新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

下津井電鉄を探る ②

2022/04/06(Wed)

そんな感じで早朝から始めました下津井電鉄廃線跡を探る旅
ですが、今回も事前に調べたコース駅の跡地をスマートフォン
地図アプリに入れた物を準備してきましたクラ駅長です。

20220406a.JPG 20220406b.JPG

…そうしないと途中ワケが分からなくなるからなんですが、今回は
起点の茶屋町からよく分からない状況でスタートしておりました。

で暫く行くと復元された駅名票を発見。この地点はスタートした現在
の駅前広場から200mほど離れています。…軽便鉄道の駅がソコ
まで大きかったとは思えませんので、その辺りがなんですが。

その少し先から廃線跡本格的に始まっています。現在の道路とは
真っすぐ伸びる線形は鉄道そのものの雰囲気ですね。基本的
には歩行者と自転車のみが通れますが、小型特殊もアリなのか。

20220406c.JPG 20220406d.JPG

元は踏切だったであろう交差点を幾つも越えながら、暫くは直線的
に進みます。早朝なので地元の方ジョギング犬の散歩をしてる
光景が目立ちました。

の画像の付近は両側が桜並木になってるのか。廃止
ですから、勿論それ以後に植えられた樹でしょうが、春のシーズン
にはキレイな風景になる事が想像されます。

水路に掛かる短かい橋廃止後架け替えられた物でしょうが、
橋台や周囲の護岸石積みな所に、鉄道の面影が残っています。

20220406e.JPG 20220406f.JPG

意外と長めの鉄橋もあったようですね。この付近は干拓地なので
田んぼに水を運ぶ用水路も多く通ってるんですよ。

道路と平行している所はガードレールで仕切られており、見た
感じは広めの歩道みたいなんですが、場所によっては廃線跡
自転車道の方が広い所もありました。

20220406g.JPG 20220406h.JPG

ココは意外と駅間が長かったようで、茶屋町駅から当時の営業キロ
2.0kmの地点に最初の駅である天城駅がありました。

50年も経てば駅の痕跡なども全く見当たりませんが、先程の茶屋町
と同じタイプのレプリカ駅名票が建てられています。

Wikipediaによるとココがサイクリングロードとして整備されたのは
廃止から2年後昭和49年なんだそうな。意外と「すぐ」なんですね。

20220406i.JPG 20220406j.JPG

駅名票の見た目が新しいので、に回ってみたら平成31年の建設
である事が記されてました。…てか瀬戸大橋開通して既に30年
以上経ってるんですね。

ココから次の藤戸駅までは約500mのようです。恐らく周辺の地形
や集落の並びに合わせて線路が敷かれたんでしょう。割と急なS字
カーブになってます。まぁ軽便鉄道ならこんなもんか?

駅跡があると取り敢えず停まって休憩出来るので、分かりやすく
整備されてるのは有り難い話です。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1102 鉄道廃線跡を探る