新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

社員旅行2019夏 上田電鉄⑤

2019/07/11(Thu)

そんな感じで社員旅行ですが、別所線で終点の別所温泉駅に到着して
おりますクラ駅長です。

20190711a.JPG 20190711b.JPG

繰り返しになりますが、相変わらずレトロなイイ雰囲気の駅ですね。
駅舎現在の物に改築されたのが昭和25年か。…北条鉄道大正
時代の
駅舎見慣れてる身としては、意外に新しい印象です。

タテ置きの駅名票古い物のようですが、観光案内所などの看板
ソレらしく作った新しい物でしょう。しかし雰囲気よく合ってます

20190711c.JPG 20190711d.JPG

ココで見せて頂くのが昭和2年製造のモハ5250型…いわゆる丸窓電車
ですね。昭和61年1500V昇圧まで使われてた車両で、例のマルシン
ハンバーグのCMにも登場する(同型車の可能性あり)です。

こちらも普段車内に関しては一般には公開してませんでしょ。

私も子供の頃電車の本で見た別所線と言えば、やりは丸窓電車
イメージです。…後に5000系青がえる各地に増殖して「またコレか」
辟易としたのを覚えてますが、ソレも昔の事になりましたね。

20190711e.JPG 20190711f.JPG

この電車の最大の特徴である「丸窓」は、戸袋部分に存在します。
日除けはコレまた旧型電車に多い木製ヨロイ式

網棚も現在ではめっきり少なくなった本物の網です。…最近では車内
放送でもソレを意識して「荷物棚」言い換えてるケースが多くない?
「吊皮」は相変わらず吊革のままですが。

戦前では電車そのもの新しい時代の乗り物であり、ローカル線
言えども凝ったデザインの車両が走ってたんだと思ってます。

まぁ都会の電車とてまだまだ黎明期であり、持って来れる中古車
存在しなかった時代なのかも知れませんが。

20190711g.JPG 20190711h.JPG

ソノ代わりツラそうなのが運転席です。…一畑のデハニ50形大概
狭かったですが、コレはどうなんでしょう?

…取り敢えずピカチュウ親方が入れたので物理的には何とかなる
でしょうが、上田電鉄の方曰く「車と衝突したら死にますね」と。

昭和2年長野県では道路を走る車の台数微々たる量だったかも
知れず、ソレに対する安全対策ナイに等しいのかな。古い電車
使われなくなる理由には、コノ辺の事情も絡んでる筈でしょ。

20190711i.JPG
ともあれ、こちらも数少ない社長カットです。

社長はコノ後「折角だから温泉に入りたい
とか言い出して、大部分の皆さんはソレに
付いてゾロゾロと温泉街の方へ歩いて行き
ました。

…私は以前に来た時に入ったのでイイや
と言うか、風呂に入る準備何もナイし。

団体旅行とは言え回数を重ねてるモノ
あり、全員が鉄道には慣れてると言う事で
自由解散みたいになってしまいました。

…「各自で勝手上田市のホテルまで来る事」とか、八甲田山かい!
そんな感じで上田電鉄での行程はココまでになります。

我々が行くに当たって同社の方川副さんと打ち合わせた中で
「何をすればイイんでしょう?」「過去の彼女(木村)のブログ参考
にして下さい。」という会話があったそうですが…

最近の社長ブログ謎の心理カウンセリングに関する内容の方が
多くなっており、目的の記事探すのに苦労された事だと思います。
ソコは「クラ駅長のブログを…」の方が便利だと思うんですがね。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.102 木村鉄道業務日誌