるような気がしましたクラ駅長です。
勿論単なる偶然なのでしょうが。

あと交直両用電車なのでデッドセクションでの交直切り替えが赤く
目立つ状態で書いてありますね。 この区間は第三セクター移管後
気動車ばかりになってるから、普段は要らない操作でしょう。

列車は親不知付近の海岸線に沿って走ります。「国鉄情緒」と言う
事を売りにするなら窓は開けても大丈夫かな?と言う事で、景色が
イイ所で開けて撮ってました。

…詳しくは後述しますが市振発車時点で自由席はほぼガラ空き
の状態だったんです。まだ寒さで苦情の来る季節でもナイでしょ。

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車掌さんが回ってきたので急行券を買います。全区間均一のようで
大人1名が500円でした。

…最初に聞いた話では「始発駅では硬券の急行券を再現した物が
売られてる」と言う話だったので、市振にも係の人が出張して手売り
してるのをイメージましたが どうも有人駅に限った話のようです。

この補充券国鉄風な物が再現されており、紙の地紋「JNR/
こくてつ」のデザインです。ソレと同時に乗車証明書を頂きました。

ではココで、富山で買ってきた駅弁昼食に頂きます。

何となく「国鉄旅幕の内弁当」なイメージなので「雷鳥の歌」と言う
商品です。 …些か小さ目ですが当日の食事全て駅弁に終始する
予定なので、コレぐらいで構わないでしょう。

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暫くすると車内販売が回ってきました。運転開始の初日よっしー
直々に担当してたようですが、直江津のレールパークの従業員
らしいお兄さんです。

飲食物は少なく同社のグッズなどがメインですね。
列車に付いてるのと同タイプの横サボが8,000円とか、買う人は
居るんでしょうか?

グッズ後々残るので、こう言う場合は極力食べ物です。
何度か買ってる同社オリジナルレトルトカレーにしておきましょう。

飲食物ではありますが流石にコレは車内で食べるワケには行かず
自分へのお土産と言う事になります。

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何だカンだとやってるうちに公式な停車駅糸魚川に到着しました。
ココで14分停まります。

…まぁ国鉄時代長距離列車と言うのは時々、非常識なレベル
停車時間を取る物がありましたから、ソレに比べればマシでしょう。

1番線に着くと向かい側には「雪月花」が居ました。コレは午前
午後1本ずつ走る運用の、折り返しのタイミグに当たります。

当日の運転士さんは気さくな方で、停車中にお客さんカメラ
スマートフォンシャッターを押してるのを何度か見ました。 

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そして上り3番線には北斗星塗装EF510による貨物列車が入って
きました。…上記の運転士さん曰く、向こうが2時間ほど遅れたので
実現した並びだそうな。

…今では余裕のありすぎるダイヤだろうし複線区間だから、ソレほど
深刻な乱れにはなってナイようです。

貨物列車先に発車しそうなので、後方へ回って3ショットが撮れ
ないか工夫してみました。…ギリギリですが何とか入ったかな。

色々と見所の多い国鉄急行の旅は、まだまだ続きます

→次回に続く



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No.965 乗り鉄日誌>第三セクター路線

トキ鉄 国鉄急行 ①

2021/11/19(Fri)

さて北陸方面の旅ですが、富山から乗ったあいの風とやま鉄道
えちごトキめき鉄道との境界となる市振に着きましたクラ駅長です。

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社員旅行の時ココで川副さんと話してて「何で乗り換え駅が泊
なんだろう?」と言う話になったんですが、私は市振折り返し
構造的に無理なんだろうと思ってたんですよ。

この辺りは複線区間なので、折り返しには渡り線が必要になります。
到着直前から前方を見てたんですが、富山方渡り線がありました。

…そして回の目的の1つである国鉄急行反対側のホーム
停車してますね。併せて撮り鉄さんたちこっちの気動車にカメラ
を向けています。やはり垢抜けない服装のが多いですな。

市振島式ホームが1本の駅で、国鉄急行が居るのは上り本線上
と言う事になるから、直江津方にも渡り線があるのでしょう。
…でないとそのまま転線して帰れない事になるわ。


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直江津駅の車庫では見た事があった国鉄急行の車両が実際に運用
されてますよ。デビューから間がナイので塗装もキレイですね。

乗り換え時間20分ほどなので、まず駅舎へ行って今回は描き
ません駅ノートチェックだけ済ませてしまいましょう。

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前回の訪問から1年近く経ちますので、絵師さんの作品ゆっくまー
シールも何点か増えてました青いペンの人行方不明になる直前
の物でしょう。デハニ会さんのは美少女バージョンですね。

国鉄急行雪月花を経験すれば、今後の同社路線駅ノート
ネタにも使えそうです。色々としっかり見ておきましょう。

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当日に乗ったのは「急行2号」と言う名前の列車になります。

快速直江津~妙高高原往復し、昼から夕方にかけて市振
往復(1号・2号)糸魚川往復(3号・4号)1回ずつ走る運用に
なってるそうな。…横サボには全部マトメて書かれています。

社員旅行の時に聞いた通り同社JR西日本から買った車両で、
国鉄時代交直急行電車の色に復元されています。…但し
編成のうち2両デッキのない413系…つまり近郊型になりますが。

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富山方先頭車455系と言う、実際に急行列車として走ってた
車両ですね。JR時代格下げ改造車内は色々と変わってますが
その辺は追々説明して参ります。

こちら側にのみ、ヘッドマーク「急行」表示の方向幕が再現されて
いました。「立山」と言う列車名が入ってますが、コレは確か大阪~
富山の急行だったと思います。

電車や気動車の急行にもヘッドマーク付き当たり前でしたが、
国鉄末期面倒くさがって段々と省略されるようになります。

…しかし金沢鉄道管理局ヘッドマークこだわりがあって、最末期
まで伝統が守られてたと聞いた事がありますよ。

ようにのページをめくる名前が変わる構造になってます。コレは
国鉄時代にも実際に存在しました。私の記憶では、快速運用に入ると
ヘッドマークはそのままで、真ん中だけ白無地と言う変な物でした。

そして方向幕JR時代「要らん」埋めてしまったので、陰影を
付けた感じでそれらしい絵が描いてあります。いいアイディアですね。

ではココから直江津まで、国鉄時代戻った雰囲気(になるのか?)で
乗り鉄を楽しむ事にしましょう。

→次回に続く



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No.964 乗り鉄日誌>第三セクター路線

直江津への旅2021 ⑤

2021/11/18(Thu)

そんな感じでえちごトキめき鉄道に乗るべく北陸方面に向かって
おりますクラ駅長です。

前回の記事書き忘れたんですが今回のタイトルが④・⑤なのは、
①~➂8月に存在するからです。あの時はでしたね。

正直な所「直江津まで軽トラック交代なし」と言うのはほぼ苦行
あり、「車なんか使うのはズルい」と言うケースには合致しません

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金沢駅北陸新幹線に乗り換えるワケですが、動線上にある中二階
のセブンイレブンには駅弁置いてませんでした。

「つるぎ」が出るのは将来的に下りホームになる13・14番線なので、
ココには元々売店無かった筈。今回も改札外へ出てみました。

今回は駅弁を買える機会が多くありそうなので、まずは軽めの物
にしておきましょう。目についた「金沢三昧」と言うのを買いました。
上からのどぐろ寿司能登牛おこわかに寿司だそうな。

外箱掛け紙ピカチュウ親方進呈する予定ですが、向こうで
扱う数が多過ぎて一々覚えてません。被ったらごめん

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富山までは新幹線だと約20分です。駅弁の写真を撮って実際に
頂いてたら着く感じでした。

ちなみに私は今回はスーツ着用です。…雪月花ドレスコード
(決まってナイと思うけど)を気にしたのと、鉄ヲタ見られにくい
ように工夫しました。普段からの作業服同様の理由です。

富山でも駅弁を補給しておきましょう。売り場の入口にある新幹線
デザインのマット素敵ですね。何を買ったのかは後のお楽しみ

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ココからは先ず平行在来線あいの風とやま鉄道で、えちご
トキめき鉄道との境界駅である市振まで行きます。

周知の通り2社実質的な乗り換え駅は手前のなんですが、
国鉄急行まで乗り入れない市振折り返すんですよ。
…理由は調べてませんが、何か大人の事情があるのでしょう。

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この周辺ではすっかり定番になった521系です。日中の乗車率
だけを見れば2扉でもよさそうなイメージですが。

乗車券直江津まで通しで買えるので、券売機もありますが
窓口へ行って大き目&双方の駅名が入った物を買ってみました。
…てか切り替えボタンがドコにあるのか分からんかったの。

まで46分掛かるから、電源はありませんがパソコンを開いてココ
までの画像を整理してしまいます。時間は有効に使いましょう。

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と言う事で泊駅です。駅舎の半分ぐらいがカフェ併設待合室
になってますが、前回に降りた時は閉まってたようで手前にある
ヒスイの原石しか覚えてませんでした。

ビールのアテになりそうな軽食も置いてるようです。
食べログなどを見ると厳密にはインドネシア料理店のようですね。

…そして泊駅と言えば日本でココだけかも知れないと言う、会社の
異なる列車同じホームで乗り継げるシステム。

鉄ヲタさんたちが喜んでカメラを向けてますが、もしかしてコレ全部
国鉄急行目当てじゃナイだろうな?

ともあれココから2駅約10分ですが市振駅まで移動します。

→次回に続く



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No.963 乗り鉄日誌>第三セクター路線