新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ⑦

2022/02/07(Mon)

…そんな感じで久し振りの四国ですが、早い便のフェリーに乗れた
ので四国八十八箇所巡礼の一部を前倒しして、行ける所から行って
しまう事にしましたクラ駅長です。

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まずは徳島県小松島市恩山寺(おんざんじ)と言うお寺からです。
18番札所だそうな。まぁ別に回る順番なんか決めてませんので。

平地から少し小高くなった丘の上にある感じのお寺でした。
小さな山門道路から外れた所にありましたが(画像としてはスルー
した)、正確にはソコが実際の遍路道なのだそうです。

どの札所も弘法大師に縁が深い所なので、必ず大師像大師堂
あるもんなんですが、ココのは一際大きな物ですな。

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札所巡り以外ではソレほどメジャーな所ではナイようです。
石段崩れかけてる箇所もあり「維持大変なんだろう」と思ったら
近くにある杉の木成長しすぎて石段を傾けたようです。

…確かにコレは下手に触らない方がいいかも知れません。
本堂更に高い所にありました。奈良時代に開かれたお寺だと言う
事ですが、建物は何れも後に更新された物でしょう。

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端っこにある地蔵堂には、木彫りの物だと思われる千体地蔵
釈迦十大弟子像が並んでました。…流石に中は撮りにくいけど。

お参りを済ませて御朱印を頂きます。ご本尊釈迦如来か。


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続いては恩山寺から南西へ4㎞ほどの所にある19番札所立江寺
(りつえじ)です。四国の遍路道1,100㎞88の札所があるから
各寺間の距離は平均すると12.5㎞になります。…ココは近い方かな。

牟岐線にココと同じ名前立江と言う駅があり、小さな町の中
ある感じのお寺でした。しかし立派な山門があり、大正時代に建て
られたと言う多宝塔も目立つ存在です。

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資料によるとココも奈良時代の開山で聖武天皇の勅願寺天皇
直接命じて開いた寺)だそうな。

聖武天皇の勅願寺と言うのもカナリ数が多い気がするんですが、
当人はホントに全て把握してたんですかね?現代で何かの認可
出す時に、形式的に大臣の名前でやるアレと同じじゃないのか?

本堂昭和52年に再建されたと言う近代的な建物でした。
御朱印を頂いたら最初の駅ノート訪問地である由岐駅に向かいます。

→次回に続く



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No.1044 軽トラック運転日報