新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

龍泉閣・中井侍② おまけネタ

2022/08/31(Wed)

…では飯田線駅ノート2巡目最後として、前日に泊まった
平岡駅「ふれあいステーション龍泉閣」中井侍駅などに関する
「おまけネタ」を紹介しておく事に致しますクラ駅長です。

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同旅館(と言うか駅を含めた施設)の2階の一角に、飯田線歴史
を紹介してある感じのパネル写真の展示と、鉄道模型のジオラマ
がありました。

飯田線明治~昭和初期に、幾つかの小私鉄に分かれて徐々に
線路が延びて行った路線です。県境を跨ぐ三河河合~天龍峡
三信鉄道によって建設され、平岡駅昭和11年開業しました。

12年最後の区間大嵐~小和田開通してめでたく全通
昭和18年にマトメて国有化され、国鉄飯田線となりました。

…説明はありませんが「平岡駅」と言う看板過去に使われてた
だと思われます。

ジオラマには現在の平岡駅の他、中井侍付近の「七曲り」の様子や
「渡らずの鉄橋」なども再現されています。

…駅に居る列車何故かキハ58系なのと、ドコに頼めば動かして
貰えるのかがでしたが。

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そんな龍泉閣朝食を頂き、中井侍駅に向けて出発します。

…前日から旅館前の駐車場に車を置いてるんですが、チェックイン
した時から言われてたのが「明日10時から選挙の演説がある
ので、ソレまで車を出して欲しい」と言う話。

私が着いた日に長野県では県知事選挙告示されたようで、早速
その翌日に、ある候補者さんが演説に来るのだそうで役場から場所
を提供するように言われたとの事でした。

余程心配だったんでしょう。まずチェックアウトする時にフロントの
に言われ、外に出たらバリケードを設置してた人にも言われ…

「そぅ何遍も言わんかて出て行きますから!」と、つい私もキツめ
の口調になってしまいました。ちなみに時刻は朝の8時丁度です。

まぁ田舎ですから、他所者の泊り客より役場選挙の候補者現職
の知事さんだそうな)の方が大事なのでしょう。

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ともあれ中井侍駅に着き、色々と見てると駅ホームとは反対側
一角に、テーブルと椅子を置いたテラス席のような物が見えます。

同駅の直近にあるお家では新茶の時期期間限定日本茶の
カフェを営業するらしいとの事なので、ソレ用の施設なのかも知れ
ません。しかしあそこへ行くにはどぅ言う経路を取ればいいのか?

駅の天龍峡側の一端に線路へ降りる階段がありましたが、渡り板
見当たらず「通行しないで下さい」と書かれた看板もありますね。

コレまたいわゆる「勝手踏切」なのでしょう。テラスは兎も角、その
周りも茶畑なので、畑仕事をするにはココを渡るしかナイようです。

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駅の周辺にはコレまた色々と花が咲いてましたので、ネタ稼ぎ
ために何枚か撮っておきました。…いわゆるネイチャーフォト
専門外ですが、撮り鉄に比べれば簡単なもんです。

桔梗なのは分かりますが、何でしょう?
最近は物体そのものをカメラで撮ってのネット検索が出来るので
調べてみると「シオン」と言うキク科の花だと分かりました。

花や植物を撮る人の中には朝露のイメージ再現するのに霧吹き
で水を掛けるのも居るようですが、コレは天然物ですよ。

…あと聞いた話ですが、自分がキレイな被写体を撮った後、他の
撮影者に同じ物を撮らせたくナイからと、ソノ場を踏み荒らして
去る
輩も居るのだそうです。…撮り鉄より始末が悪いですね。

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そして話は飛びます帰路名阪国道で、前回紹介し損ねた
「伊賀上野パーキングエリアの土手焼き」を食べに寄りました。

…実は初めてではなく何十年も前何度か寄った事があるお店
なのですよ。メニューを見れば分かりますが、おでん一品料理
併せてビールなどの酒類も置いてあります。

どぅ考えても「ドライブの途中」より「腰を据えて飲む」のに適した
お店であり、飲酒運転にもユルかったから、私もソノようにしてた
記憶がありますわ。

…今はそぅ言うワケにも行かず定食(御飯「中」)で注文したら右の
ような感じで出てきました。美味いんですが単調なのと、流石に量が
多くて「早目の夕食」になってしまいました。

7月下旬になると世間では「学校が夏休み」と言う状況になります。
ドコへ行くにも無駄に混むホテルの予約取り辛くなるので、以後
暫くは日帰りで行ける近場駅ノートを中心に回る事にしましょう。




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No.1249 駅長が見た風景

ふれあいステーション龍泉閣

2022/08/29(Mon)

…そんな感じで鶯巣伊那小沢駅ノートを描き終え、天龍村の
中心街まで戻ってきましたクラ駅長です。

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同村の中心街には平岡駅があります。ココには駅ノートの設置は
確認されていませんが、特急「伊那路」も停車する主要駅の1つ
ですね。そして今回はココに併設されている旅館に泊まるんですよ。

建物を正面から見ると、それこそ中規模な旅館にしか見えない感じ
でして、ドコに駅があるのか?と言う状態になっています。
…この裏手に線路があるワケなんですが。

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上の画像で左端に見えている黒い階段を上ると、駅のコンコース
なっています。Wikipediaによると現在の駅舎に変わったのが平成
13年の事、以前は窓口があったような構造ですが、平成24年から
無人駅になったそうな。

島式ホーム1本と何本かの側線がある駅で、改札口とは構内踏切
で繋がっており、豊橋方向からココで折り返す運用もあるようです。

…そして右端見切れた部分旅館の建物がある感じです。

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旅館の名称は「龍泉閣」と言い、駅や売店などを含めた施設全体の
総称「ふれあいステーション龍泉閣」と言う事になるのでしょう。

前回この地域を回った時は、冬場の閑散期で尚且つコロナ自粛
真っ最中だったから定休日に当たって泊まれなかったんです。

…今回ようやく使う事が出来ました。やはり飯田市まで往復すると
無駄が大きいので助かりますね。

旅館の前には温泉のお湯を運ぶタンクローリーが駐まってました。
数km離れた同村内の「おきよめの湯」と言う温泉施設からお湯
運んでくるのだそうです。

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先程の駅コンコースの画像と同じ位置から視線をへ振ると、旅館
のフロント売店などがあります。

建物は4階建てのような構造のようです。大浴場日帰り温泉
としてソレ単独での利用も可能なようでした。…1階のレストラン
昼食にも使えるのか。駅ノート途中に寄るのもアリでしょう。

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建物が線路に沿って横長なので、線路側の部屋に当たればトレイン
ビューだったかも知れませんが、残念ながら今回は道路側です。
同じような値段和室に当たると得したような気分なのは私だけ?

今回はビジネスプランのような安めの料金で申し込んだので、夕食
は付きますが右上のような簡単な物でした。

…少し足らないので1階のレストランへ降りて、ヤマメの開きをアテ
軽く飲んでから就寝する事にしました。ココは大浴場朝からでも
使えるので、朝風呂派の私には有り難い話です。

当日は午後から雨と言う天気予報でしたが、駅ノートを描いてる間
は何とか持ち堪えたようで、暗くなってから結構な雨になりました。

山間いの旅館雨の音を聞いてると、何となく安眠出来るから
不思議ですね。ゆっくり寝て翌朝に備える事にします。

→次回に続く



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No.1247 駅長が見た風景

鶯巣②・伊那小沢② おまけネタ

2022/08/27(Sat)

そんな感じで飯田線駅ノート2巡目ですが、最終シリーズ
初日として鶯巣伊那小沢を描いた当日の「おまけネタ」を紹介して
参りますクラ駅長です。

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当日の早朝4時半過ぎ実家を出て天理市内給油してから現地
へ向かいました。

…昨今は矢鱈とガソリンが高い事が問題視されてますが、奈良県
セルフだと160円程度前回に給油した際のレシートに付いてくる
割引券を使えば158円です。

長野県はコレより1ℓあたり20円程度高いイメージですね。…海から
遠いから輸送費がより高く付いてるのだろうと思ってますが。

奈良にいるうちになるべく多めに入れたかったんですが、ソレほど
減ってなかったのか2,000円分に留まりました。

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いつものように中央自動車道を走ってると、電光掲示板左のような
表示が出ています。…今回は殆ど休みなしで走ってきたので、丁度
この辺に停まろうかと思ってた所だったんですが。

…しかしコレは屏風山パーキングエリア(の施設)火事になった
のか?絵では自動車が燃えてる感じになってますが。

やはり現場では入口が封鎖され、通過せざるを得ない状況でした。
横目で見た感じ、入口のスロープを上がった付近で鋼材を積んだ
トレーラー燃えたようです。

色々と調べたんですがコレに関する報道記事見当たらず、詳細
分かりませんでした。まぁコノ先の恵那山トンネルとかでヤラれて
通行止めを食らうよりはマシでしょう。

てか最近、高速道路バスや大型トラック矢鱈と燃えてる気がする。

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続いては鶯巣伊那小沢で撮れた車両です。
例によって午前中は大抵、特急「伊那路1号」に出会う事が多いの
と、伊那小沢では13:32発の上下交換が見られました。

特急「伊那路」特急とは言っても3両のモノクラス編成停車駅
も矢鱈と多い、165系急行みたいなイメージでしょう。

伊那小沢での上下交換はコノ他にも何本かあるようです。

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そしてソノ伊那小沢ですが、初代駅ノート最終ページ旧型
国電「さよならイベント」の物だと言う写真が貼ってありました。

また先述のようにソレを特集した写真集が置かれています。
後者は全国各地の物を題材にしており、飯田線もソノ一部です。

引退が昭和58年か。この年なら私は11歳ですね。やはり知識と
しては知ってるけど、リアルに体感した事のナイ物件です。

この頃になると父親に頼んで乗り鉄旅行に連れて行って貰ったり
するようになってましたが、やはり夏休みなど年に1回程度の事で
あり、ブルートレインだの保存蒸機だのの大ネタを優先すると
「飯田線の旧型国電」と言う選択肢は出て来にくい所です。

今後ドノように変わって行くのかは不明ですが、今の若い人たち
にとっては313系「懐かしい車両」になる時代も来るんでしょうね。

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…ともあれ上記の2駅描き終え、当日は天龍村の中心地に近い、
平岡駅に併設された旅館に泊まります。

やはり天竜川に沿った少し高台小規模ながら商店街があり、駅の
斜め向かいには新しく開店した地場資本のコンビニがありました。

…今回は食事どぅなってたかな?ビジネスホテルじゃない所では
夕食と朝食の有無も併せて予約する事が多いんですが、カナリ前
やると忘れてしまいます。

今回は2食付きで申し込んだようなので、ココでは酒類と簡単なツマミ
だけ買って行きましょうか。

→次回に続く



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No.1245 駅長が見た風景