新・駅長日誌Ⅱ

…では続いて、大井川鉄道本線の塩郷の駅ノートの３巡目に関する
「おまけネタ」を挟む事に致しますクラ駅長です。



２回連続して同地域を訪れる事になってるのでココまでの道中に関し
関しては割愛しますが、奈良県の自宅から新東名高速道路の島田
金谷インターまで概ね５時間程度で到着しました。

…途中の積雪や凍結を心配したものの然程の影響はなかったです。
その代わり帰路が「近来稀に見る寒波」と言う事で大変でしたよ。

前回（先週）の経験で神尾～福用付近の国道が通れない事は判明
してますので、今回は最初から大井川東岸の県道を走ります。



その前に郵便局に行く用事があったので、金谷の郵便局に寄ります。
…ヤフオクで買った鉄道模型の代金がゆうちょ銀行指定の振込に
なってて、当日中に入金する必要があったのです。

ちなみにソノ時に買ったのが、スロ81系のお座敷列車です。
模型は東京南鉄道管理局からＪＲ東日本に引き継がれた「シナ座」
ですが、昔は大阪の宮原にも同系の車両があったので。

無理矢理のこじ付けですが、この車両は大井川鉄道へも入線実績
があった筈です。



大井川本線の日切駅付近に、旧東海道に相当する国道１号線
へのインターがあります。

…明治以前は治安維持などの観点から、幕府は東海道の大井川
にわざと橋を造らなかったそうで、川の水量が増えると渡し船が
運休して街道の動きが止まる「川止め」が発生した所ですね。

現在はそんな事はなく、道路橋で東岸へ出て川根方向を目指します。



そんな感じで先ずは塩郷の３巡目を描きました。
この付近で見物出来るのは、やはり久野脇橋しかナイので、今回は
時間節約のため渡りませんが、こちら側の袂まで登ってみましょう。

…川を渡る前に民家と道路の上を通るんですよね。ココに住んでる
人ってどんな気分なのかしら？私だったら鬱陶しいだろうなと。

「ゆるキャン△」のアニメや原作本は詳しく見た事がナイんですが、
ポスターなどにも登場する風景ですね。…尤もアレは広角レンズで
撮った写真をスキャンした物だと思われます。

今は漫画の作画方法も、昔とはカナリ変わってる筈でしょう。



そして橋への途中にあるのが、明らかに煙草の自販機を流用した
「ちゃばこ」と言う商品の自販機です。…中身は茶葉だと思われ
ますが、以前には無かった「ゆるキャン△」デザインのパッケージ
が増えてましたよ。

１個600円が10種類で全部買うと6,000円か。好きな人はコンプリート
を目指すんでしょうね。なかなかにボロい商売です。

当日中にもぅ１駅は済ませたいので、次の田野口へ移動します。

※→次回に続く

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さて大井川鉄道の新金谷駅ですが、車庫の反対側にある公園から
見える車両などを撮った後、もう１つある「知る人ぞ知る」引込線
へ行ってみる事にしましたクラ駅長です。



…好事家のブログ記事などを見てると時々出て来る所で、通称を
「大代川側線」と呼ばれる所です。元は砂利採取用の貨物線だった
所のようで、新金谷の車庫の脇から線路が分岐してるんですよ。

ココは長期間使わない車両が押し込んであったり、廃車を解体
する所だったりするようで、恐らくは他社から買った車両などもココ
から線路に乗せるのだと思われます。

…取り敢えず確認したいのは、噂には聞いてるけどまだ見た事の
ない「はまなす」用の14系客車ですね。



地図を見て見当を付けながら進んでいくと、いきなり大物を見つけて
しまいました。今後同社での運用が発表されてるC56135号機です。

コレは兵庫県内の公園で静態保存されてた物を引き取り、クラウド
ファンディングで資金を募って移動＆復元工事が行われるとされて
いる物で、まだ「持ってきただけ」の状態なのでしょう。

…同社に元からある同型のC5644号機は最近あまり走る事がなく、
ジェームス仕様のまま展示されてるだけの状況が続いてますので、
久し振りのテンダ機関車ですね。

私は募金してナイけど、どのようにキレイになるのか楽しみです。



更に先へ進むと、探していた「はまなす」仕様の14系と、昔から
あるお座敷客車が押し込んであるのが見えてきました。

お座敷客車は主に1980年代にＳＬ列車に連結して使われていた物
ですが、元は客車ではなく西武鉄道の電車なのだそうです。

…同時期にあった展望車と合わせて現在は車検切れになっており、
「もう使わないんじゃないかな？」と言う感じですね。

14系はスハフが２両とオハが１両の計３両があります。

…手前の車両は恐らく、機関車の背後にあってテントの中に入って
たのか塗装もキレイなんですが、奥の方は段々と色褪せが目立つ
ようになってきました。譲渡からもう６年も経つんですね。

個人的には「きかんしゃトーマス号」なんてコレや旧「やまぐち号」
の12系でイイと思うので、現状の42系を元に戻して欲しい所です。



そんな感じでもう１泊した最終日ですが、紅の親方のリクエストに
応じるべく朝からもぅ一度、新金谷に寄り道して帰る事にしました。

コラボ企画が為されている「ゆるキャン△」の期間限定の駅弁など
を買うんですよ。…同駅の向かいにある「プラザロコ」と言う施設が
９時に開くと言うので、ソレに合わせて少し前に着きました。

基本的にはキャラクターをあしらった周遊きっぷがメインですが、
この手のグッズ販売と言うのはバカみたいな混み方をする場合が
あり、それ用の規制看板なども用意されています。



しかし平日なのであっけなく空いており、難なく入手する事が出来
ました。…全部で５種類あるようですが、よく分からんので最も人物
が多く載ってる物にしておきましょう。

商品名としては「トマすき弁当」と言い、一般的なすき焼き丼の上に
生のトマトが載った物です。…流石に丸ごと送るワケには行かず、
中身は私が頂くんですが、帰路の昼食として途中休憩で食べました。

トマトを一旦外して電子レンジで温めるのがベストかな。静岡らしく
ワサビ漬けも入ってるし、腹持ちのいい物でした。

ともあれコレで大井川鉄道は、福用を除いて３巡目が半分終了です。
約１週間空けて後半の４駅を回る事にしてますので、土日ネタなどを
挟んだ後に報告を続ける事にしましょう。

※→次回に続く

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そんな感じで何とか今回も、予定通りに４駅を描き終えました。
ココからは以後の「おまけネタ」になりますが、表題の件は後でやる
として、まずは地名駅の周辺から始めますクラ駅長です。



何度か紹介してますが、千頭方向には「日本一短かいトンネル」
と称するコンクリート製の構造物があります。コレは荷物などを運ぶ
索道が上を通ってた時に、線路への落下を防ぐための物だそうな。

…それはイイとして、手前にある信号機ですよ。単線区間の交換駅
だから千頭方向への出発信号機なんですが、列車は運休してても
信号機は点いています。

この事実に妙な感動を覚えるのは私だけ？「死んでないぞ」と言う
生存アピールと言いますか。…震災直後の常磐線とか、アレだけ
長期間で運休してた所でも同様でした。



そして同駅では、「近くに古い発電所の建物が残ってる」と言う事
が観光案内として矢鱈と推されてるので、見に行く事にしました。

…「東海パルプ」と言うから製紙会社なのでしょう。大井川に近い所
で昔の事だから、工場が自前の発電所を持ってたと思われます。

が、行ってみたら見事な更地でした。…調べると2015年ぐらいに
訪れた人のブログがあって、その時点で既に更地だった事が確認
されています。ナイんなら訂正しとけよ。

そうなると「大井川プロペラ船乗り場跡」と言うのも怪しいですね。
…てかプロペラ船って何だよ？スクリューで水を掻くんじゃなく、
水上の空気の方を動かして進むんでしょうか？



ともあれ全ての予定を終えたので、もう１泊すべく島田市の中心街
方向へ戻ってきました。

ついでの事に今回も新金谷の同社車庫を見物して帰ろうと思ったん
ですが、駅の裏手に東金屋公園（ＳＬ広場）なる物がある事に気が
付いたので、ココへ行ってみましょう。

一般的な児童公園のようですが、転車台などの真横にあるので上記
の名前が付いたのだと思われます。確かにイイ環境ですわ。



現状で「きかんしゃトーマス号」以外の同社の一推しはC108号機
だと思われます。塗装も新たに塗り直したようでピカピカですね。

…比較的小さな機関車なので、客車は３両程度が似合う感じかな。
家山で折り返すとバック運転になりますが、タンク機関車ならコレも
得意でしょう。

そして近鉄16000系。…塗装がカナリ劣化しましたね。本家の近鉄
には同形式がまだ残ってる筈であり、引退したら全部ココでもいい
んじゃナイでしょうか？



南海電鉄から来た6000系も、初めて間近で見れました。…いつでも
使えそうな雰囲気ですが、まだ予定は立ってナイようで、同社HPの
車両図鑑にも出てません。

そして更に奥に押し込んであるのが、ED500型電気機関車と京阪
3000系ですね。ED500は個人的に好きな形式ですが、休車状態と
言いつつ、再生出来そうにナイでしょ。…パンタグラフないし。

電気機関車は今後、西武鉄道からの譲渡車が主力になるんでしょう
が、どうもあの色が気に入らないと言うか、旧型客車に似合わない
気がして困る。

車庫の探索はまだ続きます。…ココより奥に、更に秘密基地のような
所があるのを御存知でしょうか？

※→次回に続く

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